2024年春に発売が確定している、グローバル版edge 50 pro。
中でもカメラ性能は、1,000万画素の望遠光学ズームに対応し、国内であればedge 20(2021年発売)以来となる望遠レンズ搭載モデルです。
被写体がボケやすいズームでも、比較的解像度の高い画像が撮れるため、edge 50 proには期待が持てるでしょう。
ところでこの望遠レンズ、通常のレンズと違ってどのくらい画質が変わってくるのでしょうか？
その疑問を解消すべく、当ページでは先述のedge 20と、2023年7月発売のedge 40で撮影した画像を比較してみました。
edge 20とedge 40のカメラ性能について
はじめに、今回比較する2モデルのカメラ性能等をおさらいしておきます。
| edge 20 | 内容 | edge 40 |
| 2021年10月 | 発売 | 2023年7月 |
| 約63万点 | Antutu スコア | 約75万点 |
| 〇 (800万画素) | 望遠レンズ | × |
| 10,800万画素 (f/1.9) | メインカメラ | 5,000万画素 (f/1.4) |
2021年モデルと古くなりつつあるものの、望遠レンズ対応に加え、高解像度10,800万画素のedge 20。
ファイルサイズがデカく、絞り値も高いとは言えませんが、細かい部分までくっきり写してくれます。
対してedge 40は望遠レンズこそありませんが、そもそもの性能がいいのでカメラ全体のクオリティが高め。
また光の取り込みに優れた絞り値(f/1.4)を持ち、所謂「映える」写真が期待できます。
夜間の撮影でもしっかり補正してくれるのもメリット。
ズーム撮影はedge 20に軍配！望遠レンズはやっぱりすごかった
さて、両者それぞれ魅力的な性能を持っていますが、ことズームとなると、望遠レンズを持つedge 20のほうが高画質という結果でした。
それぞれ3倍ズームで撮影した下図をご覧ください。
(スライダーを動かして比較できます)
パッと比較した感じだと、edge 20のほうがくっきり。
まねき猫の腕に書いてある「金運招来」の文字も、edge 20のほうが見やすいのが分かります。
対してedge 40は、補正が強すぎて文字も少し読みづらい感じです。
続いて、先ほどの3倍ズームで撮った画像を拡大してスクリーンショットしたもの↓
こちらも、edge 20で撮った画像のほうがキレイに見えます。
ぱっと見た感じは同じくらいですが、よ～く比べてみると、まねき猫に描かれた模様もedge 20のほうがキレイに見えますよね？
続いて、ツバキの花を3倍ズームで撮影した画像↓
この画像については、edge 40のほうがキレイに見えている感じがします。
というのも撮った場所が日陰だったので、ちょうどいい補正加減だったのかもしれません。
肉眼で見る光景に近いのはedge 20ですが、写真としてはedge 40のほうが完成度は高いですね。
いっぽう、撮った画像を指でスワイプして拡大すると…
比較的ボケ感が少ないのはedge 20のほうです。
望遠レンズのほうがズーム性能は高い
2種類の写真から、ズーム撮影した画質は、通常レンズよりも望遠レンズのほうが優れていることを確認しました。
edge 20は2021年モデルとやや古めなので、後継機となるedge 40には劣ると考えていましたが…
望遠3倍光学ズームに関しては、edge 20はまだまだ捨てたものではありません。
また撮影中だけでなく、撮影後の画像拡大にも影響があることは当メディアとしては盲点。
たとえば、旅行やイベントで撮った画像を見返すときに、指でスワイプして拡大することもありますよね。
そこまで考えると、望遠レンズのメリットはとても大きいのではないでしょうか。
読者さんは、望遠レンズについてどう思いますか？？
ぜひご意見やご感想をコメント欄にお気軽に入力してくださいね。
比較したedge 20、edge 40の紹介
最後に、今回画像比較をしたedge 20とedge 40について、かんたんにご紹介します。
まずは2021年10月発売のedge 20
- 国内モトローラで一番薄くて軽い！
⇒重さ163g、厚さ6.99mm - 10,800万画素メインカメラ
⇒細かい部分までくっきり写る高解像度 - 望遠800万画素3倍光学ズーム搭載
⇒2024/3現在、国内モトローラでの望遠レンズ搭載はedge 20だけ！ - 普段づかい向け「ミドルハイ」クラス
⇒基本的なスマホ利用には文句なしの性能
⇒ゲームもある程度は高画質でプレイ可
詳しいレビューは下記ページをご参考ください。
尚、edge 20は過去モデルのため、今後のアップデートは終了となっております。
スマホの買い替え先としては不向きのため、edge 40か、今後発売されるedge 50シリーズの購入を検討しましょう。
次に、2023年7月発売のedge 40。
- コンパクトで持ちやすい本体
⇒重さ167g、幅72mm - 国内モトローラ初「カーブディスプレイ」
⇒スタイリッシュな見た目がGood！ - 5,000万画素(f/1.4)メインカメラ
⇒国内モトローラで一番光の取り込みに優れる
⇒夜間の撮影もしっかり補正！ - 普段づかい向け「ミドルハイ」クラス
⇒基本的なスマホ利用には文句なしの性能
⇒edge 20よりも性能は上 - おサイフケータイ対応
- 格安SIMのIIJmioでおトク！
⇒のりかえ価格が32,800円(税込)※2024/3現在
⇒IIJmio公式サイトへ
詳しいレビューは下記ページをご参考ください↓
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撮影環境＋Pixel6aとの併用でソフトウェア処理に慣れているせいだとは思いますが、edge20のカメラはスペックの割にちょっとがっかりしましたね…(思ったよりと言うだけで全くだめではない)
この辺はAQUOSも同じだったので、Pixelが単に画像処理おばけなだけなんですが、やはりハード×ソフトなんだなぁと感じました。ソフトウェア処理は結構きつめに入っているので、鮮やかさなんかはかなり強調されますね。この点で言えばedge40に軍配が上がると思います。
ですが、edge20が悪いかというと、勿論そうではなく、しっかりきれいに写してくれるので、それぞれの個性と捉えるようにしています。
＞Keitan924111さん
考えさせられるコメント、ありがとうございます！
やはりPixelは最強みたいですね。以前ライターさんに6aのレビュー記事書いてもらったんですが、もらった画像見て「なんじゃこの高画質は…」と驚いたの思い出しました(笑)
これです⇒Google Pixel6a レビュー
たしかにそれに比べたらモトローラのカメラは物足りなさを感じるかも…(笑)
編集マジック然りカメラ周りはPixelすごいので、モトローラが次のedge 50 proでどう変化するのか注目したいと思います。
そういえば、edge 40のカメラはXだと不評が多いんですよね…
この鮮やかさがなぜダメなのか、やはり世間一般はリアルカラーのほうが好まれるんでしょうかねぇ…
「それぞれの個性と捉えるように」←あぁそうだよなぁ！！そうなんだよなぁ！
おや、なんかKeitanさんのスマホ愛を感じたような………！！
edge40スペック的には微妙かもしれませんが、Pixel的補正が凄く気に入ってるので、そこまで酷かないだろっていうのが私の意見ですが、まぁカメラってめちゃくちゃ好みの分かれる部分なので、なんとも言えないですね。
私の場合はいかにパッと撮ったときに綺麗に写してくれるかを重要視してる(それが携帯のカメラの本分だと思うんです)ので、やっぱあまりに不自然でなければ鮮やかできれいだなと思いますね。
>Keitan924111さん
ご返信ありがとうございます!
ほほぉ、edge40ってPixelに近い部分があるんですね。
こういった所感は中々気付けないので助かります！
たしかに、カメラは好みが分かれるかもしれません。
「映え」を狙った補正効果がいい人もいれば、リアルカラーが好みの方もいらっしゃいますもんね。
モトローラのスマホも統一されておらずまちまちですから、どのモデルがベストなのか聞いて回ってみたいものです!(笑)
オーディオと同じで人の好みを聞いてるだけでも楽しいですからね〜