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【モトローラ】2021年発売のedge 20が…ひっそりと人気を集めていそうな件

モトローラは、2023/6/16に最新モデルとなるmoto g53j 5Gを発売。

2022年発売のmoto g52j 5Gに続き、おサイフケータイ対応の日本向けモデルだ。

もちろん、ここしばらくはmoto g53j 5Gの話題がつきないだろう。

ただそのいっぽうで、じわじわと過去モデルの再燃がきていると筆者の中で話題となっている。

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大きな値崩れで「コスパ最強」となったedge 20

2021年10月リリースの「motorola edge 20

スペックが高く、モトローラの中で一番うすくて軽いボディが特徴のモデルだ。

手のひらに乗せたedge 20本体

定価は54,800円(税込)。

そのedge 20……2023年に入ってからの急激な値下げの影響で、おそろしいレベルでコスパ性がよくなっている

というのも2023年5月には36,800円になり、そして6月現在ではなんと驚愕の31,000円(43%OFF)。

ちなみにmoto g53j 5Gは34,800円だが、スペックはedge 20に遠く及ばない。

発売から2年経っているだけに、筆者の中でedge 20の株が”爆上がり”している。

ゲームもさくさくこなせるスペックで31,000円は神

ここで、edge 20のスペックをおさらいしておこう。

比較対象として、moto g53j 5Gのスペックも載せておく。

モデルedge 20moto g53j 5G
価格(税込)54,800円
31,000円(2023/6/20現在)
34,800円
サイズ(mm)/重さ163×76×厚さ6.99
/163g
162.7×74.6×厚さ8.19
/183g
プロセッサーSnapdragon™ 778GSnapdragon™ 480+ 5G
メモリ/内部ストレージ6GB/128GB8GB/128GB
外部メディアmicroSD最大1TB
ディスプレイ6.7インチ FHD+
有機ELディスプレイ
6.5インチ
HD+ディスプレイ
リフレッシュレート144Hz120Hz
カメラ画素数10,800万画素メインカメラ(f/1.9)
1,600万画素超広角(119°)マクロ(f/2.2)
望遠800万画素3倍光学ズーム(f/2.4)
※光学式手振れ補正
3,200万画素インカメラ(f/2.25)
5,000万画素メイン(f/1.8)
200万画素マクロ(f/2.4)
800万画素インカメラ(f/2.0)
バッテリー4,000mAh5,000mAh
オーディオモノラルスピーカーステレオスピーカー
Dolby Atmos対応
3.5mmイヤホンジャック
5G
おサイフケータイ機能×
USBケーブルUSB-Type CUSB-Type C

プロセッサー、ディスプレイ、カメラ、サイズ感はedge 20に軍配

スマホの基本的な性能は、まず間違いなくedge 20のほうが勝る。

一番は”スマホの頭脳”と言われて久しいプロセッサーだろう。

Antutuスコアの差はかなり開くと考えていい。

Antutuスコア比較 edge20は約520,000点に対して、moto g53j 5Gは約300,000点とedge 20のほうが高い

どちらもパズルゲームやFPS、アクションなど…ゲームプレイはこなせる。

だが、特定のゲームで画質やフレームレートの設定を低くせず快適に遊べるのはedge 20だ。

そして、このスペックを30,000円で買えるというのだから驚きだ。

繰り返すがedge 20の定価は54,800円、いくら2年前のモデルとは言え…破格すぎると感じるのは筆者だけだろうか。

ディスプレイ比較は、HD+ディスプレイのmoto g53j 5GよりFHD+有機ELディスプレイのedge 20のほうが見やすい

ディスプレイも問答無用でedge 20だ。

HD+のmoto g53j 5Gも決して悪いとは言わないが、それでもFHD+で現在流行の有機ELディスプレイを搭載したedge 20のほうが見やすい。

また、”画面ヌルヌル”を表すリフレッシュレートもedge 20のほうが上。

続いてカメラ。2眼アウトカメラのmoto g53j 5Gに対して、edge 20は3眼。

加えてedge 20は望遠光学ズームを搭載しているため、ズーム時の画質劣化が極めて少ないというメリットがある。

メインカメラの絞り値こそmoto g53j 5Gのほうが優れているものの……

トータルのカメラ性能はedge 20に軍配が上がっている。

そして、なんといってもedge 20の軽さ・うすは非常に持ちやすい。

なんやかんや、スマホのスタイルを大切にしているユーザーが多いと認識しているが、その点edge 20は合格点だ。

メモリ、バッテリー、オーディオ、おサイフケータイはmoto g53j 5G

いっぽうでedge 20になく、「おしい!」と感じる要素は下記のとおり。

edge 20のかゆいポイント①おサイフケータイ機能がない②モノラルスピーカー③バッテリー容量が少なめ

もちろん、こだわりがなければ問題はないだろう。

キャッシュレス決済をせず、音にもそこまでこだわりがなく(ヘッドセットをつければ関係ない為)、バッテリーも特段困ることがないのであれば、edge 20は本当に「買い」だ。

筆者としては、バッテリー容量が4,000mAhが少々気になっている。

モトローラのスマホは概ね5,000mAhが標準なだけあって、たとえ新品であっても1日でかなりのバッテリー消耗が予測できる。

その点でedge 20は少々不安だ。

もしedge 20を使用するならモバイルバッテリーの携帯は考慮しておくべきかもしれない。

原材料高騰でミドルハイクラスは貴重な存在??

この記事を作成する少し前、OPPOの最新モデルが、過去のものとほぼ同じスペックということで物議をかもしていた。

この件について、どう思うだろうか?

筆者としては、それでもスペックはそこそこ優れているから問題はないと感じているが…

しかしながら、昨今の原材料高騰によって、各社スペックの高いモデルをリリースしづらい状況にあるのだということはひしひしと伝わってくる。

となると、当然ミドルレンジでも価格の抑えたエントリー寄りのモデルが増えてくるだろうし…

それこそedge 20のようなミドルハイクラスは当分出てこない可能性も考えられる。

ともすると、2021年発売と言えどedge 20は今後も重宝されると考えても良さそうだ。

本機が今後どのように市場を駆け回るのか、非常に楽しみでならない。

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