モトローラのスマホは多くの国で販売されているが、日本では未発売のモデルもある。
このページではそのうちの1つ「motorola edge」を紹介したい。
2022年に米モトローラより発売されたmotorola edgeは”ミドルハイクラス“。
ハイエンドモデルと捉えられなくもないが、総合的にミドルハイと見て差支えはないだろう。
ちなみに本体の重さは約170gと軽さもウリ。「スマート&ミドルハイスペック」はユーザーにとってうれしいポイントになるかもしれない。
さっそくスペック詳細を見ていこう。
motorola edgeのスペック一覧
ここでは、同じく日本未発売のハイエンドモデルmtorola edge 30 FUSIONと比較しながらスペックを見ていくことにする。
機種名 | motorola edge | motorola edge 30 FUSION |
定価(税込) | 約79,000円(2023/3現在) | 約92,000円(2023/3現在) |
プロセッサー | MediaTek Dimensity 1050 | Snapdragon™ 888+5G |
メモリ/ストレージ | 8GB/256GB | 12GB/256GB |
外部メディア | – | – |
ディスプレイ | 6.6インチ FHD+ OLEDディスプレイ | 6.55インチ エンドレスエッジディスプレイ |
リフレッシュレート | 144Hz | 144Hz |
カメラ | 5,000万画素アウトカメラ(f/1.8) 1,300万画素超広角マクロカメラ(f/??) 200万画素深度センサー(f/??) 3,200万画素インカメラ(f/2.45) | 5,000万画素アウトカメラ(f/1.8) 1,300万画素超広角マクロ(f/2.2) ??万画素深度センサー(f/??) 3,200万画素インカメラ(f/2.45) |
サウンド | ステレオスピーカー Dolby Atmos対応 | ステレオスピーカー Dolby Atmos対応 |
バッテリー | 5,000mAh 30W TurboPower™充電 15Wワイヤレス充電 | 4,400mAh 68W TurboPower™充電 |
5G対応 | 〇 | 〇 |
USBケーブル | USB Type-C ケーブル | USB Type-C ケーブル |
ハイエンドのedge 30 FUSIONと比べると、意外にも劣っている部分は少ない。
強いて言えばメモリ8GBと充電速度がその劣る部分にあたるだろうか。
ただそこはあまりポイントではないように思えるし、むしろメモリ8GBは十分すぎるスペック。
ともすると、金額10,000円の差はやはりプロセッサーだろう。
「Dimensity 1050」のmotorola edgeに対して、edge 30 FUSIONは「Snapdragon™ 888+5G」とかなり強力なプロセッサー。
筆者はプロセッサーの詳しいことはあまり分からないが…
調べてみたところ、「Dimensity 1050」は日本で販売されているedge 20のプロセッサー「Snapdragon™ 778G」と同じくらい(かそれよりちょっと下)とのこと。
もちろんゲームに適した性能を持っているからDimensity 1050でも問題はないだろう。
おそらく金額の差はここに出ているのではないだろうか。
ゲーム、動画、音楽…motorola edgeはエンタメに強い?
こうやってスペックを見てみると、motoro edgeもedge 30 FUSIONもエンタメに特化したモデルではないかと考えている。
ゲームを楽しむのに必要なプロセッサーは、前述したように「Dimensity 1050」とそこそこのスペック。
さらにメインメモリも8GBあるし、”画面ヌルヌル”の要素であるリフレッシュレートも144Hzとモトローラスマホの中では高い値だ。
本当にグラフィック豊かで処理の激しいゲームを除けば問題なくプレイができるだろう。
また、音楽をよく聴くユーザーにはステレオスピーカー内蔵とDolby Atmos対応の2つが刺さるはず。
特にDolby Atmosが対応している/していないで臨場感に差が出るのは筆者も実験済みだ。
ちなみに、日本で販売されているモデルだとmoto g32とedge 30 proが「ステレオスピーカー+Dolby Atmos対応」となっている。
加えて、motorola edgeはmicroSD非対応であるものの、内部ストレージは256GBと保存容量は多めに確保されている。
64GBや128GBでは不安が残るかもしれないが、256GBあれば楽曲のダウンロードも安心してできるだろう。
唯一、個人的にイヤホンジャックがない点に関して心残りがあるのも否めないが…
これらの要素から、motorola edgeはエンタメ重視だと判断している。
motorola edgeは日本でも発売してほしいモデル
こうしてみてみると、motorola edgeは同じミドルハイクラスのedge 20とは性質が異なっているのがよく分かる。特に「音」の部分。
edge 20もスペックは申し分ないが、プッシュされているのはカメラ機能のほうだ。
1億800万画素に加えて「望遠800万画素3倍光学ズーム」は日本のモトローラスマホではedge 20だけだし、「光学式手振れ補正」も優れている(実はレビューはまちまちだが)。
今回紹介したmotorola edgeは、カメラ機能は標準的に、ステレオスピーカーやDolby Atmos対応といった「音」にも特化。
もちろん音はゲームや動画でも重要なポイントになるだろうから、それこそ超エンタメ好きなユーザーにとってmotorola edgeは外せない1台なのかもしれない。
さて、ユーザーのみなさんがスマホでこだわる部分はなんだろうか?
カメラか、それとも「音」か、もしくは両方か。
いずれにせよ、日本で発売されたら注目を浴びそうな予感。
ぜひ一度触れてみたいものだ。
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