グローバル版「edge 50 pro」が発売へ。特徴やスペックまとめ

2024年に入ってから、少しずつ情報が明かされていったモトローラの新モデルedge 50 pro

その全貌ぜんぼうが明らかになりましたので、改めてまとめていきます。

ちなみに、これまで当メディアでポストした記事は下記をご覧ください↓

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毎日を「ART」に|AI機能による画像加工、カメラ機能が注目か

今回登場するグローバル版edge 50 proの一番の魅力は、カメラの機能性と、急速に発展しているAI技術による画像の加工(補正?)でしょうか。

当メディアの”なんとなく”の感覚では、edge 50 proには「日々の生活も、特別な1日も、自分らしくデザインする

といったメッセージが込められているように思えました。

「どんなゲームもさくさくできる!」とか「スタイリッシュ!」とか……

そういったスペックももちろん注目ですが、本機はそこを超えて、もっとユーザーのライフスタイルに寄せて作られたようにも感じます。

スマートフォンのつづり「SMARTPHONE」のART(アート)を強調して、「SMARTPHONE」という表現の仕方をしていたのもまえると、決して間違ってはいないのかなと…。

※AIによる技術を「ART」と表現しているだけの気もしますが。

ブレてしまった画像をうまく補正してくれる機能もあるんだとか。かなりのストレス減になりそう。

モトローラのこれまでの新製品宣伝とは、一味も二味も違って魅力があふれます。

最後はどうしても「スペック合戦」になってしまうスマホではありますが、そんな中でもターゲットを絞り、ワクワクさせてくれるので、本当に楽しみですね。

カメラ|望遠レンズ搭載で前モデル越えなるか

edge 50 proでは、AI技術による画像加工(補正?)がプッシュされていました。

また、そのためのカメラ性能は、前作edge 40を大きく上回りそうな予感……。

というのも、edge 40と同じ5,000万画素(f/1.4)メインカメラに加え、1,000万画素(f/2.0)の望遠レンズを搭載。

さらにセルフィーカメラは5,000万画素(f/1.9)と、大幅な性能向上がうかがえます。

さて、望遠レンズと言えば……通常のデジタルズームよりも画質の乱れがおさえられると話題。

そして国内モトローラで街頭するのは、2021年10月発売のedge 20です。

光学3倍ズームの精度は、前モデルのedge 40よりもすぐれていたようにも思えます。

edge 20のディスプレイ
画像はedge 20(2021年発売)

実際の検証結果はこちら↓をご参考ください。

ちなみに、edge 20の望遠レンズは800万画素でした。

edge 50 proは1,000万画素と向上し、絞り値も(f/2.0)と光の取り込み具合も問題ありません。

後述する「プロセッサー」もハイエンドモデルに迫る性能を持っているため、撮影した画像については、これまでのモデルよりは大きなインパクトがあると言っても良さそうです。

スペック一覧|注目の性能・機能をピックアップ

先述のカメラも含め、スペック一覧はこちら↓

本体サイズ(mm)縦161.2×幅72.4×厚さ8.19mm
重さ186g
Android™ OSAndroid™ 14
プロセッサーSnapdragon™ 7 Gen 3
メモリ/ストレージ①8GB/256GB
②12GB/256GB
ディスプレイ6.7インチ Super HD 1.5K
有機ELカーブディスプレイ
リフレッシュレート144Hz
輝度ピーク時2,000nit
カメラ5,000万画素メイン(f/1.4)
1,300万画素超広角+マクロ(f/2.2)
1,000万画素望遠ハイブリットズーム(f/2.0)
5,000万画素インカメラ(f/1.9)
オーディオステレオスピーカー
Dolby Atmos対応
バッテリー/充電4,500mAhバッテリー(USB 3.1)
125W急速充電対応
50Wワイヤレス充電対応
セキュリティディスプレイ指紋認証システム
moto secure
防塵・防水IP68(水中利用可)

「ミドルハイ」クラス|Snapdragon™ 7 Gen 3

スマホの総合的な性能を左右する「プロセッサー」。

edge 50 proは、所謂いわゆる「ミドルハイ」クラスの性能であることが分かっています。

スマホの性能に関する名称を説明した画像。性能の高い順に「ハイエンド」「ミドルハイ」「ミドルレンジ」「エントリー」。画像ではミドルハイが強調されている
ミドルハイクラスの性能です。

情報が解禁され始めた当初は「最高のハイエンドモデルか!」とさわがれていましたが、1ランク下の性能に落ち着く形となりました。

ただ、とはいってもその性能は前モデルedge 40よりも高く、普段づかい以上の活躍が期待されます

「Antutuベンチマーク」と呼ばれるアプリでの検証では、約90万点との結果が出ています。

これを国内モトローラスマホで比較すると、そのスコアの良さが分かります。

モデル名スコア
moto g13272358
moto g32317169
moto g53j 5G403424
moto g52j 5G444826
edge 20 FUSION441529
edge 20624412
edge 40773440
edge 50 pro約900000
razr 40約900000
edge 30 pro約1000000

プロセッサーは、先述したカメラ性能にも影響するとよく言われていますが、このスコアであればかなり高画質で鮮やかな画像が期待できそうです。

ディスプレイ・解像度|「フルHD+」から「Super HD(1.5K)」へ

これまでのモトローラスマホは「フルHD+」解像度が一般的でしたよね。

それがedge 50 proで新しい「Super HD」へと進化を遂げました。

結論から言うと、だからといって画質に大きな差が出るわけではないようですが……

それでも過去モデルよりもコンテンツがきれいに映るといった点で、モトローラから今後リリースされるであろう製品にも楽しみが増えたと言えます。

また画面輝度は最大2,000nitと、edge 40(1,200nit)よりも明るめ。

スクロールなめらかなリフレッシュレート144Hzに加え、有機EL素材を採用しているのもedgeシリーズならでは。

本体側面に食い込む「カーブディスプレイ」も、edge 40に続き搭載となっています。

ディスプレイについては、文句のつけどころはなさそうです。

バッテリー|スマホ本体の発熱リスクは解消できそうな予感

次に見ておきたいのはバッテリー性能。

容量4,500mAh、充電も125Wの急速充電対応とメリットが並んでいますが、それよりも注目したいのが発熱リスクについて。

というのも、前モデルedge 40は、その軽さ・うすさと引き換えにバッテリー性能が課題となりました。

先述のプロセッサーも関わってくるのですが、いかんせんアプリ起動後の「本体熱くなる問題」がストレスになるといった口コミも目立っています。

edge 40,edge 20,edge 20 FUSIONのディスプレイ側面を比較した画像。edge 40は側面まで画面がカーブしている
edge 40は薄くて持ちやすい反面、熱を持ちやすいのが難点…。

とくに処理の激しいゲームやGoogle chromeアプリ、当メディアにいたってはX(旧Twitter)を使っていても、使用中に感じる熱さは悩みの種。

スリムなモデルはとてもうれしいですが、かといって本体が熱くなるのでは本末転倒です。

その点、edge 50 proはどうかというと…改善が期待できそうです。

edge 40とサイズを比較してみると↓

モデル名サイズ厚さ重さ
edge 40縦158mm×幅72mm7.58mm167g
edge 50 pro縦161.2×幅72.4mm8.19mm186g

edge 50 proは、スリムモデルから脱却しているのが分かりますね。

もちろん、本体サイズや重さが直接「本体熱い問題」に直結はしなさそうですが、それでも、発熱のリスクは大分回避できるのではないか?

そう思えるようなサイズ感だと思いました。

edge 50 proの国内発売は不明。

今後、各国で発売されるedge 50 proのスペックを一通り見てきました。

現状分かる範囲では、インドにて₹41,999(約76,000円)での販売となっています。

ハイエンドモデルではないため、比較的手の届きやすい価格が実現されていますね。

しかしながら、国内においては2024/4/5現在で発表はありません。

今後おそらくedge 50 proか、もしくは同時発売が予想されているedge 50 FUSIONなど、edge 50シリーズのいずれかが登場すると考えられますが、公式の発表はもう少し先の話となるでしょう。

当メディアでは、今後の国内edgeシリーズについて詳しい情報が入り次第、追記していく予定です。

edge 50シリーズの発売自体はほぼ100%と考えてもおかしくはありません。

今後の情報に期待しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

読者様のedge 50 proについての感想を、ぜひ下のコメント欄にて教えてください!

モトローラに沼りましょう!

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  1. Luck13 より:

    総務省の「高周波利用設備の型式指定・型式確認の公示(https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/dempa_rikatsuyo/high_frequency/)」の「型式指定の型式名・指定番号・製造業者等の氏名又は名称の公示」内「誘導式読み書き通信設備」にモトローラの未確認機種「XT2403-4」「XT2403-5」「XT2431-2」「XT2431-3」が記載されました。
    どの機種も海外でも発表されていないため詳細は不明ですが、「XT2403-*」はedge 50 pro、「XT2431-*」はmoto g64だと予想されているようです。
    予想通りだとすると日本での手続きが進んでいることになりますので、edge 50 proが発売される可能性が高まりますね。
    なお「誘導式読み書き通信設備」はNFCに関する型式指定ですので、FeliCa(おサイフケータイ)に対応することも期待できるかもしれません。

    • もとふぉん もとふぉん より:

      >Luck13さん
      コメントありがとうございます!!
      いよいよきましたね…技適認証ですか…。
      moto g54がくるかと思いきや…まさかのmoto g64とは。。。
      モトローラもやりますね…(笑)
      情報見るとかなり良スペックですから、おサイフを追加すればパーフェクト。
      これは買うしかねぇ!!ってやつですかね…。
      ヤバい・・・予算が…ぐぬぅ。

  2. Luck13 より:

    これは、かなり欲しいと思わせますね。
    SoC以外はほぼハイエンドといえる性能をしてるといえるのではないでしょうか。
    個人的にハイエンドのSoCはスペック過剰ですので、ミドルハイのSoCを採用することでコストを下げてそれ以外の部分を充実させるというのはアリだと思います。
    OSのアップデートも3回あるそうですし、安心して使えそうです。
    インドのモバイルニュースサイトにレビュー(https://www.91mobiles.com/hub/motorola-edge-50-pro-review/)も出てますが、発熱もカメラ周りが少し温くなる程度のようです。
    バッテリーの持ちもPCMarkバッテリースコアで12時間30分と、edge 40の8時間程度から良くなっているみたいです。
    前にedge 40について相談に乗っていただきましたが、これならedge 50 proが日本でも発売されることを期待して待ちたくなりますね。
    あとインドでの値段が違ってます。
    メモリが8GBモデルが₹31,999(約58,000円)、12GBモデルが₹35,999(約65,000円)です。

    • もとふぉん もとふぉん より:

      >Luck13さん
      コメントありがとうございます!!
      OSアップデート、かなり充実してますね。2028年くらいまではガッチリ使えそうでしょうか。
      発熱もあまり目立たないとのことなので、edge 40よりもストレスは少なく済みそうですね。
      価格、記載間違いすみませんでした!!
      発売早々に割引されて、12GBモデルもかなりリーズナブルな金額になってました!!
      訂正ありがとうございました!!

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