アメリカ発のスマホブランド「motorola」
使いやすさを追求したUIやバッテリー容量、コスパの良さがユーザーから評価されている。

またコスパについては、手ごろな価格で高品質なスマホを目指しており、低すぎず・高すぎずのスペックを持つ”ミドルレンジ”タイプが中心。
実用性に注目が集まるスマホブランドとして、世界中に展開されている。

バッテリーもちや耐久性も評価されていることもあり、アウトドアタイプのユーザーやビジネスマンにも人気があるとのこと。
それでは、2023年を代表するモトローラの8モデルを紹介していこう。
\モトローラおすすめ8機種/








moto g13|オーディオ充実!格安で買えるミドルレンジスマホ
2023年4月発売のmoto g13(定価22,800円)。
価格はエントリーモデルとほぼ変わらないが、スペックは中間層の”ミドルレンジ”。
コスパ性はかなり高い。

とくにオーディオ関連が強く、「3.5mmイヤホンジャック」「デュアルステレオスピーカー」「Dolby Atmos対応」の3点セットは非常にありがたい。
有線イヤホンが使える、スマホの上下から音がでるので聞き取りやすい、そして臨場感ある音を楽しめるといったメリットが並ぶ。

音楽視聴や動画(映画)、ビデオ通話がメインのユーザーにおすすめ。
初めてスマホを持つ中高生にも、サブ機としても役割を果たしてくれそう。
プロセッサー | MediaTek Helio G85 | タイミングが重要なFPSゲームやグラフィック豊かなゲームには不向き |
メモリ/ストレージ | 4GB/128GB | ■ストレージ128GBは満足 ■microSDは最大1TB対応と幅が広がる |
リフレッシュレート | 90Hz | スクロールなめらか |
カメラ | 5,000万画素メインカメラ(f/1.8) 200万画素マクロカメラ(f/2.4) 200万画素深度センサー(f/2.4) 800万画素インカメラ(f/2.0) | ■画素数は問題なし ■超広角カメラはなし ■iphoneやOPPOなどに比べると性能は劣る |
バッテリー | 5,000mAh | ■USB-TypeCケーブル ■20W TurboPower™で急速充電可 ■アダプタやケーブルは未同梱 |
オーディオ | 3.5mmヘッドセットジャック Dolby Atmos対応 デュアルステレオスピーカー搭載 | ■臨場感ある音を楽しめる ■ヘッドセットがなくても音がクリアで聞き取りやすい ■イヤホンジャックあり |
その他 | おサイフケータイ非対応 5G非対応 | – |
もちろん、moto g13は”ミドルレンジ”と言えど基本的なスペックは低め。
下記のように妥協点もあるので、値段が安いというだけで飛びつくのには注意したい。
- ゲームプレイは不向き
- アプリをいくつも起動するともっさり感
- カメラ/Motoアクションなど…各機能に制限あり
- 5G通信/おサイフケータイは非対応
moto g32|動画・音楽視聴ユーザーにうれしいリーズナブルなスマホ
2022年9月より販売されているmoto g32(定価28,800円)。
先ほどのmoto g13と同じくサウンド特化だが、性能はmoto g13よりも優れている。

moto g32も3.5mmイヤホンジャック、デュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos対応とオーディオに強いスペックを持っている。
やはり音楽視聴・動画閲覧・ビデオ通話が多いユーザーにおすすめ。
また、moto g13と比べてカメラ性能がよく(超広角カメラあり)、モトローラ独自機能「Motoアクション」の種類も多くなっている。

プロセッサー | Snapdragon™ 680 4G | ■タイミングが重要なFPSゲームなどには不向き |
メモリ/ストレージ | 4GB/128GB | ■保存容量には困らなそう ■microSDは最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 90Hz | ■スクロールはそこそこなめらか |
カメラ | 約5,000万画素メイン(f/1.8) 約800万画素超広角 深度センサー(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約1,600万画素インカメラ(f/2.4) | ■画素数は問題なし ■広角やマクロ撮影ができる ■iphoneやOPPOに比べると性能は劣る |
バッテリー | 5,000mAh | ■USB-TypeCケーブル ■30W TurboPower™で高速充電可 ■アダプタやケーブルは未同梱 |
オーディオ | 3.5mmイヤホンジャック Dolby Atmos対応 デュアルステレオスピーカー搭載 | ■臨場感ある音を楽しめる ■ヘッドセットなくても音がキレイ (モノラルに比べて) ■イヤホンジャックあり |
その他 | おサイフケータイ非対応 5G非対応 | – |
いっぽう、moto g13同様で価格が低く、その分の妥協点もある。
- プレイが難しいゲームも…(FPSやグラフィック豊かなゲーム)
- アプリをいくつも起動するともっさり感
- 5G通信/おサイフケータイは非対応
moto e32s|安値で買えるライトユーザー向けスマホ
2022年7月より発売のmoto e32sは、機能が最低限の”エントリーモデル”。
特徴はなんといっても定価21,800円(税込)とびっくりするほど安い本体価格。

先ほどのmoto g13と1,000円しか違わないが、いざ蓋を開けてみると、各ECサイトでは16,000円ほどで買えることも。

スマホデビューする中高生や、サブ機として。
またSNS中心のユーザーにもスマホ紛失時の代用機としてもピッタリなモデルだ。
プロセッサー | MediaTek Helio G37 | ■タイミングが重要なFPSゲームなどには不向き ■エントリーモデルのため処理性能は低め |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB | ■microSDは最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 90Hz | ■スクロールはそこそこなめらか |
カメラ | 約1,600万画素メイン(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約200万画素深度センサー(f/2.4) 約800万画素インカメラ(f/2.0) | ■超広角モードはなし ■マクロ撮影ができる ■iphoneやOPPOに比べると性能は劣る |
バッテリー | 5,000mAh | ■USB-TypeCケーブル ■アダプタやケーブルは未同梱 |
オーディオ | モノラルスピーカー搭載 | ■イヤホンジャックあり |
その他 | おサイフケータイ非対応 5G非対応 | – |
もちろん、スペックは金額相応。
ゲームは不向き、カメラもオーディオ機能も、ストレージにいたっても最低限に収まっている。
モトローラ独自機能である「Motoアクション」も未搭載。
買いやすさに重点を置いている分、機能が大胆にカットされていることは押さえておこう。
moto g52j 5G|日本向けのスマホだから安定感バツグン
2022年6月より販売されているmoto g52j 5G(定価39,800円)。
「これがほしかった!」と感じるジャパンスタンダードが特徴のミドルレンジスマホ。

欠点がなく、さまざまな面でストレスを感じないバランスの取れた1台だ。
ミドルレンジとしては何をとっても不足がなく、プロセッサー・メモリ・リフレッシュレート・カメラ・オーディオ…
すべてにおいて平均かそれ以上の性能を兼ね備えている。

モトローラのスマホを検討しているなら「moto g52j 5Gを選ばない理由はない」と言っていいほど、多くの日本人に適したモデルなのが特徴だ。
モトローラ初のおサイフケータイ機能搭載モデルなのも注目。
プロセッサー | Snapdragon™ 695 5G | ■グラフィック豊かなゲームを外せば問題なくプレイ可能 |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB | ■保存容量には困らなそう ■microSDは最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 120Hz | ■画面ヌルヌル(なめらか)を体感できる |
カメラ | 約5,000万画素メイン(f/1.8) 約800万画素超広角 深度センサー(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約1,300万画素インカメラ(f/2.2) | ■画素数は問題なし ■超広角やマクロモードでの撮影ができる ■iphoneやOPPOに比べると性能は劣る |
バッテリー | 5,000mAh | ■USB-TypeCケーブル ■15W TurboPower™ ■アダプタやケーブルは未同梱 |
オーディオ | Dolby Atmos対応 モノラルスピーカー 3.5mmヘッドセットジャック | ■ヘッドセットをつけて臨場感ある音を楽しめる ■イヤホンジャックあり ■ワイヤレスヘッドセットも対応 |
その他 | おサイフケータイ対応 5G対応 | ■モトローラ初のおサイフケータイ搭載モデル |
めずらしいことに、モトローラの中ではデメリットが見つからないmoto g52j 5G。
強いて言えば「バランスが取れすぎてズバ抜けた性能がない」ことが挙がるかもしれないが、それでも気にするユーザーはあまりいないようにも思える。
大きめなディスプレイが許容できれば、ぜひチャレンジしてほしい1台。
edge 30 pro|スマホに「ハイスペック」を求める玄人向け
2022年6月発売のedge 30 pro(定価86,801円)。
スマホの中でも性能が優れた”ハイエンドモデル”に位置し、他と比べて高価格帯であるものの、処理性能がズバ抜けて高いのが特徴。

特に、”スマホの頭脳”とも言われるプロセッサー「Snapdragon™ 8 Gen 1」は、2023年現在でもほぼ最新タイプ。
タイミングがシビアなFPSやリズムゲーム、アクション性の高いゲームを好むユーザー、とにかくハイスペックなスマホを持っていたいユーザーにおすすめの1台だ。

プロセッサー | Snapdragon™ 8 Gen 1 Mobile Platform | ■処理の激しいゲームもサクサクプレイできる |
メモリ/ストレージ | 12GB/256GB 8GB/128GB | ■256GBモデルなら保存容量には困らなそう ■microSDは非対応 |
リフレッシュレート | 144Hz | ■画面”ヌルヌル”なめらかさを体感できる |
カメラ | 約5,000万画素メイン(f/1.8) 約5,000万画素超広角マクロ(f/2.2) 約200万画素深度センサー(f/2.4) 約6,000万画素インカメラ(f/2.2) | ■画素数は問題なし ■超広角やマクロモードでの撮影ができる ■iphoneやOPPOに比べると性能は劣る |
バッテリー | 4,800mAh | ■USB-TypeCケーブル ■68W TurboPower™で超高速充電が可能 ■アダプタやケーブルも同梱 |
オーディオ | Dolby Atmos対応 デュアルステレオスピーカー搭載 | ■ヘッドセットなしでも臨場感ある音を楽しめる ■イヤホンジャックなし ■ワイヤレスヘッドセット対応 |
その他 | おサイフケータイ非対応 5G対応 | – |
いっぽうのデメリットは、下記のような地味な要素が削られている点だ。
それでも、ハイエンドモデルだけあって総合的に評価が高いことは間違いないのだが…
- バッテリー消費が他モデルより激しい
- microSD非対応
- 3.5mmイヤホンジャックなし
moto g31|安さと保存容量が大切なユーザーにぴったり!?
2022年1月より販売のmoto g31(定価25,800円)。
2022年9月に後継機となるmoto g32が発売されたため、スペック的には下位互換機種へランクダウンだが、ユーザーによっては重宝するかもしれない。


プロセッサー | Helio G85 | ■タイミングが重要なFPSゲームなどには不向き |
メモリ/ストレージ | 4GB/128GB | ■保存容量には困らなそう ■microSDは最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 60Hz | ■最新スマホに比べると滑らかさは劣る |
カメラ | 約5,000万画素メイン(f/1.8) 約800万画素超広角 深度センサー(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約1,300万画素インカメラ(f/2.2) | ■画素数は問題なし ■超広角やマクロモードでの撮影ができる ■iphoneやOPPOに比べると性能は劣る |
バッテリー | 5,000mAh | ■USB-TypeCケーブル ■10Wチャージャー ■アダプタやケーブル同梱 |
オーディオ | Dolby Atmos対応 | ■ヘッドセットをつけて臨場感ある音を楽しめる ■イヤホンジャックあり |
その他 | おサイフケータイ非対応 5G非対応 | – |
ネットで調べる限りでは新品での販売も少なくなっており、そろそろ影に隠れそうな予感。
SNSや音楽を楽しむユーザーにおススメとなるが、今買うのであれば上位互換のmoto g32にしておいたほうがいいだろう。
edge 20 FUSION|カメラ性能と安定したスペックがウリの1台
2021年10月に発売されたedge 20 FUSION(定価43,800円)。

“ミドルレンジ”に分類されるが、10,800万画素カメラが他モデルよりも優れており、鮮明な画像が撮影できる。
また負荷の大きいゲームを除けば基本的なスペックも文句なしの1台だ。

ジャパンスタンダードのmoto g52j 5Gとスペックが似ていることから、比較的大衆向けのモデルと捉えることができる。
かつ、様々なシーンでカメラを多用するユーザーであれば、尚ぴったりな1台となりそう。
プロセッサー | MediaTek Dimensity 800U | ■グラフィック豊かなゲームを外せばプレイは問題なし |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB | ■保存容量には困らなそう ■microSDは最大512GB対応 |
リフレッシュレート | 90Hz | ■なめらかさはそれなりに実感できる |
カメラ | 約10,800万画素メイン(f/1.9) 800万画素超広角マクロ(f/2.2) 200万画素深度センサー(f/2.4) 3,200万画素インカメラ(f/2.25) | ■画素数はモトローラで一番大きい ■超広角やマクロモードでの撮影ができる ■iphoneやOPPOに比べると性能は劣る |
バッテリー | 5,000mAh | ■USB-TypeCケーブル ■30W TurboPower™ ■アダプタやケーブル同梱 |
オーディオ | モノラルスピーカー 3.5mmヘッドセットジャック | ■イヤホンジャックあり ■ワイヤレスヘッドセットも対応 |
その他 | おサイフケータイ非対応 5G対応 | – |
いっぽう、総合的なスペックはそれなりに揃っているものの…
カメラ性能とバッテリー性能を除けば、moto g52j 5Gが上位互換モデルとなっている。
カメラに特別な魅力を感じなければ、文句なしでmoto g52j 5Gを選んでおくべきだ。
edge 20|高性能でスタイリッシュなスマホ
2021年10月より販売しているedge 20(定価54,800円)。
同時期に販売スタートしたedge 20 FUSIONとそっくりだが、その性能はFUSIONよりも高く、2023年でも使い勝手のいい1台として活躍しそう。

モトローラスマホの中で一番スタイリッシュなデザイン(厚さ6.99mm/重さ163g)。
圧倒的カメラ性能である、10,800万画素カメラ+望遠800万画素3倍光学ズーム。
ある程度のゲームに適したプロセッサー。

これらの特徴を兼ね備えており、持ちやすくて性能もいいスマホがほしいユーザーにもってこいの1台となりそう。
プロセッサー | Snapdragon™ 778G | ■『原神』のようなゲーム以外ならプレイに問題なし |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB | ■保存容量には困らなそう ■microSD非対応 |
リフレッシュレート | 144Hz | ■画面”ヌルヌル”なめらかを体感できる |
カメラ | 約10,800万画素メイン(f/1.9) 1,600万画素超広角マクロ(f/2.2) 望遠800万画素3倍光学ズーム(f/2.4) 3,200万画素インカメラ(f/2.25) | ■画素数はモトローラで一番大きい ■超広角やマクロモードでの撮影ができる ■iphoneやOPPOに比べると性能は劣る |
バッテリー | 4,000mAh | ■USB-TypeCケーブル ■30W TurboPower™ ■アダプタやケーブル同梱 |
オーディオ | モノラルスピーカー | ■イヤホンジャックなし ■ワイヤレスヘッドセット対応 |
その他 | おサイフケータイ非対応 5G対応 | – |
デメリットになるのは、スタイリッシュゆえに犠牲になったバッテリー容量(4,000mAh)。
また、microSD非対応や、サウンド周りが最低限に抑えられている点も惜しいところだ。
ハイエンドモデルのedge 30 pro同様、かゆいところが気になるが…
モトローラの中でも比較的注目されているモデル。今後も動向が気になるところだ。
スペック比較表はこちら
モデル | 発売 | 定価(税込) | プロセッサー | メモリ/ストレージ | ディスプレイ | リフレッシュ レート | カメラ 画素数 | バッテリー | 5G | おサイフ ケータイ | 外部メディア |
moto g13 | 2023/4 | ¥22,800 | MediaTek Helio G85 | 4GB/128GB | HD+ | 90Hz | 5,000万 | 5,000mAh | × | × | microSD/最大512GB |
moto g32 | 2022/9 | ¥28,800 | Snapdragon™ 680 4G | 4GB/128GB | FHD+ | 90Hz | 5,000万 | 5,000mAh | × | × | microSD/最大1TB |
moto e32s | 2022/7 | ¥21,800 | MediaTek Helio G37 | 4GB/64GB | HD+ | 90Hz | 1,600万 | 5,000mAh | × | × | microSD/最大1TB |
moto g52j 5G | 2022/6 | ¥39,800 | Snapdragon™ 695 5G 2.2GHz | 6GB/128GB | Max Vision | 120Hz | 5,000万 | 5,000mAh | ○ | ○ | microSD/最大1TB |
edge 30 pro | 2022/6 | ¥86,801 | Snapdragon™ 8 Gen 1 | 8GB/128GB | 有機EL | 144Hz | 5,000万 | 4,800mAh | ○ | × | – |
moto g31 | 2022/1 | ¥25,800 | MediaTek Helio G85 | 4GB/128GB | 有機EL | 60Hz | 5,000万 | 5,000mAh | × | × | microSD/最大1TB |
edge 20 FUSION | 2021/10 | ¥43,800 | MediaTek Dimensity 800U | 6GB/128GB | 有機EL | 90Hz | 10,800万 | 5,000mAh | ○ | × | microSD/最大512GB |
edge 20 | 2021/10 | ¥54,800 | Snapdragon™ 778G | 6GB/128GB | 有機EL | 144Hz | 10,800万 | 4,000mAh | ○ | × | – |
モトローラのスマホ8機種のそれぞれの特徴を解説してきた。
どれも魅力のあふれる製品ばかり。
ぜひ、ご自身のライフスタイルに合った1台を探してみてはいかがだろうか。
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