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プライベート

陰キャな私が初めて”ひとりで”クラブに行った話をしようじゃないか

私には「大好きな音楽をみんなで共有したい欲求」がそれなりにあるのですが、読者さんはいかがでしょうか?

「ねぇねぇ、この曲めっちゃいいよね!」という話をしたいと思いますか?

「好きな音楽について語り合いたいのならクラブに行けば楽しめる!

某月某日、そんな情報を手にすることができた私は、さっそく近場にある「箱」を探して行くことにしました。

いつもは好きになった流行りのEDMや洋楽、クラブミュージックを聴いているものの……音楽の話はできずにモンモンとしていた私。

「クラブに行けば思う存分楽しめるぞ!!」

そんなワクワクを胸に、クラブという未知の世界へ飛び込みました。

クラブの「ク」の字も知らずに…。

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陰キャひとりでクラブに入るのは難易度がバリ高い!

最初に言いたいのは、私はどうやらクラブという場所をめていた、ということです。

それはそれは、もうポケモンのベロリンガ並みにベロンベロンとめきっておりましたね。

まず何より、私のような「(ひとりで)クラブに行ってみたい!」という方が最初にぶち当たる壁は、思った以上に早くやってきます。

マジで入りづらい!

そもそもクラブが地下1階に存在しており、いかにもヤバい連中がたむろしているような薄暗い雰囲気が階段をつたって外にまでムンムンと漂う…

もはや魔界

はたまたアニメ『HUNTER×HUNTER』のアリ討伐編にて、シャウアプフが放つ禍々まがまがしいオーラにビビッてしまったノヴさんの感覚、とでも言っておけば伝わるでしょうか。

それくらい、入りづらい空間でした。

それに比べて、こちとら陰キャひとり。

この状況をゲームに例えるならば、ファイナルファンタジー5で”ガルキマセラ”のいるウォルス城地下に低レベルで入り込むようなもの…

FF5

「バ……バックアタックだと……?」

そりゃあ、足もすくんでしまうわけです。

ちなみに、今回私が足を運んだクラブイベントでは、近くにある大学のサークルが主催していたもの。

「初心者もDJやりますよ!」という感じだったので、気軽にいけそうだな♬なんて気持ちが高ぶっていたんですが…

しかしそれでも初めてのクラブだったもんですから、入室する前から緊張・緊張・アンド緊張

何度引き返そうと思ったことか…。

しかし!ここまできて(家から20分くらいかけて徒歩できた)逃げるのも納得できない!

「何事も経験だ!」と、多くの自己啓発本から目が痛くなるほど教えられたし、ブログのネタにもなるんだと意気揚々としていたではないか。

今こそ、私の本気を出すときではないのか?

これまでと違う新しい一歩を踏み出すのではないのか?

そう言い聞かせつつなんとか勇気を振り絞り、クラブという名のウォルス城地下1階に突入!

格安の1000円を支払い、箱(お店のこと)に入ることに成功しました。

最終的にはイメージしていたようなクラブの雰囲気だった

意を決して箱の中へ入った私の目には、斬新と言えば斬新な光景が広がっていました。

そこまで広くなく、30人が入ったらけっこうパンパンくらいの規模

地方のクラブだからそんなものなのでしょうか。

スタートが20時で、私が入ったのは20時10分くらい。

見渡すと5~6名ほどの男女が話をしていましたが、恐らくほとんどはイベント主催側の学生だったと思われます。

一般客らしい人は見かけませんでした。

もちろん陰キャな私は真ん中に行くことはできず、周囲の目線を気にしつつ端っこのほうへ一目散。

「え?!なになに?!あの人、ひとりで来たのかな?」

そんな風に思われていそうで、顔から火が出そうだったのは言うまでもありません。

いや、出ていたのかもしれません。

こんなとき、気の知れた仲の良い友達がいたら良かったなぁ…としみじみ思います。

ほどなくして、イベント主催のリーダーの方が「もしかしてDMくれた方ですか?」と声をかけてきました。

実はそのイベントに参加する前に、Twitterアカで「参加してみたいんだけど」と主催側にDMを送っていた私…

まさかたったそれだけのことを覚えているとは…最近の若者は恐ろしい!

気さくに話しかけてくるコミュニケーションオバケのリーダー(ディスではない)。

しかしその相手は陰キャです。

さすがのオバケでも勝つことはできなかった模様。どうだ!まいったか!

2~3分後、話が弾まないと察したリーダーは、「じゃあ楽しんでってくださいね!」なんて決まり文句を私に投げかけると、そそくさと別の所へ行って音楽を流すDJを見ていました。

そうそう、陰キャにはそんな対応でいいんです。

ひとり、しんみりと過ごしたい!そんな気分なんですから。

さてさて、肝心のイベントの内容はというと、そこまで深すぎず、むしろ邦楽もガンガン流れているような、どちらかというと初心者向けでした

いつぞやに復活したエルレガーデンやらインディーズバンドの曲がちらほらと流れていて、私が知らない曲もたくさん!

しかも、箱の中だと音もよく響くし、みんなノリノリなので知らない曲が流れても「あ、この曲いいねぇ~」なんて感じさせてくれるんです。

なんてマジックでしょうか?素晴らしい。

クラブっていうと洋楽メインでオーイェー!みたいなイメージが先行してしまいますが…

中にはそうじゃないのもあるんだねな、と学ぶことができました。

時間が経つにつれて、少しずつ人も増えてきた箱の中。

いつしかたくさんの参加者が、それぞれ好きなように動いていたのがすごく特徴的でした

頭で思い描いていたクラブの風景とほとんど一緒です。

身体を揺らしてノってる人、バリHIPHOPファッションで踊ってる人、お酒飲んでる人、談笑している人・・・なんていうか、みんな自由。

もちろん、私のように隅っこで見てるだけでも問題ないのかもしれません。

この空間、クラブ以外のどこでも体験できるものではないですね。

私にとってはかなり新鮮で、「入って良かった!」と心底思いました。

ひとりだったけど…。

お酒を頼むには、コインのようなものを渡すシステム

受付をして1000円払ったあとにこんなものを渡されていました。

赤いコインのようなもの

なんかどこかで見たことがあるようなないような…

よく分からぬまま受け取って箱のなかに入ったわけですが、どうやらお酒を飲むときに渡すものらしいですね。

決して「オレっちはここにBETするぜ!」とラスベガスで重ねるものではありません。

お酒を頼む→お酒ができる→これを渡すという流れですよ。

私がイメージしてたのは、箱の中でグラスを持ったお姉さんが「お酒どうですか?フフフ」なんて言ってくるイケイケなシーン。

でもそれはもっと都会や諸外国の話なのかも。

さて、こなれた態度でオーダーする常連を見本に、私もカウンターで

カ…カシ…カシオレを…く…くだ…くだちゃい!

と言ってオシャンティーに(?)カクテルをたしなみました。

まぁ、ビールとか強い酒が飲めないだけなんですけどね。

ちなみに2杯目以降は現金で支払うシステム。慣れてしまえば、簡単にお酒が頼めそうです。

クラブならではの経験ができるのは間違いないが、陰キャひとりで行くには鉛のハートが必要だ

今回はじめてクラブに突入した私でしたが、ここならではの経験ができたと思います。

詳しく書きませんでしたが、なによりも音楽にまつわる話ができるってのがいいですよね。

クラブだと主体が「音楽」になるので自然とそういう話ができるし、そういう話に繋がります。

また、音楽の話じゃなきゃダメかと言われるとそうではないですけど、音楽についてちょっと語りてぇなぁ!という場合にはクラブが最強なんだと確信した次第です。

私は自分の好きな音楽について話すのも好きだし、ほかの人の好きな音楽の話に乗るのも大好きです。

今20歳だというのに(2018現在)、キックザカンクルーの曲を流したDJ学生くんと話したときにはテンションが上がりましたからね。

キックザカンクルーって、私が中学生くらいのとき(ちなみに私はこのとき28歳)のグループだったような…。

音楽の幅の広さに脱帽ものです。

そんなこんなで、クラブっていい場所だなぁ…なんて思ったんですけど。

やっぱりですね、陰キャひとりで行くのはおススメできません!

コミュ力が高い方なら全然問題なくて、バリバリ楽しめると思いますよ。

でも…陰キャでコミュ障がひとりで行くのは危ないというか、無謀と言うか。

必ず誰か仲の良いお友達といっしょに行くべきだと悟りましたね。

音楽も楽しいし、話しかけてくれる人がいれば充実する瞬間は絶対にありますが、陰キャひとりっていうだけでグッと楽しめる質が下がってしまうのも事実です…。

その場で知らない人と気が合って友達になれればラッキー、くらいの感覚でしょうか。

ひとつ確信を持てるのは、

話しをする人がいないと無言で音楽を聴いているだけになるということ。

もう一度だけ言っておきます。

陰キャがひとりでクラブへは行くのは無謀です!

まとめ:なんだかんだ陰キャでも良い経験ができた初めてのクラブ!

3時間くらい経って途中で抜けてしまった身ではありますが、まぁ無謀とは言えども良い経験はできました。

まだ1回行っただけだし、ほかにもいろんなクラブイベントがありますから、また機会を見つけて参加するつもりです。

次はお友達を誘っていこうかな…(いないんですけどね)。

ちなみに、箱によってはちょっといろいろアブナイ匂いがするところもあるみたいですから、調べてから行くようにしましょうね。

それでは今回はこの辺で

おわり

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