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Google Pixel6a レビュー|コンパクトなサイズに優れたカメラが魅力!

2022年7月に発売されたGoogle Pixel6aは、使い勝手のいいミドルレンジスマホに分類され、その中でも上位の「ミドルハイクラス」だ。

また、最新のAI技術を利用して「ユーザーの生活をもっと便利で快適にする」というPixelシリーズ独自の特徴もしっかりね備えている。

とくにカメラを使う方は、その特徴がかされているのをチェックしてほしい。

google pixel6aの背面

本体価格は53,900円(税込)と、スペックに対して比較的手が出しやすい価格

今は20,000円台の安いモデルを使っているが、もう少し性能の良い機種に変えたい、最高クラスの「ハイエンド」までは求めないけれど、快適に使えるスマホがほしい…

そういった方にもおススメだ。

それでは、具体的に特徴やスペックについてレビューしていこう。

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愛鳥と暮らす30代。
多趣味でフットワーク軽め。アンティークやビンテージなど、歴史を感じさせるモノを見ることが好き。趣味はプチ旅行で、コスパの良いホテル開拓が得意。

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Google Pixel6aのスペック一覧

まずは基本となるスペック一覧から見ていきたい。

モデル名Google Pixel6a
本体サイズ/重さ縦152.2mm×幅71.8mm×厚さ8.9mm
/重さ178g
プロセッサーGoogle Tensor
メモリ/内部ストレージ6GB/128GB
外部メディア
カメラ■アウトカメラ■
約1,200万画素広角77°カメラ(f/1.7)
約1,200万画素超広角114°カメラ(f/2.2)
※光学式手ぶれ補正機能あり
■インカメラ■
約800万画素インカメラ(f/2.0)
リフレッシュレート60Hz
ディスプレイ6.1インチ 有機ELディスプレイ
オーディオステレオスピーカー
バッテリー4,410mAh
5G対応
おサイフケータイ
(Felica)
対応
同梱アクセサリUSB-Type Cケーブル
クイックスイッチアダプター

①カメラ|思い出を残すのにも、SNSアップにも役立つ便利機能あり!

Pixeシリーズ最大のウリとも言えるカメラ性能

Google Pixel6aは、ミドルレンジながら十分なスペックのカメラを搭載している。

まずは普通に撮影した画像をご覧いただきたい。
(サイズ変更により、若干の画質劣化あり)

背面2つのメインカメラは1,200万画素の広角レンズと、800万画素の超広角レンズのデュアルカメラ形式。

望遠カメラは非搭載。そして画素数自体は高くないが、広角レンズは絞り値が(f/1.7)と優秀な数値だ。

そして何より、画質がいいという評判やPixelシリーズならではの機能もプッシュされていることから、カメラ性能は他ブランドと比べてクオリティが高いことが分かる。

広角モードもあるので、カメラを使うのが楽しくなってきそうだ。

高機能カメラの秘密は、Googleの特許技術である「Computational Photographyコンピューテーショナル フォトグラフィー」。

この機能によって、テクニックがなくても美麗で繊細な写真撮影が可能となっている。

CMでお馴染みの「消しゴムマジック」がヤバい!

2023年もテレビCMで見かけることが多い「消しゴムマジック」

撮影した画像から消したい被写体をなぞるだけで、あたかも最初から写っていなかったかのように加工できるPixelシリーズならではの機能だ。

さっそくバーを左右にスライドしながら、AI技術でキレイに仕上がる様を見てほしい。

左上のガラスコップに注目!
人形が持っているマウスが消えた!
人物が消えた!

この機能があればインスタグラムやTwitterへ投稿するハードルがグッと下がり、発信しやすくなることは間違いないだろう。

「編集」→「ツール」から「消しゴムマジック」を選択し、消したい被写体をなぞるだけ。

簡単に画像編集ができ、仕上がりもきれいだ。

ポートレートモード

筆者は旅行で食べた料理やペットの写真など日常使いがほとんどだが、特に重宝しているのがポートレートモードだ。

カメラの設定に詳しくなくても、このモードにするだけで雰囲気のある写真がとれてしまう

もちろん、ポートレートモードはGoogle Pixel6aだけでなく、他ブランドも含めて多くのスマホで使うことができる。

ただカメラ性能に特化したGoogle Pixelシリーズなら、背景のぼかし具合も含めて、キレイで繊細に撮影できる。

それこそ、SNSに画像をポストする機会が多いなら試してみて損はないだろう。

②文字起こし・翻訳機能|かゆいところに手が届く便利ツール

次にGoogle pixel6aで注目したいのが、文字起こし翻訳機能だ。

このツールを使えば、長い音声データを聞きながらPCで文字を入力する必要もなく、また日本語が通じない外国人との会話のハードルも少しは下がるかもしれない。

会議の議事録作成や、聞き取り調査の文字起こし職場のパワハラ対策そして海外旅行中の会話も……。

このツールを使用する機会はあまり多くはないかもしれないが、いざというときには私たちの味方になってくれるはずだ。

下図は、実際に音声から文字起こししているときのスクリーンショット。

Google Pixel6aの文字起こし画面

また通話中も相手の言葉を記録し、スマホ上で翻訳することができるのは驚きだ。

筆者はお世辞にも英語が得意とは言えないので、いざというときに文字起こしから翻訳まで、スマホひとつで解決できるのは嬉しい。

③メモリ・ストレージ|ミドルレンジに最適な容量を確保

Google Pixel6aは、メインメモリ6GB/内部ストレージ128GBを搭載している。

メモリ6GBは、一般ユーザーにとっては十分なスペックだから、アプリの起動や切り替えでもたつくこともなく、普段使いには十分なスペックだ。

そして内部ストレージは128GB。こちらも普段使いとしては十分だろう。

ただ、注意したいのは…microSDが対応していないことだ。

写真や動画の撮影などでデータが増えてきたら、外部ストレージを併用する必要がある。

幸いにも、Googleストアで本機を買った場合のみ「Google One 3ヵ月無料特典」がつき、100GBのクラウドストレージを利用することはできるが…

いずれにせよ、どこかのタイミングで有料のサービスが必要となるだろう。

④プロセッサー|ある程度のゲームはこなせそう

「スマホの頭脳」とも言える、ゲームをプレイするなら外せない要素であるプロセッサー。

Pixel6aのプロセッサーは「Google Tensor」という独自のものになるが、処理性能はどれくらいだろうか?

調べてみたところ最先端をいくモデルではないものの、ミドルレンジ(ミドルハイ)クラスとしては不足はないと思われる。

基本的には様々なゲームを楽しめると考えていいだろう。

ただあくまで目安だから、今後リリースされるだろうグラフィック豊かなRPGや、タイミングがシビアなFPSなど、一部のゲームプレイでは若干のストレスがあるかもしれない。

「ソシャゲにこだわりがあるなら別のスマホを選ぶべき!」とまでは言わないが、決して最新のプロセッサーでないことも覚えておきたい。

⑤バッテリー|安心の容量を確保。長持ち機能も搭載で長く使える

スマホのバッテリーは3,000~4,000mAhが平均的と言われるが、Google Pixel6aは4,410mAhと、平均以上の容量を備えている。

1日使用してもバッテリーが足りなくなる心配が少なく、筆者もモバイルバッテリーを使う機会はほとんどないので、普段は持ち歩いていないほど。

よほどヘビーに使う方でなければ、容量不足を心配しなくてもよさそうだ。

アダプティブ充電

充電を最適なタイミングで制御してバッテリーを長持ちさせる「アダプティブ機能」

他ブランド製品と同じくpixel6aにも搭載されている。

Google pixel6aのアダプティブ充電は、以下の手順で行う。

  1. 「設定」→「バッテリー」からアダプティブ充電をONにする
  2. 指定された時間(AM3:00~AM10:00)の中でアラームをセットする
  3. 指定された時間(PM9:00~AM4:00)までに充電を開始すると、アラームのセット時間までにフル充電となるようゆっくり充電される

筆者の場合はPM11:00に充電を開始し、翌朝AM7:00にはフル充電の状態となっている。

夜、スマホを充電ケーブルにつないでから寝るという人にぴったりの機能と言えるだろう。

ただし急速充電が行われないので、充電時間が短いとフル充電されない可能性があるので注意が必要だ。

なお、急速充電時はだいたい2時間くらいでフル充電される。

⑥スタイル|コンパクトで持ちやすいサイズ感!

Google Pixel6aのサイズは縦152mm×幅71.8mm×厚さ8.9mmと、大型化している最近のスマホの中ではコンパクトだ。

重量も約178gと軽量で、持ちやすさを実感できるだろう。

google pixel6aのディスプレイ
手が小さい女性でも持ちやすいサイズ

実際、筆者も樹脂ケースをつけた上でポケットに入れて外出することが多いが、そのコンパクトさゆえに重さやサイズ感が気になることはほとんどない

ディスプレイは6.1インチ(1080×2400ドット)の有機ELパネルを採用。

リフレッシュレートは最大60Hzなのでグラフィックの良いゲームなどをすると、少し気になるかもしれないが…とはいえ、普段使いには問題ないレベルだ。

指紋センサー

Google Pixel6aの指紋センサーはディスプレイ内蔵型。

筆者も普段から使用しているが、特に使いづらさや違和感は持っておらず、ストレスなく使えている。

強いて言えば、初回登録時のみ指紋パターンの登録回数が多く、何度かやり直しになったので少しわずらわしさを感じたくらいだろうか。

ただ、登録が終わってしまえば問題はないだろう。

本体側面ボタン

本体右側面には電源ボタンと音量調節ボタンを配置。

感触は少し重めで、しっかり押し込む必要があるのが他のスマホとの違いだろうか。

Google pixel6aの側面ボタン

また、他機種では電源ボタン長押しで電源OFFや再起動することが多いが、Google Pixel6aでは長押しで音声アシスタントが起動する。

他機種から乗り換えたら最初は間違えそうだが、慣れれば電源OFFだけでなく、いろいろな操作や検索ができるようになる。

有線イヤホンは使える?

Google pixel6aにはイヤホンジャックはついていないため、基本はBluetoothイヤホンを使用することになる。

どうしても有線イヤホンを使いたい場合は、充電ポートにつけるタイプのイヤホンジャック用変換器が必要だ。

最近はイヤホンジャックのないスマホも増えてきたが、有線イヤホンを愛用している人は購入前に確認しておくのがベストだろう。

付属品についてまとめてみた

Google pixel6a本体購入時には、USB-TypeCケーブルとクイックスイッチアダプターが同梱されている。

ただしACアダプタ付属していないため、必要であれば別途購入が必要だ。

ただ、ACアダプタはスマホを使っていれば必ず持っているもの。

機種変更前のアダプタをそのまま流用できる可能性が高いので、わざわざ新しく買わなくても問題はないだろう。

高コスパで長く愛用できるGoogle pixel6a

機能やスタイリッシュさでシェアを伸ばしているGoogleスマホの中でも、Google pixel6aは価格が安く、手が出しやすい。

しかもミドルレンジモデルとして十分なスペックを備えており、直感的な操作ができるためスマホにあまり詳しくない人にもおススメしやすい一台だ。

一度ぜひ使ってみてはいかがだろうか。

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