スマホの選び方にはいくつかポイントがあるが、中でもカメラ性能とストレージ容量は大切な要素だ。
とくに写真や動画の撮影が多く、また大量のデータ保存が必要なユーザーにとってこれらの機能は欠かせないだろう。
そこで今回は、モトローラスマホの中でもカメラ性能とストレージ容量に優れたモデルを4つ紹介していく。
これらはカメラ性能が優れ、大容量のストレージによってデータの保存や管理もスムーズに行える。
ぜひ、この記事を参考にしてはいかがだろうか。
カメラとストレージが優れたモデル3選

今回紹介するのは下記のモデルだ。
- moto g100
- motorola edge 20 FUSION
- motorola edge 20
- moto g52j 5G
さっそくスペックを確認しながら見ていこう。
①moto g100
1つ目は2021年に発売されたmoto g100だ。
(2023年3月現在)発売されてから2年ほど経過しており、公式ショップサイトではもう販売されていないが、gシリーズでは一番性能がいいモデルとして活躍が期待できる。
まずはスペックを見てみよう。
機種名 | moto g100 |
本体金額(税込) | 約39,000円 ※2023/3 Amazonにて確認 |
プロセッサー | Snapdragon™ 870 5G |
メモリ/ストレージ | 8GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大1TB対応 |
ディスプレイ | 6.7インチ FHD+ ディスプレイ |
リフレッシュレート | 90Hz |
カメラ | ①6,400万画素メインカメラ(f/1.7) ②1,600万画素超広角117°&マクロカメラ(f/2.2) +リングライト ③200万画素深度センサー(f/2.4) +TOLレーザーオートフォーカス ④1,600万画素インカメラ(f/2.2) ⑤800万画素超広角118°インカメラ(f/2.4) |
サウンド | モノラルスピーカー イヤホンジャックあり |
バッテリー | 5,000mAh 20W TurboPower™充電 |
5G対応 | 〇 |
USBケーブル | USB Type-C ケーブル |
カメラ性能はモトローラスマホの中で一番!?
今回のテーマであるカメラ性能だけで見ると、moto g100はモトローラの中でもかなり優秀だ。
背面のメインカメラ6,400万画素に加え、絞り値に関しては(f/1.7)と、同メーカーの中で一番優れている。
また特にポイントとなるのが、背面カメラ(3つ)で使える「リングライト」と「TOLレーザーオートフォーカス」の2つの機能。
リングライトは4コのLEDライトがリング状に配置。被写体に対して柔らかい光を当てることで、より高品質で自然な写真を撮ったり、ポートレートのボケ感を強めることが可能。
TOLレーザーオートフォーカスは、被写体に向けてレーザーを当て、その反射光を利用して正確にピントを合わせる機能。
約30cm~3mほどの範囲内ではあるが、ピント合わせはこの機能が役に立つはずだ。
さらに驚くべきは、前面インカメラにも800万画素の超広角カメラがあること。
モトローラスマホはそのほとんどが背面にしか超広角カメラはなく、前面にもついているのはmoto g100のみ。
広い範囲を含めたセルフィーを撮りたいときに助かることは間違いないだろう。
ストレージは128GB+microSDで拡張すればOK
moto g100の内部ストレージは128GBと、ミドルレンジスマホらしい容量。
もちろんこれだけでも十分ではあるが、いっぽうで動画も撮影したり、他にも音楽やアプリのダウンロードもするとなると少々不安が残る。
使い道が多いユーザーは、別途でmicroSDを買っておくといいかもしれない。
moto g100はmicroSD最大1TBまで対応しているから、さすがに1TBもあれば問題はないだろう。
もしそれでも不安であれば、オンラインのストレージサービスも視野に入れておくといい。
プロセッサーやメモリなど…その他の機能も充実!
ちなみにmoto g100はカメラだけでなく、(詳細は割愛するが)一般的な機能もかなり優れている。
たとえばスマホの頭脳と言えるプロセッサーはミドルハイクラスのSnapdragon™ 870。
タイミングがシビアなゲームもプレイできるので、そのスペックはかなりいい。
他にもメインメモリ8GBや、”画面ヌルヌル”に関するリフレッシュレートも90Hzと文句はない。
用途としてはかなり広いモデル。2021年製とは言え、あと数年は活躍できるだろう。
②motorola edge 20 FUSION
2つ目は、これまた2021年に発売された「edge 20 FUSION」だ。
このモデルも公式ショップサイトでは品切れ状態だが、大手ショッピングサイトではまだまだ取り扱いがある。
スペックは下記の通り。
機種名 | motorola edge 20 FUSION |
本体金額 | 定価43,800円(税込) ⇒31,300円(税込)※2023/1現在 |
プロセッサー | MediaTek Dimensity 800U |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大512GB対応 |
ディスプレイ | 6.7インチ FHD+ 有機ELディスプレイ |
リフレッシュレート | 90Hz |
カメラ画素数 | ①10,800万画素メインカメラ(f/1.9) ②800万画素超広角&マクロ(f/2.2) ③200万画素深度センサー(f/2.4) ④3,200万画素インカメラ(f/2.25) |
サウンド | モノラルスピーカー イヤホンジャックあり |
バッテリー容量 | 5,000mAh 30W TurboPower™充電 |
5G対応 | 〇 |
USB規格 | USB-Type C |
詳しいレビュー記事もあるので、ぜひこちらも参考にしていただければ幸いだ。
驚異の1億800万画素
edge 20 FUSIONの魅力は、なんといっても10,800万画素という数値の高さだ。
もちろん写真のキレイさは絞り値などの要素も大切になってくるが、それでもこの画素数には惹かれてしまう。
現に、5,000万画素の他モデルと比較しても画質に差があり、ぱっと見では判別しずらいが見比べてみるとよく分かる。
前述したmoto g100のリングライトのような機能はないが、基本的なカメラ性能としては文句なしと言っていい。
ストレージ128GB + microSDで拡張
edge 20 FUSIONの内部ストレージは128GB。
そしてmicroSDも最大512GBまで対応している。
1TBまで対応していないのは少し残念だが、それでも合計640GBのデータ保存ができる。
SDカードの購入費用はかかるが、容量がかさむ動画デー
タがあっても安心できそうだ。
必要であればGoogleフォトなどのオンラインストレージサービスも活用しよう。
その他基本スペックも文句なしのミドルレンジスマホ
edge 20 FUSIONも、所謂“ミドルレンジスマホ”に分類されるモデル。
そのスペックは日々の何気ない瞬間においてはまったく不便を感じず、例えばSNSや動画を見たりするだけのユーザーであれば文句は出ないだろう。
スマホの頭脳であるプロセッサーに限っては少し性能が劣るため、激しいゲームプレイに向かない一面はあるが…
それ以外ではれば、特に問題はないはず。
今流行りの有機ELディスプレイも搭載。
ショッピングサイトによっては値崩れも起きているため、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
③motorola edge 20
3つ目は、edge 20 FUSIONと同じく2021年に発売されたmotorola edge 20だ。
microSD非対応は大きなデメリットだが、カメラ性能がmoto g100に負けないスペックを誇っているためピックアップ。
機種名 | motorola edge 20 |
本体金額 | 定価54,800円(税込) ※大手ショップサイトでは割引されている |
プロセッサー | Snapdragon™ 778G |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB |
外部メディア | – |
ディスプレイ | 6.7インチ FHD+ 有機ELディスプレイ |
リフレッシュレート | 144Hz |
カメラ画素数 | ①10,800万画素メインカメラ(f/1.9) ②1,600万画素超広角&マクロ(f/2.2) ③望遠800万画素3倍光学ズーム(f/2.4) ※光学式手振れ補正・LEDフラッシュ ④3,200万画素インカメラ(f/2.25) |
サウンド | モノラルスピーカー イヤホンジャックあり |
バッテリー容量 | 4,000mAh 30W TurboPower™充電 |
5G対応 | 〇 |
USB規格 | USB-Type C |
1億800万画素カメラ+光学レンズ
edge 20 FUSIONと同じく10,800万画素メインカメラを搭載しているedge 20。
ただしFUSIONと異なるのは、それに加えて800万画素の望遠レンズが搭載されていることだ。
高品質なガラスレンズは、一般的なプラスチックレンズと違って画質に差が出てくるため、スマホにカメラ性能を求めるユーザーにはうってつけ。
特に3倍光学ズームは、画質が粗くなるふつうのズームと違い、画質を保ったまま拡大することが可能だ。
モトローラのスマホはカメラ性能に力を入れておらず、他ブランドに比べて劣る部分とみられているが、ことedge 20に関しては十分期待できるレベルと言ってもよさそうだ。
ストレージは弱いが…スタイリッシュで高性能
microSDが非対応、そして他モデルより弱いバッテリー4,000mAhと引き換えに、edge 20はスタイリッシュなデザインと高い性能がウリとなっている。
まずスマホの頭脳にあたるプロセッサーは、Snapdragon™ 778G。
先ほど紹介したmoto g100のSnapdragon™ 870よりは少し劣るが、それでもその性能はミドルハイクラス。
処理の激しいゲームでもそつなくプレイでき、また”画面ヌルヌル”のリフレッシュレート144Hzもかなり評価できそうだ。
またedge 20はモトローラスマホで一番薄くて(6.99mm)軽い(169g)デザインでも有名。
高性能でありながらも、持ち運びが便利なのは地味にうれしい。
ぜひその軽さを体感してみはいかがだろうか。
④moto g52j 5G
最後は、2022年に発売されたmoto g52j 5G。
モトローラ初の「おサイフケータイ対応」モデルであり、同メーカーが大きくピックアップされるきっかけとなったスマホだ。
カメラは「ヤバい!」と言えるほど高性能ではないが不足もなく、かつ全体的にバランスの取れたスペックだったので候補に入れている。
機種名 | moto g52j 5G |
本体金額(税込) | 39,800円(税込) |
プロセッサー | Snapdragon™ 695 5G |
メモリ/ストレージ | 6GB/128GB |
外部メディア | microSD 最大1TB対応 |
ディスプレイ | 6.8インチ FHD+ ディスプレイ |
リフレッシュレート | 120Hz |
カメラ | ①5,000万画素メインカメラ(f/1.8) ②800万画素超広角&深度センサー(f/2.2) ③200万画素マクロ(f/2.4) ④1,300万画素インカメラ(f/2.2) |
サウンド | モノラルスピーカー イヤホンジャックあり Dolby Atmos対応 |
バッテリー | 5,000mAh 15W TurboPower™充電 |
5G対応 | 〇 |
USBケーブル | USB Type-C ケーブル |
こちらも詳しい情報はレビューページを参考にしていただきたい。
ストレージ128GB + microSD最大1TB対応
最初に紹介したmoto g100と同様、moto g52j 5Gのストレージは128GB。
さらにmicroSDは最大1TBまで対応しているため、別途購入でお金はかかるがストレージ容量はかなり確保することができる。
moto g52j 5Gの優れているところは他にもあるが、とにかく思い出をたくさん残しておきたい!といったユーザーにも嬉しい容量ではないだろうか。
先ほどの2モデルと同様、オンラインでのストレージサービスも使えるからそこを活用すればさらに幅は広がって便利だ。
バランスの取れたミドルレンジスマホ

今回はカメラ性能で取り上げたが、moto g52j 5Gは全体的にバランスの取れた1台。
どれをとっても「ずば抜けて優れた性能!」とは言えないが、逆にスペックが不足している部分もなく、オールマイティに活躍してくれるのが特徴だ。
処理の激しいアクションゲームは向かないが、そうじゃないゲームは問題なし。
カメラ性能もずば抜けてないが、ただ普通に撮る分には文句なし。
ステレオスピーカーではないが、Dolby Atmos対応で臨場感は楽しめる。
ゲームも、カメラも、音楽も・・・
すべてにおいてそつなくこなす優秀なスマホにこれ以上のモデルがあるだろうか?
それくらいバランスが取れているのが魅力的。
もしバランスよく使えればOK!というユーザーであれば、間違いなくmoto g52j 5Gを選んでおいて損はないだろう。
カメラとストレージに焦点を置いたモトローラスマホ
今回は、モトローラスマホの中でもカメラ性能とストレージ容量に特化したモデルを4つ紹介した。
旅先での撮影、かわいい我が子の成長記録などは、とくにカメラ性能がポイントとなってくるはず。
いざモトローラスマホにする際は、ぜひ今回の記事を参考に選んでいただければ幸いだ。
このページに関する質問やコメントは、ぜひ下のコメント欄に!
お気軽にコメントどうぞ コメント欄がないとき⇒下にスクロール