Amazonや楽天市場で「モトローラ」の名前を見て、そのスペックや個性が気になっているユーザーも多いと感じている。
このページでは、そんなユーザーに向けてモトローラスマホの特徴やおすすめのラインナップを紹介。
以下7点について、筆者個人の意見も踏まえながら解説していこう。
気になるポイントだけ読んでいただいてもまったく問題ない。タップして該当箇所までジャンプしてほしい。
モトローラってどんな企業?スマホシェアは?

モトローラはアメリカに本社を置く通信機器メーカー。
1928年創業、世界で初めて携帯電話を発売させた歴史があり、2023年となった現在でもスマホやタブレット、通信機器などを製造・販売している。
中でもスマホは、シンプルで使いやすいUI(ユーザーインターフェース)や優れた耐久性が評価されており、またリーズナブルな金額で買えるため日本市場でも露出が増えてきている。
ただ爆発的に人気があるのか?と言われると…実はまだ微妙なところでもある。
2022年1月~12月のデータによると、全世界におけるモトローラスマホのシェアは約2.5%だ。

また日本においてはランキング圏外と苦戦中だ。日本はとくにiphoneが人気で、次に多いソニーですら10%程度しかシェアを取れていない。
果たしてモトローラがシェアを取れる日はくるのだろうか?

しかしながら、2022年以降は状況が少しずつ変わってきているようにも思える。
たとえば、日本のスマホ市場独自の技術規格「おサイフケータイ」機能が搭載されたmoto g52j 5Gの発売(2022)が大きく注目を集めたのは記憶に新しい。
また、モトローラは主要3社(au,docomo,softbank)未販売の背景があるが、大手キャリア入りを果たした楽天をはじめ、IIJmioやmineoなどMVNO各社でも取り扱いが増えてきている。
最近は日本市場における販売強化が伺えるため、今後はシェアを伸ばすことも期待できるだろう。
筆者がモトローラのスマホを選ぶ理由
スマホのブランドを選ぶ理由は人それぞれだ。価格や使いやすさ然り、ブランドロゴや「なんとなく良さそう」という感覚が決め手になるユーザーもいるだろう。
筆者もその「なんとなく」で決めた1人なわけだが、モトローラの「M」マークにオリジナリティを強く感じたことははっきりと覚えている。

またロゴも踏まえて「他の人と同じスマホはちょっと…」という、自分自身を他者と区別することで自尊心を保とうとする心理が働いたのも理由の1つだ。
主に自己肯定感が低いときに多い心理らしいが、「自分らしさ」に強くこだわりを持っている方はそれなりにいるのではないだろうか。
そして、現にスマホ国内シェアの半分はiphoneが握っているわけで、モトローラユーザーはそう多くないと予想できる。
筆者のような自己肯定感が低い性格であれば、「個性が出るブランド」としてモトローラのスマホがぴったりとハマるのかもしれない。

さて筆者個人としては、残りはすべて後付けの理由となるのだが…
製造と販売元が「アメリカ」であることもモトローラを選んだきっかけの1つ。
というのも、最近シェアを伸ばしている中華スマホについては、個人情報保護について調べれば調べるほど取り扱いに怪しさを感じてしまっている。
もちろんこれは筆者の勝手なイメージであり、また中華そのものを否定するわけでもないが、どうしても中華スマホに関する疑惑ニュースや、昨今のあれこれを意識すると手を出そうとは思えないのだ。
いっぽうのモトローラは、中国企業であるLenovoの傘下という事実もあるが…一応はアメリカ企業の認識だ。
アメリカだからセキュリティがしっかりしているのか?と言われればそれまでだが、やはり比較するとクリーンな”イメージ”があるということで選ぶ理由となっている。
モトローラスマホの特徴は?メリット・デメリットも紹介
モトローラスマホの特徴はどんなものがあるだろうか?
ここではモトローラスマホの独自機能と、ブランド全体としてのスペック解説に入る。
かゆいところに手が届く独自機能「Motoアクション」

モトローラ独自の機能といえば、このMotoアクションが非常に役に立つ。
スマホを持った状態から特定の動作を行うことで、下記のアクションが実行可能だ。
- スマホを2回振り下ろしてライトON/OFF
- 手首をすばやく2回ひねってカメラ起動
- 電源キーをダブルタップでクイックショートカット
- 電話を下向きにしてマナーモード
- 3本指で画面タッチするとスクリーンショット
※機種によっては対応していない動作もあり
個別に解説したページもあるので、どんな動作があるかは下記のリンクから確認してほしい。
ちなみに筆者個人としては「スマホを2回ふってライトON」を重宝している。
本来であれば、これらのアクションはアイコンタッチやスライド操作が必要。
だがMotoアクションを設定すればディスプレイを見ることなく特定の動作ができ、またアクション不要な項目があればOFFにしておくこともできる。
のめり込むほど斬新!とまではいかないが、まさに”痒い所に手が届く”モトローラスマホ独自の機能と言えるだろう。
ディスプレイ表示のカスタマイズが可能
前述のMotoアクションの一部であるが、毎日見るであろうホーム画面を視覚的にカスタマイズできるのもモトローラスマホの特徴だ。
アプリアイコンの形、フォントスタイル、ホーム画面のレイアウトなど…下図のようにかんたんに変更でき、自分好みのディスプレイが作れる。

画質の評判は?シンプルで機能豊富なカメラ
モトローラと言えば、少しとび出たアウトカメラが個性的だ。そのスタイルが印象に残っているユーザーも多いのではないだろうか。
基本的にどのモデルもアウトカメラは「メインカメラ」「超広角カメラ」「深度センサー」のトリプルカメラシステムを搭載している。

また画素数についてはモデルごとの大差がなく、概ねメインカメラ5,000万画素に統一。
2023年2月現在では、edge 20シリーズ(10,800万画素)やmoto e32s(1,600万画素)が異なっているものの、今後も5,000万画素が主流となるだろう。
さて肝心の画質はどうだろうか?ここで2022年に発売されたmoto g52j 5Gで撮影した画像をご覧いただきたい(タップして拡大も可)

また、筆者が愛用しているedge 20 FUSION(2021年発売)で撮影した画像も参考にしてほしい。
画像ファイルの軽量化をしているので、若干の画質劣化があることは含み願いたい。
それなりにキレイな画像が撮れており、単純にカメラを起動して撮るだけなら不便は感じない。
ただユーザーの感想ではモトローラのカメラは低評価。とくにピントが合いにくかったり、夜景撮影時の画質の粗さが目立つ点は、実際に使ってみるとよく分かる。
中にはモデル問わず「油絵みたい」というレビューもあり、ズームしたときのボヤっとした感じはたしかに課題点となりそうだ。

もちろん一昔前のカメラに比べればキレイではあるが、それこそiphoneやOPPOなどカメラ技術に特化したブランドには及んでいないと考えていい。
カメラに並々ならぬこだわりを持っているのであれば、モトローラは不向きと言えるだろう。
マクロモードで細部まで撮影
通常モードではボケてしまうレンズ間近での撮影はマクロモードが役に立つ。

モトローラスマホのマクロモードの実力はいかに。
ここもedge 20 FUSIONを例に、実物の画像を見ていこう。

ほぼゼロ距離での撮影だったが、マクロモードとマニュアルフォーカス(PROモード)を組み合わせることでキレイに写してくれる。
もう少しアップにすると…

中央にある黒い物体は小さな虫だ。この虫は1mm以下、肉眼だとほとんど気づけないほど小さい。
こういった小さな部分もしっかり写せる点で悪くはないだろう。
デュアル撮影で風景も自分も
モトローラスマホのカメラ機能の1つ「デュアル撮影」
アウトカメラとインカメラの両方で撮影できる便利なモードだ。


アウトカメラは広角撮影でもでき、また動画撮影でもデュアルモードが使用できるため、様々なシーンで活躍できるのではないだろうか。
バッテリーのもちは賛否両論。減りやすいと感じるときも。
モトローラスマホはバッテリー容量も概ね統一されており「5,000mAh」という数字を見る機会が多く、評価されている模様だ。
しかし筆者個人としては、新品で買ったedge 20 FUSIONがわりと早いペースで消費していると感じた。
詳細データはないが…2019年に買ったOPPO A5 2020よりも1.5倍ほど早いバッテリー消費に違和感を抱いている。
もちろんこれはモトローラだけの問題ではないだろう。
プロセッサーやリフレッシュレートなど、スマホの機能性がよくなるにつれて負荷が大きくなることはよく知られている。
今後もメーカー問わず「新品なのにバッテリー消費が早い…」と感じるユーザーも増えてくると考えられる。
そんなわけで、スマホ使用率が少ない場合はいいとして、たとえば外出中の利用が多くなりそうなときはモバイルバッテリーの携帯をおススメしたい。
docomo回線は5Gの恩恵が少ない
モトローラのスマホも5G対応の機種が増えてきているが、docomo回線ユーザーに関しては5Gの恩恵が少ないことは覚えておきたい。
というのも、docomoでは「n78」「n79」という5Gの周波数帯を利用しているが、モトローラの5G対応スマホは「n79」には対応していない。
これは海外メーカーが軒並み「n79」に対応していないことが原因なわけだが、したがってモトローラ製品は「n78」のみの利用となり、必然的に5Gネットワークエリアの半分しか使えないこととなる。
5Gにまったく対応していないわけではないが…docomo回線のユーザーはこの点は考慮しておくべきかもしれない。
【2023.2最新】モトローラ おすすめのラインナップ
モトローラスマホの全体的な特徴を述べたところで、ここからは2023年2月現在におけるおすすめのラインナップを紹介したい。
もちろんモデルごとに特徴は異なる。こんなご時世だからこそスペックの高さや値段へのこだわりはあるかもしれないが、ぜひご自身の生活スタイルに合ったモデルを探してはいかがだろうか。
このページで紹介するのは下記5モデルだ。
- moto g52j 5G(2022/6発売)
- edge 30 pro(2022/6発売)
- moto g32(2022/9発売)
- edge 20(2021/10発売)
- moto e32s(2022/7発売)
尚、それより前のラインナップについては下記のページにまとめている。そちらを参考にしてほしい。
moto g52j 5G/弱点が少ないオールマイティな日本向けスマホ
定価(税込) | 39,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon™ 695 5G |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 120Hz |
カメラ画素数 | メインカメラ約5,000万画素(f/1.8) 800万画素超広角深度センサー(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約1,300万画素インカメラ(f/2.2) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 5,000mAh |
5G | 対応 |
おサイフケータイ機能 | あり |
サウンド | ・モノラルスピーカー ・Dolby Atmos対応 |
USBケーブル | USB-Type C |
2022年6月に発売されたmoto g52j 5G。
モトローラ初の「おサイフケータイ」搭載モデルであり、発売当初は大きな話題を呼んだ。
モトローラというブランドが注目され始めたのは、まさしくこのタイミングではないだろうか。
スペックはそこまで高くなく、中間層である”ミドルレンジ”に分類されているが、かといって劣る箇所もない万能型。
グラフィック処理の激しいゲームを除けば、基本的にはなんでも対応できる優れモノと言っていいだろう。
日本向けに製造されただけあって、多くのユーザーに好まれる1台。
凝った使い方や「これ!」といったこだわりがなければ、moto g52j 5Gを買わない理由はない。
edge 30 pro/ゲームもサクサク!スペックが高いハイエンドモデル
定価(税込) | 89,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon™ 8 Gen 1 Mobile Platform |
メモリ/ストレージ | 12GB/256GB (8GB/128GB) |
外部メディア | ー |
リフレッシュレート | 144Hz |
カメラ画素数 | メインカメラ約5,000万画素(f/1.8) 約5,000万画素超広角マクロ(f/2.2) 約200万画素深度センサー(f/2.4) 約6,000万画素インカメラ(f/2.2) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 4,800mAh |
5G | 対応 |
おサイフケータイ機能 | なし |
サウンド | ・ステレオスピーカー×2 ・Dolby Atmos対応 |
USBケーブル | USB-Type C |
2022年6月に発売されたedge 30 pro。
モトローラでは珍しいハイエンドモデルで、スマホゲーマーをはじめ、とにかくハイスペックな機種を持っていたいユーザー向けのモデルだ。
なんといっても”スマホの脳”であるプロセッサーが優秀。
「Snapdragon™ 8 Gen 1」は2023年現在でほぼ最新のチップで、グラフィック処理の激しいゲームでもサクサクとプレイできるほど注目を集めている。
わずかにバッテリー容量が少なく、microSD未対応やイヤホンジャックなしなどデメリットもいくつか見受けられるが…
とにかくスペックの高さでカバーできている優秀な1台。
moto g32/スピーカーが優秀!サウンド特化のミドルレンジスマホ
定価(税込) | 28,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon™ 680 4G |
メモリ/ストレージ | 4GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 90Hz |
カメラ画素数 | メインカメラ約5,000万画素(f/1.8) 約800万画素超広角深度センサー(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約1,600万画素インカメラ(f/2.2) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 5,000mAh |
5G | 未対応 |
おサイフケータイ機能 | なし |
サウンド | ・ステレオスピーカー×2 ・Dolby Atmos対応 |
USBケーブル | USB-Type C |
2022年9月に発売されたmoto g32。
値段やスペック的には中間層の”ミドルレンジ”に属するが、最低限のスペックにとどまるエントリーモデルに近いところに位置している。
2つのステレオスピーカー内蔵に加え、臨場感あふれる音が楽しめるDolby Atmosに対応しているところが特徴。
置き型スピーカーほど優れてはいないが、イヤホンなしでもキレイな音を楽しめるだろう。
スマホゲームはプレイしないけど、日ごろから音楽や動画に馴染みのあるユーザーにおすすめの1台となりそうだ。
また内部ストレージ128GBに加え、microSDも最大1TBまで対応しているからデータの保存に困らないし、画面スクロール時の”ヌルヌル感”も健在。
エントリー寄りとは言え、基本スペックはそろっているため音にこだわるユーザーは必見。
edge 20/スペック高 & 1億800万画素がウリのスマート機種
定価(税込) | 54,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon™ 778G |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB |
外部メディア | 未対応 |
リフレッシュレート | 144Hz |
カメラ画素数 | メインカメラ約10,800万画素(f/1.9) 約1,600万画素超広角マクロ(f/2.2) 望遠800万画素3倍光学ズーム(f/2.4) 約3,200万画素インカメラ(f/2.25) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 4,000mAh |
5G | 対応 |
おサイフケータイ機能 | なし |
サウンド | モノラルスピーカー |
USBケーブル | USB-Type C |
2021年10月に発売されたedge 20。
値段的には中間層の”ミドルレンジ”だが、そこそこ優れたスペックを持ち合わせていることから、ハイエンドモデルに近い扱いとなっている。
バッテリー容量が他機種より少ない分、モトローラスマホの中で一番薄くて軽い(約6.99mm,163g)スタイリッシュな作りが実現されているのが特徴。
また1億800万画素という数字から分かるようにカメラ機能にもスポットが当たっているし、グラフィック処理の激しいゲームもそつなくこなせるだろう。
「そこそこハイスペックな機能を、かさばらないスマートなスマホで楽しむ」
この感覚にビビッとくる方に、ぜひおすすめしたい1台。
またスペックは落ちるが…バッテリー容量が増え、外部メディア等にも対応するedge 20 FUSIONもおすすめ。
moto e32s/スマホデューにぴったりの1台!安値で買えるエントリーモデル
定価(税込) | 21,800円(税込) |
プロセッサー | MediaTek Helio G37 |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
外部メディア | microSD 最大1TB対応 |
リフレッシュレート | 90Hz |
カメラ画素数 | メインカメラ約1,600万画素(f/2.2) 約200万画素マクロ(f/2.4) 約200万画素深度センサー(f/2.4) 約800万画素インカメラ(f/2.0) ※(f/〇〇)→絞り値 |
バッテリー | 5,000mAh |
5G | 未対応 |
おサイフケータイ機能 | なし |
サウンド | モノラルスピーカー |
USBケーブル | USB-Type C |
2022年7月に発売されたmoto e32s。
値段・スペックともに”エントリーモデル”に分類されており、スマホデビューであったり、サブ機種として使用したいユーザーにおすすめとなっている。
メインメモリ、内部ストレージ、”画面ヌルヌル”に関わるリフレッシュレート、カメラ、そしてMotoアクションも…スペックは本当に必要最低限。
SNS、通話、動画再生、Web検索、こだわりのないカメラ操作など、幅を限定しているからこそ安値を実現できていると考えていいだろう。
逆に考えれば、ただ安いからと言って手を伸ばすとスペックの低さにショックを受けることになるので、くれぐれも注意していただきたい。
【2023.2更新】モトローラ 新製品情報
おすすめのラインナップとして5モデルを紹介してきた。
そして巷では、新しく「edge 40 pro」なるモデルが発売するのではないか?という情報が飛び回っている。
2023年2月現在、中国版のモトローラサイトでは「moto X40」という製品名で出ているこの製品は、最新のプロセッサー”Snapdragon™ 8 Gen 2“を搭載。
さらにスクロール時の画面の滑らかさを測るリフレッシュレートも、モトローラ史上最高値となる165Hzとハイスペックだ。
ほぼ確実にハイエンドモデルに分類されると考えられるので、edge 30 proのように「とにかくハイスペックなスマホを持っていたい!」「ゲームをサクサクプレイしたい!」といったユーザーにうってつけとなるだろう。
現段階で筆者が分かる範囲で情報をまとめてみた。そちらの記事も参考にしてはいかがだろうか。
モトローラのスマホに合うアクセサリは?
モトローラのスマホと連携できる各種アクセサリーもいっしょに紹介しておこう。
必ずなくてはならないアイテムではないが、あったらあったでライフスタイルの質が向上する便利なものばかりだ。ぜひチェックしてほしい。
スマートウォッチ「Moto 360」
モトローラより発売されている水陸両用のスマートウォッチ。
丸型のオシャレなデザインが特徴的で、交換可能なストラップバンドは本革レザータイプとスポーツ用のシリコンタイプの2種類が同梱されている。
スペックとしては、健康管理やフィットネスのための機能が豊富だ。
心拍数や歩数計、消費カロリー、睡眠時間計などウェアラブルデバイスとして最低限の機能はもちろんのこと、Google Nowを利用した天気予報・ニュース等のチェックも可能。
デバイス本体はデジタルディスプレイとなっており、自分好みにカスタマイズできるウォッチフェイス、スマホとBluetoothで連携させて受信通知を確認したり音楽再生の操作もこなせる。
とても幅広い利用ができるため、スマホとセットで使えばよりいっそうモトローラへの愛着が湧いてくるかもしれない。
モトローラ ターボパワーチャージャー 30W
モトローラが開発した独自の急速充電技術で、より早くスマホの充電が可能となる。
一部は購入時に同梱されているが、モデルによっては未同梱だ。
2022年発売のmoto g52j 5Gも別途で購入する必要があるが、買っておいて損はないだろう。

筆者が使用しているedge 20 FUSIONにもチャージャーは同梱されていた。
充電時間も、1時間あれば100%に近いところまで充電ができ、その速さに驚いたのはよく覚えている。
尚、先ほど紹介したmoto e32sはこのチャージャーに対応していないので注意してほしい。
PD対応のモバイルバッテリー
外出時にスマホを多用するユーザーには、モバイルバッテリーもおすすめしておきたい。
ここ最近の新しいスマホは、スペック向上に伴ってバッテリー消費も大きくなっている傾向がある(ように感じている)。
筆者も気づいたらバッテリーがほとんどなくなっていた!という経験があり、本格的にモバイルバッテリーの携帯を考えているところだ。
そして、モトローラの一部スマホが急速充電できるPD(パワーデリバリー)に対応していることから…上記のような製品を1つでも持っておくと余裕が出てくるはずだ。
前述した5つのラインナップの中では、下記モデルがPD対応だ。
- moto g52j 5G
- edge 30 pro
- edge 20
- edge 20 FUSION
- moto g32(公式で説明がないため要確認)
※唯一、moto e32sはPD対応していないため注意が必要だ。
先ほどのパワーチャージャーとうまく使い分けしながらバッテリー管理をしていこう。
スマホのセキュリティについて
モトローラはセキュリティに対しても力を入れており、独自のセキュリティ機能も備えたスマホを提供している。どのようなものがあるか見ていこう。
まずモトローラの特徴の1つ「Motoアクション」については先ほど解説をしてきたが、そのうちの1つに「スマホを手に取って画面を見てロック解除」がある。
言ってみれば一般的な顔認証システムに変わりないのだが…。まぁそれはいいとしてON/OFFの切り替えが可能だ。

また、これも今のスマホでは一般的だが「指紋認証」も使いやすいと感じている。
設定後、電源ボタンに軽くふれるとロック解除が可能だが、複数の指で指紋登録ができるため防犯としても使いやすさとしても設定しておきたい。

他にもモトローラは定期的にセキュリティアップデートを提供しているため、最新のパッチセキュリティが適用されている。
同時にGoogle Play プロテクトにより、有害なアプリがないか、アプリやデバイスに不正な動作がないかチェックも定期的に入っている。
このように、他のスマホブランドと同様に万全なセキュリティ対策が施されているため、安心して使えると言ってもいいのではないだろうか。
初期不良やトラブル時の保証サービスについて
モトローラスマホは、購入先(公式ショップ・ECサイトなど)を問わず初期不良に対してのメーカー保証がついており、購入後12ヵ月以内に発生した自然故障に対しては無償修理が受けられる。
ただし、あくまで自然故障のみだから、紛失や落下等には対応していない。くれぐれも丁寧に扱いたいところである。
いっぽう、とは言っても「スマホを落として画面が割れてしまった」「水漏れで故障した」などのトラブルが起きる可能性もあるだろう。
頼もしいことに、モトローラはそういったトラブルに対応してくれるmoto careという有料サポートがある。
所謂スマホに対する保険のようなもので、月額・年額(2年・3年)の支払いをすることにより、特定のトラブルに対して年に1回だけ保証してくれる。
このmoto careも、申込みするのにスマホの購入先は問われていない。
スマホ購入後14日以内の申込みが条件となるが、公式サイト・ECサイトいずれのサイトから購入したスマホでも申込みが可能。
初めてインターネットにつないだ日を起点として保証がスタートする仕組みだ。
保証の対象は、水漏れ・落下による故障、メーカー保証期間終了後の自然故障。
盗難、紛失、経年劣化は保証の対象外となるので注意しておきたい。
尚、実際に修理することになった場合、月額料金とは別に3,000円~10,000円の自己負担金がかかる旨も抑えておこう。
もちろん修理代は高くつくから、自己負担金を払ってたとしても安いものと考えられる。
もっとも、破損しないよう大事にスマホを使用することが一番だが、もし少しでも不安があるのなら申し込みをしておいてもいいだろう。
詳細は公式ページにて確認してほしい。
モトローラを楽しもう
冒頭で解説したように、モトローラのシェアは日本・世界ともにあまり取れていない。
実際のところ、カメラをはじめとした各機能は他ブランドのほうが優れていることもあり、モトローラ独自の機能もあるが、まだまだ及んでいないのかもしれない。
しかしながら、moto g52j 5Gをはじめとしてヒットするスマホが登場しつつあるのも事実。
今後も私たちを驚かせてくれるようなモデルを作ってくれそうな予感はしているので、ぜひ今後も応援していきたいところだ。
この機会にぜひモトローラを利用してみてはいかがだろうか。
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