2023年7月発売、モトローラ edge 40
スリムでコンパクトなスタイルと、高いスペックが特徴のSIMフリースマホです。
6.5インチ
フルHD+
有機EL
プロセッサー
Dimensity
8020
RAM:8GB
ROM:256GB
SD:非対応
メインカメラ
5,000万画素
バッテリー
4,400mAh
急速充電
68W対応
5G通信
有線
イヤホン
おサイフ
ケータイ
防塵防水
IP68
プロセッサー | Dimensity 8020 |
メモリ/内部ストレージ | 8GB/256GB |
外部メディア | – |
ディスプレイ | 約6.55インチ フルHD+ 有機ELカーブ |
リフレッシュレート | 144Hz |
カメラ | 5,000万画素(f/1.4)メイン 1,300万画素(f/2.2)超広角120°+マクロ 3,200万画素(f/2.4)インカメラ |
オーディオ | ステレオスピーカー Dolby Atmos対応 |
バッテリー/チャージャー | ・バッテリー4,400mAh ・TurboPower™ 68W急速充電 ・15Wワイヤレス充電(Qi)対応 |
おサイフケータイ/NFC | ○/○ |
5G | 〇 |
防塵・防水 | IP68(水中利用○) |
- ここがポイント
- あわせてチェック
- 性能について
- スタイリッシュで持ちやすい
- 高性能・高機能で使いやすい
- カメラも優秀
- 1時間以内でフル充電
- セキュリティアップデートは2027/5まで!
⇒まだまだ安心して使えます!
- 本体が熱くなりやすい
⇒カメラやchromeの長時間利用は避けたい - 有線イヤホンが使えない
⇒別売りの変換プラグが必要 - microSDが使えない
\再生品が39,800円(税込)/
スタイル|手になじみやすいコンパクトなボディ
edge 40は、そのスタイリッシュさが特徴。
モトローラの中でも薄くて軽く、持ちやすさNo.1!
手が小さな方でも、安心して使えそうです。
元祖スリムモデル「edge 20(2021)」と比較してみます。
実は、薄くて軽いのはedge 20のほうです。
ただ実際に持ってみると、そこまで違いは感じません。
むしろ幅がわずかに短いこともあって、edge 40のほうが持ちやすいです。
デニムのポケットにスルッと入るのも魅力の1つ。
折りたたみできるrazrシリーズも注目ですが、edge 40の持ちやすさ・コンパクトさも負けていません。
当メディアも、その扱いやすさにかなり衝撃を受けました。
手に持ったとき、デニムのポケットに入れたときの「あ、これはいいわぁ…」という安心感は計り知れません。
持ちやすさはedge 40が一番!!
指紋がつきにくい背面素材|スマホの周囲もチェック
edge 40の背面素材は、カラーによって異なります。
ルナブルーが「マットアクリル」、イクリプスブラックは「ヴィーガンレザー」です。
マットアクリルは他モデルと違って指紋がつきにくくなってます。
本体右側には音量調節ボタンと、電源ボタンです。
左側面は何もありません。
本体底面には、SIMトレー、USB-Cポート、マイク、スピーカー
SIMはnanoSIMが1枚と、eSIMに対応しています。
さて、本体背面には「おサイフケータイ」のマーク。
suicaや楽天Edyでチャージができていれば、タッチ決済できます。
実際に自動販売機でタッチ決済をやってみました↓
使いにくさはなく、付属の透明ケースをつけていてもしっかり反応します。
尚、おサイフケータイの設定や残高の確認なども手間はかかりません。
画面を上から下にスクロールしたときのスライドメニューより「ウォレット」を選択すればOK。
カラーは「ルナブルー」と「イクリプスブラック」の2種類
ところで、edge 40のスタイルでは、ボディカラーも必見。
当メディアで使用している「ルナブルー」
もう1つ「イクリプスブラック」もあります。
性別や世代関係なく楽しめそうなシャープな水色。
このカラーにグッと惹かれましたが…どうですか??
ちなみにイクリプスブラックは、素材の関係上、重さが171gとわずかに重くなってます。
使いやすさが評判|edge 40の性能・各機能をチェック
通話、メール、SNS、動画、ネット検索など…
edge 40では、スマホのほとんどをストレスなく行えます。
標準画質なら、ゲームもしっかり楽しめるでしょう。
高い性能を必要とする『原神』も、プレイは可能です↓
※それ以上でもプレイ可能ですが、スマホが熱くなりすぎるため非推奨
他にも、下記のようなタイトルも楽しくプレイできます。
性能をスコアにするAntutuベンチマークでは、約72万点と高いスコアを記録。
基本性能(CPU)、ゲーム性能(GPU)はピカイチです!
他のモトローラスマホとの比較もご参考ください↓
モデル名 (発売年月) | CPU (基本性能) | GPU (ゲーム性能) | その他 | 合計 |
razr 40 ULTRA (2023.8) | 356000 | 481000 | – | – |
razr 50 (2024.9) | 189000 | 150000 | 280000 | 619000 |
edge 50 (2024.7) | 245000 | 245000 | 296000 | 786000 |
edge 40 (2023.7) | 214000 | 220000 | 287000 | 721000 |
edge 20 (2021.10) | 211000 | 149000 | 265000 | 625000 |
moto g64 5G (2024.6) | 166000 | 80000 | 253000 | 499000 |
moto g24 (2024.3) | 87000 | 42000 | 140000 | 269000 |
起動するアプリによって本体が熱くなりやすいデメリット
性能の高さも評価できるedge 40ですが、一方で弱点もありました。
高性能・コンパクトゆえの「発熱」です。
起動するアプリによっては、ある程度経つと本体が高温に。
とくにカメラやGoogle chromeアプリの長時間利用は、高温化の原因です。
先述の『原神』のプレイも、画質やフレームレートを推奨以上に高くすると、スマホの温度も非常に高くなってしまいました。
負荷のかかるアプリを使うときは注意が必要です。
ただ、それでも性能的には高評価。
ツムツム、プロスピ、パズル系ゲームなどはサクサクプレイ!
ゲームをしない方にとっても、ストレスフリーで使えますよ。
国内モデル初!有機EL「カーブディスプレイ」
edge 40は、有機ELのカーブディスプレイを搭載。
側面まで伸びる画面に「スタイルの良さ」が出ています↓
国内のedgeシリーズは、これまでフラットなディスプレイが一般的でした。
edge 40にして初のカーブディスプレイ、心が躍ります。
また、有機ELは液晶モデルより鮮やかに映るので、動画やゲームを心置きなく楽しめるでしょう。
じっくり見ると、どちらがはっきり映っているか分かりますよ
“画面ヌルヌル”の度合いを示すリフレッシュレートは144Hz。
国内モトローラスマホでは2番目に高い値で、スクロールもゲームも滑らかで目に優しいメリットがあります。
画面の明るさ(輝度)は最大で1,200nit。
過去モデルと比べて、明るさに差がついているのが分かります↓
カーブディスプレイは本当にカッコよくて美しい!
スマホ本体が小さくても、画面はしっかり見えますよ。
加えて、フルHD+解像度と鮮やかに映る有機ELディスプレイ。
文句は1つもありません!!
カメラ|性能向上で撮影がより楽しくなった
過去モデルと比べて、カメラ性能の向上を感じたedge 40。
コントラストの明るい画像を撮れるのが大きなポイントです。
5,000万画素(f/1.4)メインカメラ
とくに、夜間の撮影に強いのは魅力です。
やや暗い場所でも、くっきり写るように補正してくれます。
何と言っても、光の取り込みに優れる絞り値(f/○○)。
f/1.7~f/1.9が多いモトローラのスマホですが、edge 40はf/1.4。
単純な値だけならiphoneに負けていません。
ちなみにedge 40はデュアルカメラ(2眼)タイプ。
「3眼じゃないから性能が低いんじゃ…」 と不安になりましたが、まったくそんなことはありませんでした。
1,300万画素(f/2.2)マクロ
ポートレートモード
背景をぼかす「ポートレート」もキレイに撮れますよ↓
edge 40のポートレートモードは、1タップで倍率変更できます。
手ぶれ補正でビデオ撮影も文句なし
カメラだけでなく、ビデオ撮影も合格点!!
4K画質での撮影や、手ぶれ補正モードなど…うれしい機能が含まれており、ストレスはほとんど感じません。
とくに手ぶれ補正モードは、個人的にかなり感動したので見比べてみてください↓
左が手ぶれ補正なし、右が手ぶれ補正あり。
モトローラだけの「ジェスチャー」が便利!
モトローラならではの便利機能!
ディスプレイをタップしなくていいアクションもあって、重宝しますよ!
他にも、以下のジェスチャー操作が可能となっています↓
バッテリー|4,400mAh/68W急速充電に対応
edge 40のバッテリー持ちは悪くありません。
たしかに他モデル(5,000mAh)よりは少ないので、あえてサゲた評価をするなら「一般的」。
ですが、安心して使えるという意味では及第点です。
ゲーム『ポケモンGo』では、約90分の連続プレイで25%使用。
単純計算で6時間くらいは通して遊べますので、1日中スマホを触るようなヘビーな使い方でなければ、とくに問題はないでしょう。
バッテリー量を比較すると、edge 20とedge 20 FUSIONの間です。
さて、edge 40のバッテリーでは、その充電時間が驚くほど速いのが特徴です。
前モデルedge 30 proと同様の68W TurboPower急速充電により、あっという間にバッテリー100%まで持ってきてくれます。
家庭用コンセントでどれくらい充電が早いか検証してみた結果、1時間以内でフル充電できることが分かりました。
充電についても、大きなストレスを感じなくて良さそうです。
オーディオ|安定のステレオスピーカー & Dolby Atmos
edge 40のオーディオは、スマホの上下から音が出る「ステレオスピーカー」を搭載。
また、より臨場感を楽しめる「Dolby Atmos」機能も備わっています。
有線ヘッドセットは使えませんが、そこを除けば十分な機能性です。
Dolby Atmosの設定で、より高音質を楽しめます。
ところで、edge 40のDolby設定は「スマートオーディオ」がデフォルト。
どのコンテンツでも不足なく楽しめる音質という扱いです。
いっぽう当メディアの検証の結果、設定を変えたほうがより臨場感を楽しめることが分かっています。
たとえば、設定を「音楽」にすることで、楽曲の音質が「スマートオーディオ」より良くなります。
さらに「音楽」の中でも、イコライザ設定でどの音を強調するか、自分好みにすることも可能です。
低音を強調する「Bass boost」に設定すれば、EDM系によくある「ズンズン」という低音が。
「Vocal boost」にすれば歌い手の声が強調されるようになり、それぞれ楽しみを見いだせるでしょう。
ちなみにこのDolby Atmos設定は、スマホのブランド問わず同じような感じになっています。
ご自身のスマホがDolbyに対応していれば、ぜひ設定してみてはいかがでしょうか。
edge 40のスピーカーはかなり優秀です!!
同じステレオスピーカーの下位モデルと比較しても、音質はまったく違いました。
やはり「ズンズン」という低音がしっかり出ており、それこそ”臨場感”につながっているのが要因でしょうか。
音楽をよく聴く方には、edge 40がおススメです!!
指紋認証|ディスプレイ内認証になり誤タップが減った!
筆者が地味にうれしいと感じた「指紋認証」を紹介させてください。
edge 40は、過去モデルと異なりディスプレイタッチによるロック解除方式を採用。
これにより、意図しないアプリ起動やメッセージの誤送信が驚くほど減りました。
デニムのポケットに入れるときのちょっとした悩みはこれで解消!
ちなみに、このページで比較対象となっているedge 20 FUSION。
こちらは電源ボタンに軽くタッチすることでロック解除となるシステムですが、誤タップの可能性がわりと高くストレスになることもしばしば…。
指紋認証は些細なポイントかもしれません。
ですが、モトローラの過去モデルを使っていた方であれば、より便利さを実感できるのではないかと思っています。
- edge 40でも指紋は複数登録できる!
両手の親指・人差し指を登録しておけばかなりスムーズ。 - 指紋認証だけでなく、顔認証ももちろんある!
価格|定価は64,800円(税込)。再生品がおトクに。
発売からしばらく経ったedge 40は、大手ECサイトを中心に販売。
(2024/10現在)
Amazonや楽天でポイントを活用すれば、おトクに買える方も多いのではないでしょうか。
最安値は、モトローラ公式で販売中のリファビッシュ品。
新品ではないですが、限りなく新品に近い「再生品」がおトクです。
\再生品が39,800円(税込)/
今後は販売数が少なくなっていきますので、お早めの購入をおすすめします。
モトローラスマホの情報は『もとふぉん』でチェック!
以上、edge 40のレビューでした。
他のモデルも検討するなら、ぜひ下記ページもご参考ください。
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カーブディスプレイについて、画面サイズの割に本体幅を小さくできることや見た目がスタイリッシュになることなどに魅力を感じてます。しかし、持った指に反応して誤作動するなどのデメリットもあると聞きます。実際に使っていて誤作動はありますか。
>Luck13さん
コメントありがとうございます!!
あくまで個人談に過ぎませんが、私の記憶の範囲ではそこまで誤作動ないかなという実感です。
(私が覚えていないだけで誤タップがあった可能性も捨てきれませんが…)
たしかにフラットタイプのモデルと比べると必然的にディスプレイに触れる時間が増えますが、とくに不便はありません。
むしろ、電源と指紋認証が同一ボタンである過去モデルのほうがストレスになっていたほどです。
普段デニムの右ポケットにスマホを入れるのですが、手を入れたときに無意識にスマホを握る⇒電源ボタンタップでロック解除⇒ポケット内で誤タップが頻発。
気づいたら誰かに電話をかけていた!なんてこともあったほど。
それに比べれば、edge 40のカーブディスプレイはトラブル0に近いですね!!
ただ、とは言っても人それぞれスマホの使い道や握り方も異なってきますので、Luck13さんが見聞きしたように「不便!」と感じる方がいてもおかしくはありません。
edge 40は横幅が約7.2cmと短くできている上での側面カーブなので、握ったときにディスプレイにかかる指の面積が増えやすいのも誤タップの原因にはなり得ます。
私はフィルムを貼らないタイプなので画面を必要以上に触らないようにしていますが、そうではなくいつでも画面をギュッと握るタイプの方なら尚更でしょう。
Luck13さんはどんな持ち方、握り方をされていますか??ぜひ確認してみてください!
持ち方を確認してみたら、結構広い面積で触れる持ち方をしてました。
しかし、指摘された電源ボタンタップでロック解除からの誤タップの方が影響が大きそうです。というのも持ち方を確認して気が付いたことですが、どんな機種でも電源ボタンに指をかける持ち方をしてました。そうなると意識せずロック解除してしまうことが多そうです。
所有しているモトローラの機種もmoto G6 plusで画面の下に指紋センサーがあるタイプでしたし、画面に指紋認証がある方が合ってそうです。
場合によっては画面端のタッチを無効にするアプリを使うことも視野に入れつつ参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
>Luck13さん
ご返信ありがとうございます!
そうですね、やはり指紋認証は画面内のほうが都合がよさそうですね(‘◇’)ゞ
くり返しになりますが、edge 40は他モデルと比べてコンパクト感がすごくあります。
それが吉と出るか凶と出るかは、なんだかんだ人それぞれになりますので、ぜひご自身に合ったモデルを探求していただければと思います!!
あまり的確なアドバイスはできませんでしたが…よいモノに出会えるよう応援しております!!
ありがとうございました!!