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moto g13 レビュー|エントリーモデルの新時代を代表する1台!

※追記 2024年5月7日
さらに高コスパになったmoto g24が発売中。
moto g13の購入を考えている方は、ぜひチェックしてください!
moto g24の解説ページへ

モトローラ・モビリティ・ジャパンより2023年4月に発売、moto g13

価格以上の性能が期待でき、そのコスパの良さが話題となったエントリーモデルです。

moto g13(ラベンダーブルー)の背面
指紋がつきにくい素材

用途としては、サブ機~普段づかい向け。

中でも、こういったユーザーにハマりそうです。

こんな人におススメ
  • 「スマホを買うときに価格が気になる
  • スマホデビューする子ども
  • スマホはそこまでヘビーに使わない

また、moto g13はエントリーモデルと言えど「スペックは最低限」ではありません。

これまでの格安スマホよりも機能性に富んでいますよ。

革新的で、コスパ性にすぐれた新しいエントリーモデルです。

moto g13|価格・デザイン・持ちやすさ

moto g13の定価は22,800円(税込)

スマホにしては安値で、価格を気にしがちなユーザーでも選びやすいですね。

カラーは「ラベンダーブルー」と「マッドチャコール」の2色。

筆者はラベンダーブルーを購入。少々くすみのあるソフトな青色がキレイです。

moto g13の背面と前面の画像
ディスプレイとマッチした色感。落ち着いた感じがする

そういえば、同じブルーと言えば…ミドルハイクラスのedge 40でしょうか。

こちらは「ルナブルー」であざやかさがウリですが、読者のみなさんはどちらが好みですか?

edge40とmoto g13の背面を写した画像

ちなみに背面素材は「PMMA」合成樹脂じゅしが使われており、手ざわりはサラサラツルツル。

高級感を引き立てるガラス素材ではありませんが、それに近い雰囲気は出ています。

通常のプラスチックと比べて指紋しもんも目立ちづらいですね。

moto g13の背面を写した画像

さて、本体サイズは一般的なスマホと同じくらい。

縦162.7mm、横74.66mm、厚さは8.19mmという設計。

他のMotoスマホ(moto g32,edge 40)と比較してみると、大きさにそこまでの差は見られません。

moto g32、moto g13、edge40を並べて撮影した画像

厚さは、この3モデルの中では2番目。

moto g32、moto g13、edge 40の厚さを比較した画像

実際に持ってみると、moto g13が一番「がっしり」した感じでした。

なぜかmoto g32(8.49mm)よりも、moto g13(8.19mm)のほうが厚さを実感するほど。

これ、本体やシリコンケースをよ~く見比べると理由が分かります。

moto g13は、moto g32のように側面の丸みがないんですよね。

moto g32とmoto g13のシリコンケースを比較した画像。g32のケースは角が丸みを帯びているが、g13のケースは丸みがない
微妙な違いでが、これが「厚い!」と感じる理由

しかしながら、moto g13のこのがっしりした感じ…

筆者は「スマホしっかり持ってるな」という感じがして、けっこうしっくりきています。

moto g13を手で持っている画像

うすくてスタイリッシュなスマホも、もちろんイイ。

けど、そのうすさゆえにちょっと不安を感じてしまう方もいるのではないでしょうか?

moto g13は、その不安を解消するにはバッチリ!

なんなら、スマホケースがなくてもいけそうな予感が…!
(※もちろんケースはあったほうがいいですが)

moto g13のスペック一覧

moto g13(ラベンダーブルー)の背面
気になる性能をチェックしてみましょう!
プロセッサーMediaTek Helio G85
メモリ/内部ストレージ4GB/128GB
外部メディアmicroSD 最大512GB対応
ディスプレイ6.5インチ HD+
液晶ディスプレイ
リフレッシュレート90Hz
カメラ5,000万画素メインカメラ(f/1.8)
200万画素マクロカメラ(f/2.4)
200万画素深度センサー(f/2.4)
800万画素インカメラ(f/2.0)
オーディオ・デュアルステレオスピーカー
・Dolby Atmos対応
・3.5mmイヤホンジャック
5G×
おサイフケータイ/NFC×/○
バッテリー/充電5,000mAh/USB Type C
20W TurboPower™チャージ対応
(バッテリー,ケーブルは未同梱)

冒頭でもお伝えしたとおり、moto g13はおトクに買えるエントリーモデル。

そしてその中でも、価格以上の性能が目立ちます。

いっぽう、ゲームやタッチ決済が日課だったり、ハイスペックを求めるユーザーにmoto g13は向いていません。

値段が安いからと言って、すぐに飛びつくのはけたいところ。

moto g13の背面上部の画像。おサイフケータイのマークがないので、タッチ決済はできない。

それでは、機能やスペックを見ていきます。

①オーディオ|「高コスパ!」につながる音周りの環境

何かと機能が制限されるエントリーモデルのスマホ。

そんな中でmoto g13のオーディオ環境はととのっており、音楽や動画はしっかり楽しめます

まずはステレオスピーカー

スマホ上下にスピーカーがあるので音がクリア。

また、全方向(360°)に音が広がるので聴きやすいです。

スピーカーそのもののクオリティも悪くなく、動画や音楽がはかどるはず。

臨場感ある音域を楽しめるDolby Atmosにも対応。

また、有線イヤホンユーザー必須の3.5mmヘッドセットジャックもあり。

moto g13の本体上部にある「DolbyAtmos」のロゴ
コスパを感じるオーディオ環境(ステレオスピーカー&Dolby Atmos対応)

エントリーモデルとなると、これまでは多くのスマホが最低限だっただけに…

moto g13のオーディオ周りはいたれりくせり。

②内部ストレージ|エントリーモデルでは珍しい128GB

次に評価できるのは内部ストレージ容量

カメラでった画像や、ダウンロードした楽曲を保存できる量に関わってきます。

moto g13は、ストレージ128GB搭載とうさい

実はこれ、エントリーモデルとしてはかなり革新的な容量なんですよね。

従来のエントリースマホは、2022年発売のmoto e32sをはじめ、ストレージ64GBが一般的でしたが…

しかし、2023年にきていよいよ128GB。

さらに、microSDも最大512GBまで対応しています。

別途費用がかかるものの、追加で拡張できるのも大きなポイント。

上手に活用したいところです。

③メモリ/プロセッサー|普段づかいレベルで、一部ゲームもプレイ可

moto g13のメインメモリは4GB

そして”スマホの頭脳”と呼ばれるプロセッサーは「MediaTek Helio G85」です。

どちらも決して高い性能とは言えませんが、普段づかいならさして問題ないレベル

スマホゲームも、一部タイトルなら楽しめるでしょう。

プレイが確認できたタイトル
(検証次第追加予定)

  • プロ野球スピリッツA

性能をスコアにしてくれる「Antutuアンツツベンチマーク」でテストした結果は下図のとおり。

moto g13のAntutuベンチマークスコア(CPU88062,GPU39127,MEM67649,UX77772)
※筆者の所持しているmoto g13のスコア。

ちなみに、筆者が持っているMotoスマホのスコアを並べたのが下図。

このスコアがすべてではありませんが、スペックを見るには十分参考になるかと思います。

モデル名総合スコアCPUGPUMEMUX
edge 40755310233767190374156964174205
edge 20621794209599149349117476145370
moto g52j 5G4497881512368360496588118360
edge 20 FUSION4415561392599006695132117099
moto g32316222109445409469203473797
moto g1327261088062391276764977772
※すべてVer10.1.3 スコアの値が高いほどスペックもいい

ご覧のように、moto g13の各スコアは決して高いとは言えません。

ミドルレンジやミドルハイクラスと比べると、どうしてもパフォーマンスは落ちます。

ただ前述したように、普段づかいとしては十分使えるレベル

ご自身のスマホ利用スタイルに合っているか、ぜひチェックしてみてくださいね。

④ディスプレイ|見やすさは基本レベル。こだわらなければ十分。

moto g13のディスプレイは、6.5インチのHD+ディスプレイ

ここ最近のスマホとしては基本レベルの画質です。

moto g13のディスプレイ(ホーム画面)
ディスプレイは基本レベルのHD+画質

YouTubeや各種動画コンテンツは問題なく見れますよ。

よほど画質にこだわりがなければ(=普段づかい)、まったく問題はなし。

YouTubeも普通に見れます

もちろん、比較となるとmoto g13はおとる部分が目立ってきます。

上位モデルに多い「フルHD+画質 & 有機ELディスプレイ」のキレイさにはさすがに歯が立ちません。

そのため、こういったところは妥協だきょう点となりそう↓

  • テキストが少しモヤっとした印象
  • スクロール中はテキストが読みづらい
  • YouTubeで画質設定を極端に上げるとカクカクして見れない

ただ、ほとんどのユーザーはHD+画質でも十分楽しめるはずです。

画質に対する並々ならぬこだわりがなければ許容範囲内と言えます。

⑤カメラ|価格相応のクオリティ。画質も基本レベル

moto g13はトリプルカメラシステムを採用。

残念ながら超広角モードは非対応ですが、基本レベルの撮影が期待できます。

moto g13の背面トリプルカメラ
5,000万画素メインカメラ搭載

それぞれの画素数やしぼり値は、モトローラっぽさが表れています。

5,000万画素メインカメラ(f/1.8)
200万画素マクロカメラ(f/2.4)
200万画素深度センサー(f/2.4)
800万画素インカメラ(f/2.0)

ここで、実際に撮影した画像を見てみましょう。

今回は、moto g13より少しスペックが高いmoto g32と比較。

スライダーを左右に動かしながらチェックしてください↓

←moto g13|moto g32→
←moto g13|moto g32→
←moto g13|moto g32→

どちらもある程度キレイにれているのが分かります。

「スマホのカメラ」としては許容範囲かな~という印象です。

いっぽう、moto g13はスペックがひかえめなので、どうしても画質補正が強引になりがち。

無理やり明るさを出そうとして、不自然に白っぽくなってしまうのは気になりました。

まぁ、とはいっても20,000円という破格はかくな値段で買えるスマホです。

普段づかいとしては十分すぎるというところで、ポジティブ評価にしています。

一部追加の機能も使えます。

⑥バッテリー|※後日追記

今の販売価格はどれくらい?|最安は12,800円~買えておトク

moto g13のスペックを紹介してきました。

ここで、2024年9月現在における本機の価格を確認します。

※ちなみに定価は22,800円(税込)


基本的には各ECサイトでの購入です。

Amazonや楽天市場では、定価よりも低い価格で買えることもあります。

ポイント還元セールをねらって買うことで、コスパよくなりますね。

ECサイト

他のMotoスマホ情報はこちら

moto g52j 5G,edge 40,moto g32,edge 20 FUSIONの4モデルを並べた画像

今回はエントリーモデルのmoto g13をレビューしましたが、人によって合う・合わないあると思います。

そこで、他におすすめできそうなモデルもピックアップしておきます。

ぜひ参考にしてください。

おすすめNo.1|moto g52j 5G

国内モトローラの看板商品とも言えるmoto g52j 5G。
(2022/6発売)

moto g13よりワンランク上の”ミドルレンジ”モデルです。

初代moto g52j 5G(ブラック)の背面
moto g52j 5G

moto g13と同じく、割引きによってコスパ性も優れている1台。

2023年6月に発売された第二世代の「moto g52j 5G Ⅱ」は、最安値23,800円(税込)

moto g13の定価とほぼ変わらない金額で買うことができます

もちろん性能も”普段づかい”レベルとして十分。

moto g13が苦手なタップ後のレスポンス速度もノンストレスなんです。

おサイフケータイ対応に加え、6.8インチのワイド画面も人気なジャパンモデル。

moto g13を検討中なら、こちらも候補の1つにしておくと吉!

レビュー記事を見る

おすすめNo.2|moto g53j 5G

2023年6月に発売したmoto g53j 5G。

moto g53j 5Gのディスプレイ
画像はサンプル品を撮影したもの

moto g13に近い機能を持っており、かつスペックはmoto g13より優秀。

また、5G通信や、おサイフケータイにも対応したジャパンモデルです。

ちなみに、先ほどのmoto g52j 5Gとの共通点はさほどありません。

(スペックの高さはmoto g13<moto g53j 5G<moto g52j 5Gです)

日本ユーザーの”普段づかい”レベルがじっくり追求されたような印象。

「コスパのいいスマホってこんな感じだよね!」を地で行くようなスタイルが筆者の中で話題です。

解説記事を見る

おすすめNo.3|moto g32

2022年9月に発売されたmoto g32。

moto g13の上位互換にふさわしい性能と言えるモデルです。

機能はmoto g13と同じような感じですが、スペックはmoto g32のほうが上。

加えて、フルHD+画質となったためディスプレイがキレイです。

現在は販売数が少なくなっており、各ECサイトか中古がほとんど。

また価格もあまり下がっていないことをまえ、おススメ度No,3としました。

レビュー記事を見る

moto g13を検討しているユーザーは、上記3モデルも候補にどうぞ。

ご自身のスマホの使い方に合ったモデルを選んでくださいね。

編集後記|「スマホもここまできたか…」と感じさせられたmoto g13の性能

数年前(2020年くらい)のエントリーモデルは、どんなものだったか覚えているだろうか?

当時の筆者が使っていたスマホ(Motoではない)がそうだったように、そこまで「すげ~!」となるものではなかったと思っている。

メモリ/内部ストレージは4GB/64GBがいいほう。

4GB/32GBのモデルもちらほらあったと記憶している。

もちろん時代の流れがあるのは承知の上だが…

それでも、moto g13のストレージ128GBには本当にぶったまげ。

当時からストレージ容量は気になってしまう性格なだけに、128GBという数字に安心感を覚えたのは事実だ。

そしてエントリーモデルと言えど、デバイスの進化はものすごい勢いなんだと実感した瞬間だった。

もちろん、使いやすさも洗練されている。

たしかにHD+画質やプロセッサーは「エントリー」であるが、細かいことはきにして、普段づかいは全然いけるレベル。

まさかのステレオスピーカー搭載など、オーディオ性能が整っているのも強力だ。

ゲームプレイは限られるものの、サブ機や代用機、デビュー機としては実力を発揮できる1台と言えるのではないだろうか。

某雑誌でも取り上げられていたこともあったため、この場でも強くプッシュさせていただきたい。

日本市場でパワフルになってきたモトローラ。

今後の活躍に期待しながら、moto g13のレビューを締めたいと思う。

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  1. 黄色線 より:

    g13、夢のあるデバイスですよね。自分は今メイン機として使っています。
    正直2万円という価格からそこまで期待していなかったのですが使ってみてコスパの高さにとても驚いています。
    強いて問題点を挙げるとしたら電源ボタンが指紋認証センサーを内蔵していてタップするだけで画面がついてしまうのでポケットなどにしまうときに勝手に反応してしまうことがあるくらいでしょうか…(すごく細かいことなんですが、これ結構気になりますw)。
    でもこれだけ低価格でこのスペックって素晴らしいですよね!

    • もとふぉん もとふぉん より:

      >黄色線さん
      コメントありがとうございます!
      なんと、現在moto g13を使っているのですね!!!素晴らしい!!!!!
      某雑誌でも何度か取り上げられていましたが、やはりコスパ最高のモデルだと思います!!
      たしかに、電源ボタンと指紋センサーの併用は私も不便を感じることがありました(edge 20 FUSIONにて)。
      他モデルには画面での指紋認証のもあるので、どちらかというとこちらで統一してほしいところですよね。
      とはいえ、おっしゃるように2万円でこの性能は本当にヤベェ進化です!!
      黄色線さんのスマホを選ぶ腕のよさよ…!!!
      海外ではさらに進化したエントリー「moto g34」も発売されてます。本当に楽しみなブランドですよね!
      ぜひmoto g13を使い倒していただければと思います!!
      今後もよろしくお願いします!!

  2. 円山太郎 より:

    売りの音は質はソコソコ良い(あくまでもソコソコですが…)し、音量は満足できるレベルです。
    似たスペックのe32と基本スペックはほぼ同じですがNFC対応と音の差に三千円の価値が見いだせれば満足できると思います。(私は満足しました。)

    • もとふぉん たくやき より:

      >円山太郎さん
      コメントありがとうございます!
      貴重な体験レビューを書いてくださって本当に参考になります!!
      値段を考えれば、g13のそこそこでも満足できる音質は評価できるようですね。
      私はedge 20 FUSIONでシングルスピーカーなので、わりと不便さを実感中です(早くデュアルステレオ欲しい…)。
      興味を持ってg13について検索したり、この記事にたどり着く方が増えてきているので、かなり需要ありそうかも??
      早く買ってレビューしたいと思います!ありがとうございました!!!

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