先日、海外の公式サイトにて明らかになったedge 50シリーズのスペック。
本シリーズは「edge 50 pro」「edge 50 ULTRA」「edge 50 FUSION」の3モデルから構成され、いずれも過去モデルを凌駕する出来栄えです。
今後、国内でも3つのうちの1つか2つは登場が確実視されているので、非常に楽しみです。
ところで、この3つの中では一番おとなしい性能の「edge 50 FUSION」
しかしながら、フタを開けてみると「普段づかいモデルとしての使い勝手は最高では?」と当メディアの中で激アツとなっております。
あくまで個人的な意見に過ぎませんが……フィットするユーザーはとても多いかも??
国内では2021年以来となる「FUSION」モデル。スペックを比較・おさらい
まずはedge 50 FUSIONのスペックをおさらいしておきます。
時代の流れもありますが、過去モデルと比較しても性能・機能は合格点です。
モデル名 | edge 50 FUSION |
メーカー希望小売価格(ユーロ) | €399 (約65,500円) |
本体サイズ(mm) | 縦161.9×幅73.1×厚さ7.9 |
重さ | 174.9g |
Android™ OS | Android™ 14 |
プロセッサー | Snapdragon™ 7s Gen 2 |
メモリ/ストレージ | 12GB/256GB |
ディスプレイ | 6.7インチ フルHD+ 有機ELカーブディスプレイ |
リフレッシュレート | 144Hz |
カメラ | 5,000万画素メインカメラ(f/1.88) 1,300万画素超広角+マクロ(f/2.2) 3,200万画素インカメラ(f/2.45) |
オーディオ | ステレオスピーカー Dolby Atmos対応 |
バッテリー/充電 | 5,000mAhバッテリー(USB 2.0) 68W急速充電対応 |
防塵・防水 | IP68(水中利用可) |
気になる点をピックアップしていきます。
Antutuスコア約60万点のプロセッサー。普段づかいは余裕!!
スマホ選びで必ず見ておきたい(いや、見なくてはならない)部分であるプロセッサー。
edge 50 FUSIONは「Snapdragon™ 7s Gen 2」というチップを使っており、性能を点数化するAntutuベンチマークでは約60万点というスコア。
この数値、どれくらいなのかというと…
2021年に国内でもリリースされたedge 20と大体同じくらいです。
「なんだよ!2021年発売のモデルと同じかよ!」という気持ちになるかもしれません。
ただ思い出してみると、edge 20シリーズにも「edge 20 FUSION」という廉価モデルがありましたよね。
ちなみにedge 20 FUSIONのAntutuスコアは約44万点。
今回ピックアップしているedge 50 FUSIONは、このedge 20 FUSIONを通り越し、上位モデルのedge 20と同じくらいの性能ということです!
edge 50シリーズの中では一番おとなしい本機ですが、過去モデルと比べると性能の底上げが目立ちますね。
ちなみに、使い勝手は「普段づかい」程度ならかなり余裕があります。
メール、SNS、動画、音楽、ナビ、通話といった基本的な使い方はもちろん。
ゲームも「プロ野球スピリッツA」や「ディズニーツムツム」のようなメジャーなタイトルは問題なくプレイできるはずです。
ただし『原神』のようなグラフィック豊かで負荷のかかるゲームは難しい傾向です。
ゲームプレイが中心の方は、最上位のedge 50 ULTRAがおすすめとなるでしょう。
(もっとも、ULTRAの国内リリースはあまり期待できないのですが…涙)
カメラはどこまでキレイに写るか?は気になるところ
edge 50 proや、edge 50 ULTRAでは大々的にピックアップされたカメラ性能。
「SMARTPHONE」というキャッチフレーズがあったように、AIによる画像修正、そしてカメラユーザーにうれしい望遠レンズの搭載はメリットの1つです。
いっぽう、edge 50 FUSIONに限っては望遠レンズの搭載はなし。
5,000万画素(f/1.88)メインカメラに、1,300万画素超広角+マクロ(f/2.2)のダブルレンズと、一般的なモトローラのカメラとなっています。
画質や鮮やかさは撮影してみないと分からない部分もありますが、どの程度のものか気になるところです。
ディスプレイ、スピーカー、バッテリーは文句なしの機能性
前作edge 40に引き続き、機能性はまったく問題ないと言っていいでしょう。
- フルHD+ 有機ELディスプレイ(カーブ)
- ステレオスピーカー
- Dolby Atmos®対応
- 5,000mAhバッテリー
- 68W急速充電
先ほど紹介した「edge 20 FUSION」のときは、音が一方向からのみ出力のモノラルスピーカーに加えてDolby Atmosは非対応。
また、急速充電も30Wだったことを考えると、edge 50 FUSIONの進化っぷりが伺えます。
唯一、本体側面に食い込む「カーブディスプレイ」は好みが分かれるところですが……
筆者個人としてはスタイリッシュに見えるので好きです!!
読者さんは、カーブディスプレイは賛成?反対?
edge 50 FUSIONの国内リリースは可能性あり。続報を待ちましょう
edge 50シリーズは、その型番「XT2403-4」「XT2403-5」の2つが総務省の某リストに掲載されており、国内でのリリースが確実視されています。
肝心なのは、その型番2つがどのモデルを指すのか??ということです。
edge 50シリーズは「edge 50 pro」「edge 50 ULTRA」「edge 50 FUSION」の3種類ありますから、その内の2つが選ばれると考えていいでしょう。
また国内モトローラは、コスト面の影響からか、比較的ハイエンドモデルを避ける傾向があることも踏まえると…
ミドルハイクラスの「edge 50 pro」
ミドルクラスの「edge 50 FUSION」
の2つではないかと、当メディアでは予想しています。
2021年のedge 20 FUSION以降、国内で「FUSION」がつくMotoスマホが登場していないのも気になります。
まずはモトローラ公式からの情報を待ち、何か続報が入り次第、ブログでお伝えできればと思います。
読者さんは、edge 50 proの出来栄えはどう評価しますか?
また、国内でのリリースはあると思いますか?
ぜひコメント欄にて教えていただければ嬉しい限りです!!
どうぞよろしくお願いいたします!!
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「Edge 50 Fusion」は、地域によってSoCがSnapdragon 7s Gen 2モデルとSnapdragon 6 Gen 1モデルに分かれるとしているメディアもあるなどスペック面で少し気になる点もありますが、魅力的な機種であることは間違いないですね(Snapdragon 6 Gen 1モデルはラテンアメリカ向けらしいです)。
以前もコメントしましたけどバッテリーが5,000mAhと多めにもかかわらず重量が174.9gと軽量ですし、IP68の防塵・防水やGorilla Glass 5による画面保護など、色んな面で普段使いに良さそうです。
海外でも実機レビューはまだないので詳細は不明ですが、スペック面での欠点は望遠レンズやワイヤレス充電がないことくらいかもしれませんね。
だからこそ一番の懸念点は、日本でリリースされるかになりそうです。
もしかしたら「Edge 50 Fusion」の代わりに、すでに技適を通っている「Edge 40 neo(XT2307-3)」を今年のedgeシリーズの廉価版としてリリースする可能性もあるかもしれませんし。
>Luck13さん
コメントありがとうございます!!
SoCが地域によって異なる件、どこかのサイトさんでもその情報書かれてましたね。
おっしゃる通り、機能的な部分も過去モデルと比べて豊富なので、いずれにせよ普段づかいとしては魅力のあるモデルだと思っています。
proやULTRAにある望遠レンズとワイヤレス充電、個人的にはそこまでこだわってはいないので全然許容範囲っす!!
Luck13さんはかなりお詳しいですので、やっぱり機能性はもっとほしいという感じでしょうか!!
そういえば、先日Xだか他サイトだか失念してしまいましたが、「edge 50s」という単語見ました。
え~まじか~!と思ったんですが、razr 40sやg53sなど「s」も登場してますので、あり得るんですかね~??
現状、総務省のリストには「XT2403-4」「XT2403-5」の2つだったような気がしたので、果たしてどうなるか気になるところです。
edge 40 neoが出たら、それはそれで楽しみです(笑)