Amazonや楽天市場で見かけることが多くなったMotorola。
実はその歴史はとても深く、スマホは世界50か国ほどから一定の信頼を築いている大手ブランドだ。

このページでは、モトローラスマホの特徴やメリット・デメリットを含む、以下7点について筆者の意見も交えながら解説していく。
気になるところがあれば、ぜひタップして該当箇所までジャンプしてほしい。
モトローラのスマホシェアは?ユーザーから評価されている性能は?
2023年現在、モトローラのスマホが世間から評価されている部分は下記のとおり。

シンプルで使いやすいユーザーフレンドリーな操作性やバッテリー、リーズナブルな金額で買えるコスパの良さが評価されている。
国内、そして世界各国ではどれくらいのユーザーがいるだろうか?
2022年1月~12月のデータによると、全世界におけるモトローラスマホのシェアは約2.5%だ。

ちなみに日本ではiphoneとサムスンが人気。
モトローラユーザーはそれほど多くないのが現状だ。

しかしながら、2022年以降は状況が少しずつ変わってきているようにも思える。
たとえば、「おサイフケータイ」が搭載されたmoto g52j 5G(2022)の発売が大きく注目を集めたのは記憶に新しい。
またモトローラのスマホは、楽天をはじめ、IIJmio(アイ・アイ・ジェイミオ)やmineoなどMVNO各社での取り扱いが増えてきている。
ちなみに、モトローラは格安SIMブランドのIIJmioが一番おトクだ。
新しいスマホを検討しているなら、ぜひチェックしてほしい。
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最近は日本市場における販売強化が伺えるため、今後はシェアを伸ばすことも期待できるだろう。
筆者がモトローラのスマホを選ぶ理由
スマホのブランドを選ぶ理由は人それぞれだ。
価格や使いやすさ然り、ブランドロゴや「なんとなく良さそう」という感覚が決め手になるユーザーもいるだろう。
筆者もその「なんとなく」で決めた1人なわけだが、モトローラの「M」マークにオリジナリティを強く感じたことははっきりと覚えている。

またロゴも踏まえて「他の人と同じスマホはちょっと…」という、自分自身を他者と区別することで自尊心を保とうとする心理が働いたのも理由の1つだ。
主に自己肯定感が低いときに多い心理らしいが、「自分らしさ」に強くこだわりを持っている方はそれなりにいるのではないだろうか。
そして、現にスマホ国内シェアの半分はiphoneが握っているわけで、モトローラユーザーはそう多くないと予想できる。
筆者のような自己肯定感が低い性格であれば、「個性が出るブランド」としてモトローラのスマホがぴったりとハマるのかもしれない。

さて筆者個人としては、残りはすべて後付けの理由となるのだが…
製造と販売元が「アメリカ」であることもモトローラを選んだきっかけの1つ。
というのも、最近シェアを伸ばしている中華スマホについては、個人情報保護について調べれば調べるほど取り扱いに怪しさを感じてしまっている。
もちろんこれは筆者の勝手なイメージであり、また中華そのものを否定するわけでもないが、どうしても中華スマホに関する疑惑ニュースや、昨今のあれこれを意識すると手を出そうとは思えないのだ。
いっぽうのモトローラは、中国企業であるLenovoの傘下という事実もあるが…一応はアメリカ企業の認識だ。
アメリカだからセキュリティがしっかりしているのか?と言われればそれまでだが、やはり比較するとクリーンな”イメージ”があるということで選ぶ理由となっている。
モトローラスマホの特徴は?メリット・デメリットも紹介
モトローラスマホの特徴はどんなものがあるだろうか?
ここではモトローラスマホの独自機能と、ブランド全体としてのスペック解説に入る。
①使いやすさを追求した独自機能「Motoアクション」

モトローラと言えば、感覚的に操作しやすいシステムが評価されている。
そしてその使いやすさを代表する独自機能こそ、このMotoアクションだ。
スマホを持った状態から特定の動作を行うことで、下記のアクションを利用できる。
- スマホを2回振り下ろしてライトON/OFF
- 手首をすばやく2回ひねってカメラ起動
- 電源キーをダブルタップでクイックショートカット
- 電話を下向きにしてマナーモード
- 3本指で画面タッチするとスクリーンショット
※一例。機種によって対応していない動作もあり
ちなみに筆者は「スマホを2回ふってライトON」を重宝している。
暗い所でも画面を見ずにライト点灯できるのは、意外と役に立つ。
個別に解説したページもあるので、どんな動作があるかは下記のリンクから確認してほしい。
これらのアクションはアイコンタッチやスライド操作が必要だった。
だがMotoアクションを設定すれば、ディスプレイを見ることなく特定の動作ができる。
またアクション不要な項目があればOFFにすることも可能だ。
のめり込むほど斬新!とまではいかないが、まさに”痒い所に手が届く”モトローラスマホ独自の機能と言えるだろう。
②ディスプレイ表示のカスタマイズが可能
前述のMotoアクションの一部であるが、毎日見るであろうホーム画面を視覚的にカスタマイズできるのもモトローラスマホの特徴だ。
アプリアイコンの形、フォントスタイル、ホーム画面のレイアウトなど…下図のようにかんたんに変更でき、自分好みのディスプレイが作れる。

③画質の評判は?シンプルで機能豊富なカメラ
モトローラと言えば、少しとび出たアウトカメラが個性的だ。
そのスタイルが印象に残っているユーザーも多いのではないだろうか。

また、アウトカメラは「メインカメラ」「超広角カメラ」「深度センサー」のトリプルカメラシステムを搭載(2眼モデルもあり)。

また画素数についてはモデルごとの大差がなく、概ねメインカメラ5,000万画素に統一。
2023年現在では、edge 20シリーズ(10,800万画素)やmoto e32s(1,600万画素)が異なっているものの、今後も5,000万画素が主流となるだろう。
さて肝心の画質はどうだろうか?ここで2022年に発売されたmoto g52j 5Gで撮影した画像をご覧いただきたい(タップして拡大も可)

また、筆者が愛用していたedge 20 FUSION(2021年発売)で撮影した画像も参考にしてほしい。
画像ファイルの軽量化をしているので、若干の画質劣化があることは含み願いたい。
それなりにキレイな画像が撮れており、単純にカメラを起動して撮るだけなら満足いく画質だ。
個人的にはとくにデメリットは感じられなかった。
ただユーザーの感想ではモトローラのカメラは低評価な一面も。
ピントが合いにくかったり、夜景撮影時の画質の粗さが目立つ点は、実際に使ってみるとよく分かる。
中にはモデル問わず「油絵みたい」というレビューもあり、ズームしたときのボヤっとした感じはたしかに課題点となりそうだ。

ポートレートモードで背景ぼかし
背景をぼかし、いかにもプロが撮影したような画像が撮れるポートレート。
モトローラのスマホカメラにも健在だ。



マクロモードで細部まで撮影
通常モードではボケてしまうレンズ間近での撮影はマクロモードが役に立つ。

モトローラスマホのマクロモードの実力はいかに。
ここもedge 20 FUSIONを例に、実物の画像を見ていこう。

ほぼゼロ距離での撮影だったが、マクロモードとマニュアルフォーカス(PROモード)を組み合わせることでキレイに写してくれる。
もう少しアップにすると…

中央にある黒い物体は小さな虫だ。この虫は1mm以下、肉眼だとほとんど気づけないほど小さい。
こういった小さな部分もしっかり写せる点で悪くはないだろう。
デュアル撮影で風景も自分も
モトローラスマホのカメラ機能の1つ「デュアル撮影」
アウトカメラとインカメラの両方で撮影できる便利なモードだ。


アウトカメラは広角撮影でもでき、また動画撮影でもデュアルモードが使用できるため、様々なシーンで活躍できるのではないだろうか。
④バッテリー|減りやすいと感じることもあるが…おおむね高評価
モトローラスマホはバッテリー容量も概ね同じ値。
「5,000mAh」という数字を見る機会が多く、評価されている模様だ。
「長持ちする」という意見も多くあり、合格点と言えるかもしれない。

筆者個人としても、一昔前に使っていたスマホより減りが早いと感じたこともある(気のせい?)が、ストレスというほどではない。
むしろ、煩わしい充電時間をガッツリ減らしてくれるTurboPower™チャージャーには驚かされるばかりである。

モデルによって対応するチャージャーは異なるが…
たとえば、68W TurboPower™に対応しているedge 40(2023発売)は、約50分でフル充電ができる。

30W TurboPower™対応のmoto g32(2022発売)は、約2時間ちょっとでフル充電できる

全モデルすぐにフル充電OK!とまではならないが…
とくにスペックの高いモデルは急速充電が捗るようになっていてうれしい。
⑤docomo回線は5Gの恩恵が少ない
モトローラのスマホも5G対応の機種が増えてきているが、docomo回線ユーザーに関しては5Gの恩恵が少ない。
というのも、docomoでは「n78」「n79」という5Gの周波数帯を利用しているが、モトローラの5G対応スマホは「n79」に非対応だからだ。
これは海外メーカーが軒並み「n79」に対応していないことが原因だが…
したがってモトローラ製品は「n78」のみの利用となり、必然的に5Gネットワークエリアの半分しか使えないこととなる。
5Gにまったく対応していないわけではないものの…
docomo回線のユーザーはこの点は考慮しておくべきかもしれない。
(※2023/9 追記)
2023年8月に発売したrazr 40 ULTRAは、n79ミリ波に対応確認。
docomo回線でも問題なく5G通信を使える。
⑥PCとスマホを接続できる「Ready for」機能
モトローラの一部のスマホ(edge 20やedge 30 proなど)で使用できる機能。
ケーブル・ワイヤレスでPCやテレビと接続することができ
- 画像や動画をかんたんに転送できる
- スマホのゲーム画面やビデオ通話をテレビに反映させる
といった数々のアクションが可能。
個人的にはケーブルを使ってPC画面に接続する方法は重宝している。
専用のアプリをダウンロードして、画像データをスマホからかんたんにPCに移動できる。

Ready for機能があることで、わざわざ画像をGoogle Photoから取り出したり、自分宛てに画像添付したメールを送る必要もない。
ケーブル1本で自在に転送できるため、非常に作業が楽になったと感じている。
【2023.9最新】モトローラ|各シリーズとおすすめラインナップ
モトローラスマホの特徴を述べてきた。
ここからは、製品の4つのシリーズと2023年9月現在におけるおすすめのラインナップ10選を紹介したい。
ぜひご自身のライフスタイルに合った1台を見つけてほしい。
また、ここで取り上げているラインナップの詳細情報は下記リンクにて↓
モトローラ 「e」シリーズ

moto e32s|スマホデューやサブ機に!安値で買えるエントリーモデル
定価(税込) | 21,800円(税込) |
プロセッサー | MediaTek Helio G37 |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
外部メディア | microSD 最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 90Hz |
カメラ画素数 | メインカメラ約1,600万画素(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約200万画素深度センサー(f/2.4) 約800万画素インカメラ(f/2.0) |
バッテリー | 5,000mAh |
5G | 未対応 |
おサイフケータイ機能 | なし |
サウンド | モノラルスピーカー |
USBケーブル | USB-Type C |
2022年7月に発売されたmoto e32s。
値段・スペックともに”エントリーモデル”に分類されており、スマホデビューやサブ機種として使用したいユーザーにおすすめとなっている。
メインメモリ、内部ストレージ、”画面ヌルヌル”に関わるリフレッシュレート、カメラ、そしてMotoアクションも…スペックは本当に必要最低限。
SNS、通話、動画再生、Web検索、こだわりのないカメラ操作など、幅を限定しているからこそ安値を実現できていると考えていいだろう。
逆に考えれば、ただ安いからと言って手を伸ばすとスペックの低さにショックを受けることになるので、くれぐれも注意していただきたい。
モトローラ 「g」シリーズ

moto g52j 5G|弱点が少ないオールマイティな日本向けスマホ
モデル名 | moto g52j 5G | moto g52j 5G Ⅱ |
定価(税込) | 39,800円 | 40,800円 |
プロセッサー | Snapdragon™ 695 5G | Snapdragon™ 695 5G |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB | 8GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大1TB対応 | microSD 最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
カメラ画素数 | 約5,000万画素メインカメラ(f/1.8) 800万画素超広角深度センサー(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約1,300万画素インカメラ(f/2.2) ※(f/〇〇)→絞り値 | 約5,000万画素メインカメラ(f/1.8) 800万画素超広角深度センサー(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約1,300万画素インカメラ(f/2.2) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 5,000mAh | 5,000mAh |
5G | 対応 | 対応 |
おサイフケータイ機能 | あり | あり |
サウンド | ・モノラルスピーカー ・Dolby Atmos対応 ・3.5mmヘッドセットジャック | ・モノラルスピーカー ・Dolby Atmos対応 ・3.5mmヘッドセットジャック |
USBケーブル | USB-Type C | USB-Type C |
2022年6月に発売されたmoto g52j 5G。
そして、2023年7月にグレードアップしたmoto g52j 5G Ⅱ。
モトローラ初の「おサイフケータイ」搭載モデルであり、発売当初は大きな話題を呼んだ。
スペックは高すぎず低すぎずの”ミドルレンジ”に分類されており、さらにその中でも極端に劣るところがない万能型。
グラフィック処理の激しいゲームを除けば、基本的にはなんでも対応できる優れモノと言っていいだろう。
日本向けに製造されただけあって、多くの日本ユーザーに好まれる1台。
スマホに「これ!」といったこだわりがなければ、moto g52j 5Gを買わない理由はない。
moto g53j 5G|コスパがよく、使いやすさが定評のモデル
定価(税込) | 34,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon™ 480+ 5G |
メモリ/ストレージ | 8GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 120Hz |
カメラ画素数 | 5,000万画素メイン(f/1.8) 200万画素マクロ(f/2.4) 800万画素インカメラ(f/2.0) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 5,000mAh |
5G | 対応 |
おサイフケータイ機能 | 対応 |
サウンド | ・デュアルステレオスピーカー ・Dolby Atmos対応 ・3.5mmヘッドセットジャック |
USBケーブル | USB-Type C |
2023年7月に発売のmoto g53j 5G。
moto g52j 5Gよりもスペックは落ちるが、コスパ性は非常にいい。
とくにメインメモリ8GBや、”画面ヌルヌル”に関わるリフレッシュレートの高さ(120Hz)は、本体価格以上に優れた機能となる。
また、ジャパンシリーズということでおサイフケータイにも対応。
本体がコンパクトで持ちやすい点も、使いやすさに貢献している。
コンパクトさもコスパのよさもほしいユーザーには必見か。
moto g32|スピーカーが優秀!サウンド特化のミドルレンジスマホ
定価(税込) | 28,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon™ 680 4G |
メモリ/ストレージ | 4GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 90Hz |
カメラ画素数 | メインカメラ約5,000万画素(f/1.8) 約800万画素超広角深度センサー(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約1,600万画素インカメラ(f/2.2) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 5,000mAh |
5G | 未対応 |
おサイフケータイ機能 | なし |
サウンド | ・デュアルステレオスピーカー ・Dolby Atmos対応 ・3.5mmヘッドセットジャック |
USBケーブル | USB-Type C |
2022年9月に発売されたmoto g32。
中間層の”ミドルレンジ”として販売されているが、その中でもスペックは比較的おとなしめ。
いっぽうで2つのステレオスピーカー内蔵に加え、臨場感あふれる音が楽しめるDolby Atmosに対応しており、かつ有線イヤホンにも対応。
サウンドに特化しているのが特徴だ。
日ごろからエンタメ利用に馴染みあるユーザーにおすすめの1台となりそう。
激しい処理を必要としないゲームもプレイ可。
moto g13|安値で買えるサウンド特化のミドルレンジスマホ
定価 | 22,800円(税込) |
プロセッサー | MediaTek Helio G85 |
メモリ/内部ストレージ | 4GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大512GB対応 |
ディスプレイ | 6.5インチHD+ LCDディスプレイ |
リフレッシュレート | 90Hz |
カメラ | 5,000万画素メインカメラ(f/1.8) 200万画素マクロカメラ(f/2.4) 200万画素深度センサー(f/2.4) 800万画素インカメラ(f/2.0) |
バッテリー/充電 | 5,000mAh/USB Type C (バッテリー,ケーブルは未同梱) |
5G | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応(NFCは対応) |
オーディオ | ・デュアルステレオスピーカー ・Dolby Atmos対応 ・3.5mmイヤホンジャック |
2023年4月に発売されたmoto g13。
中間層の”ミドルレンジ”に分類されるが、その中でもエントリーモデルに近いところに位置している。
前述のmoto g32と同じくデュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos対応、3.5mmイヤホンジャックのサウンド特化型。
ただしmoto g32よりも安く、20,000円ちょっとで買えるほどリーズナブルなのもポイントだ。
その分スペックも低くなっているわけだが、スマホを買う予算が限られる中で、音楽や動画はしっかり楽しみたい!といったユーザーにおすすめと言えそう。
モトローラ 「edge」シリーズ

edge 30 pro|ゲームもサクサク!スペックが高いハイエンドモデル
定価(税込) | 89,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon™ 8 Gen 1 Mobile Platform |
メモリ/ストレージ | 12GB/256GB (8GB/128GB) |
外部メディア | ー |
リフレッシュレート | 144Hz |
カメラ画素数 | 約5,000万画素メインカメラ(f/1.8) 約5,000万画素超広角マクロ(f/2.2) 約200万画素深度センサー(f/2.4) 約6,000万画素インカメラ(f/2.2) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 4,800mAh |
5G | 対応 |
おサイフケータイ機能 | なし |
サウンド | ・ステレオスピーカー×2 ・Dolby Atmos対応 |
USBケーブル | USB-Type C |
2022年6月に発売されたedge 30 pro。
モトローラでは珍しいハイエンドモデルで、スマホゲーマーや、とにかくハイスペックな機種を持っていたいユーザー向けのモデルだ。
なんといっても”スマホの頭脳”であるプロセッサーが優秀。
「Snapdragon™ 8 Gen 1」は2023年現在でもほぼ最新のチップで、グラフィック処理の激しいゲームでもサクサクとプレイできるほど注目を集めている。
その分、デメリットとなる部分も垣間見えるものの…
とにかくスペックの高さでカバーできている優秀な1台。
edge 40|国内モトローラ初のカーブディスプレイ&スペック高
定価(税込) | 64,800円(税込) |
プロセッサー | MediaTek Dimensity 8020 |
メモリ/ストレージ | 8GB/256GB |
外部メディア | ー |
リフレッシュレート | 144Hz |
カメラ画素数 | 約5,000万画素メインカメラ(f/1.4) 約1,300万画素超広角マクロ(f/2.2) 約3,200万画素インカメラ(f/2.4) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 4,400mAh |
5G | ○ |
おサイフケータイ機能 | ○ |
サウンド | ・ステレオスピーカー×2 ・Dolby Atmos対応 |
USBケーブル | USB-Type C |
2023年7月発売のedge 40は、スペックが高めの”ミドルハイ”クラス。
総合的にスペックが際立ち、使いやすさは国内モトローラスマホの中でも断トツだ。
また、edgeシリーズでは初となる「カーブディスプレイ」を搭載。
本体側面まで伸びるディスプレイは、スタイリッシュな見た目を演出してくれる。
スマホ本体のサイズが非常にコンパクト(縦約158mm)なのも特徴。
スタイル・スペック・コスパ……3点そろったモトローラの風雲児的ポジション。
edge 20|高スペックで10,800万画素カメラがウリのスマート機種
定価(税込) | 54,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon™ 778G |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB |
外部メディア | 未対応 |
リフレッシュレート | 144Hz |
カメラ画素数 | 約10,800万画素メインカメラ(f/1.9) 約1,600万画素超広角マクロ(f/2.2) 望遠800万画素3倍光学ズーム(f/2.4) 約3,200万画素インカメラ(f/2.25) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 4,000mAh |
5G | 対応 |
おサイフケータイ機能 | なし |
サウンド | モノラルスピーカー |
USBケーブル | USB-Type C |
2021年10月に発売されたedge 20。
中間層の”ミドルレンジ”だが、そこそこ優れたスペックを持ち合わせていることから、ハイエンドモデルに近い扱いとなっている。
モトローラスマホの中で一番薄くて軽い(約6.99mm,163g)スタイリッシュな作りが特徴。
また10,800万画素カメラや望遠光学ズームにもスポットが当たっており、さらにゲームもそつなくこなせる(原神はキツイが)ほどのスペックも魅力的だ。
スペックがよく、手に馴染みやすいスマホを求めているユーザーにおすすめしたい1台。
edge 20 FUSION|10,800万画素カメラが特徴
定価(税込) | 43,800円(税込) |
プロセッサー | MediaTek Dimensity 800U |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大512GB対応 |
リフレッシュレート | 90Hz |
カメラ画素数 | 約10,800万画素メインカメラ(f/1.9) 800万画素超広角マクロ(f/2.2) 200万画素深度センサー(f/2.4) 3,200万画素インカメラ(f/2.25) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 5,000mAh |
5G | 対応 |
おサイフケータイ機能 | なし |
サウンド | モノラルスピーカー 3.5mmヘッドセットジャック |
USBケーブル | USB-Type C |
2021年10月に発売されたedge 20 FUSION。
中間層の”ミドルレンジ”に分類され、そこにふさわしいバランスの取れたスペックに加え、10,800万画素カメラが特徴となっている。
望遠光学ズームが搭載されていないのは残念だが、edge 20より安く買えるのは嬉しいポイントだ。
2023年現在では値引き販売が増えているため、そこそこスペックの高い掘り出し物を狙うユーザーにうってつけの1台かもしれない。
razrシリーズ

razr 40 ULTRA|なんでもできる新しいモトローラスマホ
2023年8月に発売されたrazr 40 ULTRA。
これまでモトローラのハイスペックと言えば「edgeシリーズ」が主体だったが、正式にその座についたrazrシリーズの2号機。
一昔前のガラケーを彷彿とさせる折りたたみディスプレイと、最上位のスペックを兼ね備えているのが特徴だ。
定価(税込) | 155,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon 8+ Gen 1 Mobile Platform |
メモリ/ストレージ | 8GB/256GB |
外部メディア | – |
リフレッシュレート | メインディスプレイ:165Hz 背面ディスプレイ:144Hz |
カメラ画素数 | 1,200万画素メイン(f/1.5) 1,300万画素超広角+マクロ(f/2.2) 3,200万画素インカメラ(f/2.4) |
バッテリー/充電 | 3,800mAh 30W TurboPower™対応 |
5G | 対応 |
おサイフケータイ機能 | なし(NFCは対応) |
オーディオ | デュアルステレオスピーカー Dolby Atmos対応 マイク×3 |
USBケーブル | USB-Type C |
なんといっても、折りたたんだ状態でディスプレイを操作できるのは革新的。
メッセージの送受信や音楽の再生などがコンパクトサイズでできること…
まさにガラケーを楽しんだ世代を中心に人気が出ているのではないだろうか。
発売当初はあっという間に売り切れてしまったモトローラ渾身の1台。
これからが楽しみなシリーズだ。
【2023.9.4更新】モトローラ 新製品情報
現在、当ブログメディアの調査範囲の中で、新製品の情報は入っていない。
いっぽう他国においては様々なモデルが発売されており、下記モデルは確認済みだ。
- moto g14
- moto g84 5G
- razr 40
今後も、モトローラからは複数のモデルの発売が考えられる。
諸外国の情報をチェックしながら、都度ニュース記事を公開していきたい。
モトローラのスマホに合うアクセサリは?
モトローラのスマホと連携できる各種アクセサリーもいっしょに紹介しておこう。
必ずなくてはならないアイテムではないが、あったらあったでライフスタイルの質が向上する便利なものばかりだ。ぜひチェックしてほしい。
スマートウォッチ「Moto 360」
モトローラより発売されている水陸両用のスマートウォッチ。
丸型のオシャレなデザインが特徴的で、交換可能なストラップバンドは本革レザータイプとスポーツ用のシリコンタイプの2種類が同梱されている。
スペックとしては、健康管理やフィットネスのための機能が豊富だ。
心拍数や歩数計、消費カロリー、睡眠時間計などウェアラブルデバイスとして最低限の機能はもちろんのこと、Google Nowを利用した天気予報・ニュース等のチェックも可能。
デバイス本体はデジタルディスプレイとなっており、自分好みにカスタマイズできるウォッチフェイス、スマホとBluetoothで連携させて受信通知を確認したり音楽再生の操作もこなせる。
とても幅広い利用ができるため、スマホとセットで使えばよりいっそうモトローラへの愛着が湧いてくるかもしれない。
モトローラ ターボパワーチャージャー 30W
モトローラが開発した独自の急速充電技術で、より早くスマホの充電が可能となる。
一部は購入時に同梱されているが、モデルによっては未同梱だ。
ちなみに、筆者が使用しているedge 20 FUSIONにもチャージャーは同梱されていた。
充電時間も、1時間30分もあればほぼ100%充電ができ、その速さに驚いたのはよく覚えている

尚、先ほど紹介したmoto e32sをはじめ、モデルによっては30Wチャージャーに対応していないので注意してほしい。
※15W対応・20W対応のモデルの場合、30Wでの充電はできないがチャージャー自体は使うことができる。
PD対応のモバイルバッテリー
外出時にスマホを多用するユーザーには、モバイルバッテリーもおすすめしておきたい。
ここ最近の新しいスマホは、スペック向上に伴ってバッテリー消費も大きくなっている傾向がある(ように感じている)。
筆者も気づいたらバッテリーがほとんどなくなっていた!という経験があり、本格的にモバイルバッテリーの携帯を考えているところだ。
そして、モトローラの一部スマホが急速充電できるPD(パワーデリバリー)に対応していることから…上記のような製品を1つでも持っておくと余裕が出てくるはずだ。
前述したラインナップの中では、下記モデルがPD対応だ。
- moto g52j 5G
- edge 30 pro
- edge 20
- edge 20 FUSION
- moto g32(公式で説明がないため要確認)
※moto e32sはPD対応していないため注意が必要だ。
先ほどのパワーチャージャーとうまく使い分けしながらバッテリー管理をしていこう。
スマホのセキュリティについて
モトローラはセキュリティに対しても力を入れており、独自のセキュリティ機能も備えたスマホを提供している。
どのようなものがあるか見ていこう。
顔認証と指紋(しもん)認証
まずモトローラの特徴の1つ「Motoアクション」については先ほど解説をしてきたが、そのうちの1つに「スマホを手に取って画面を見てロック解除」がある。
言ってみれば一般的な顔認証システムに変わりないのだが…。
まぁそれはいいとしてON/OFFの切り替えが可能だ。

また、これも今のスマホでは一般的だが「指紋認証」も使いやすいと感じている。
設定後、電源ボタンやディスプレイにタッチするとロック解除が可能。
複数の指で指紋登録ができるため、防犯としても使いやすさとしても設定しておきたい。

Moto Secure
一部のモデル(moto g53j 5G、edge 40など)に搭載されたセキュリティ機能。
ネットワークの保護や、ロック画面のセキュリティに関する設定ができる。

筆者個人としては、他人に見られてはいけないアプリの起動にパスワードを設定する「Secureフォルダ」がとても重宝する。
また、パスワード設定だけでなく、アプリのダミーアイコンを置いたりなどトリッキーなことができるのも面白い。
スマホの保護を大切にしているユーザーには注目の機能と言えそうだ。
セキュリティアップデート
他にもモトローラは定期的にセキュリティアップデートを提供しているため、最新のパッチセキュリティが適用されている。
同時にGoogle Play プロテクトにより、有害なアプリがないか、アプリやデバイスに不正な動作がないかチェックも定期的に入っている。
このように、他のスマホブランドと同様に万全なセキュリティ対策が施されているため、安心して使えると言ってもいいのではないだろうか。
初期不良やトラブル時の保証サービスについて
モトローラスマホは、購入先(公式ショップ・ECサイトなど)を問わず初期不良に対してのメーカー保証がついており、購入後12ヵ月以内に発生した自然故障に対しては無償修理が受けられる。
ただし、あくまで自然故障のみだから、紛失や落下等には対応していない。くれぐれも丁寧に扱いたいところである。
いっぽう、とは言っても「スマホを落として画面が割れてしまった」「水漏れで故障した」などのトラブルが起きる可能性もあるだろう。
頼もしいことに、モトローラはそういったトラブルに対応してくれるmoto careという有料サポートがある。
所謂スマホに対する保険のようなもので、月額・年額(2年・3年)の支払いをすることにより、特定のトラブルに対して年に1回だけ保証してくれる。
このmoto careも、申込みするのにスマホの購入先は問われていない。
スマホ購入後14日以内の申込みが条件となるが、公式サイト・ECサイトいずれのサイトから購入したスマホでも申込みが可能。
初めてインターネットにつないだ日を起点として保証がスタートする仕組みだ。
保証の対象は、水漏れ・落下による故障、メーカー保証期間終了後の自然故障。
盗難、紛失、経年劣化は保証の対象外となるので注意しておきたい。
尚、実際に修理することになった場合、月額料金とは別に3,000円~10,000円の自己負担金がかかる旨も抑えておこう。
もちろん修理代は高くつくから、自己負担金を払ってたとしても安いものと考えられる。
もっとも、破損しないよう大事にスマホを使用することが一番だが、もし少しでも不安があるのなら申し込みをしておいてもいいだろう。
詳細は公式ページにて確認してほしい。
モトローラを楽しもう
冒頭で解説したように、モトローラのシェアは日本・世界ともにあまり取れていない。
実際のところ、カメラをはじめとした各機能は他ブランドのほうが優れていることもあり、モトローラ独自の機能もあるが、まだまだ及んでいないのかもしれない。
しかしながら、moto g52j 5Gをはじめとしてヒットするスマホが登場しつつあるのも事実。
今後も私たちを驚かせてくれるようなモデルを作ってくれそうな予感はしているので、ぜひ今後も応援していきたいところだ。
この機会にぜひモトローラを利用してみてはいかがだろうか。
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