「読みたいこと」と「書きたいこと」の違いとは何か?

副業(複業?)ブロガーのたくやきです。

 

2019年に出版された話題本『読みたいことを、書けばいい。』

内容がシンプルで、勇気をもらった書き手の方は多いのではないかと思います。

 

一方で私は、「読みたいことって…何?」とモヤモヤとした疑問を抱いたのも事実です。

 

読んで字のごとく、そのままの意味です。

それ以上でもそれ以下でもありません。

 

ただどうしても「読みたいこと」に対するぼんやりとしたイメージがつきまとっていて、どうしても解消せずにはいられない感じになりました。

 

昨今のブログ界隈かいわいにおいては「書きたことを書けばいいじゃない!」という声もあれば

「読者に有益な記事を書いたほうがいい」という意見もあります。

 

そして「読みたいことを、書けばいい。」という言葉も出てきました。

 

キーワードは2つ。

「読みたいこと」と「書きたいこと」・・・この2つの意味や、違いは一体何なのか?

このページではその辺りについて”私なりの”考えをまとめています。

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書くことで何かを得たいけど、うまく書けないときに意識したい

私はライターではなく、(副業)ブロガーです。

なのでここからは「ブログ」という前提で話を進めていこうと思います。

 

さて『読みたいことを、書けばいい。』や、それに関するページでも述べられていたかも分かりませんが…

本来、ブログに関して言えば”書き方”に正解はありません。

 

「ブログで稼ぐ」流れが激しくなり、ノウハウが出てきたのはここ数年の話。

それまでは個人が好き勝手に自分のことを書き殴るのがブログの姿でした。
(もちろん、稼いでいた方も多くいたでしょうけど)

 

だからそこにあやかって「ブログは趣味だ」という場合は「書きたいこと」を書けばいい。

更新して満足であれば、好きなように書いて何ら問題はないはずです。

 

一方、「ブログで収入を得たい」方もいれば、「バズる文章を書きたい」方もいますね。

ブログを通じて「何かを得たい!」と志を高く持っている方のことです。

 

そして、もし理想と現実にギャップがあったりブログが思うように書けないのなら

その場合は「読みたいこと」を書くのが得策です。

 

もちろん例外はあります。

「読みたいこと」ではなく「書きたいこと」でも利益を上げたり、バズらせたりすることは十分に可能です。

というか、探せばゴロゴロいます。

 

可能性は無限大。

 

けれど、だからと言って「いつかは利益が出るだろう」とか「いつかはバズるだろう」という精神でキーボードを叩いても、中々に道のりは険しくなりそう。

どこかのタイミングで「読みたいこと」を書き始める第一歩が必要です。

 

ということで本題に入ります。

「読みたいこと」とは何か?

いろいろと調べていく中で、なるほど参考になったサイト様があったので引用。

「自分が○○したい」と思って、消費したところで何も生み出さない。

だけど、「自分が強烈に○○が欲しい」と思って生み出したものは、自分と同じ価値観の人にもしかしたら響くのかもしれません。

(出典:「読みたい」と「書きたい」の違いを考える。それは自分に強烈な需要があるか?|TEMITARS)

 

一理あります。

「読みたいこと」とは、自分が限りなく欲していること、インターネットでずっと検索している状態のことを表していると考えても差し支えなさそう。

 

簡単にイメージできると思います。

例えば、すごく欲しくて、でもなかなか手を出せないような商品を買うとき。

「これでもか!」と言うくらい調べた経験はないでしょうか?

 

形、大きさ、機能、使い方、自分に合うかどうか、メリット、デメリット…

本当に欲しいものに関しては、細部の細部(Google検索10ページくらい!)まで調べるのも当たり前ではありませんでしたか?

 

モノじゃなくていいです。例えば「恋愛」とか。

心から「恋人がほしい!」と思っていたとき、モテる方法だとか、相手に気を向かせる方法だとか、モテるファッションだとか…

徹底的に調べたことはないですか?

 

まさにそれらです。

強烈な「知りたい!答えがほしい!」が「読みたいこと」なのです。

 

また、そこに付随する大切なポイントを1つ付け加えると…

自分が決断するまでに、大まかな情報・細かい情報問わず、膨大な情報を調べたという事実です。

 

『読みたいことを、書けばいい。』を取り上げたテレビ番組の解説ページから引用します。

番組では、緻密にリサーチした情報を書いた上で自分の気持ちを付け加えるのが「人に読まれる文章の基本」だという解説も。

(出典:「林先生の初耳学」で紹介され話題に! 画期的な文章講座『読みたいことを、書けばいい。』に「笑っちゃうぐらい読み物としておもしろい!」と絶賛の声|ダ・ヴィンチニュース)

 

そもそもの話、読まれる記事には前提として細かなリサーチがされていると。

読みたいこと=よくリサーチされた記事だと言われています。

 

本の中では、事象・心象・随筆に関する話題が印象に残りやすいですが、まずそれ以前にリサーチ(調べる)です。

ほぼ日刊イトイ新聞のサイトに、リサーチについて著者の考えが書かれていて参考になります。

ある県の市町村に行って原稿を書く仕事があって、
このあいだも取材に行ったんですけよ。
ただ、町長に聞いた話が面白くなかったんです(笑)。
だから、あさって、もう一回そこに行こうと思ってます。

(中略)

感動が見つけられなかったら、
図書館でもいいし、現地でもいいし、
ひとに会うでもいいけど、もう1回調べに行く。

( 出典:本当に、読みたいことを書けばいい?|ほぼ日刊イトイ新聞)

 

調べに行く

この言葉を見て、どう思いますか?
(必ず外に出て調べろ!ということではないと思いますが)

 

答えはそれぞれだろうけど…

個人的に「読みたい」を書くには対象となる情報に密度が必要で、1時間やそこらでできるものではないんだと痛感しています。

 

「とにかく書こう」でササっと書いた記事というのは、例外はあるにせよ、高確率で自分にとっての「読みたいこと」にはならないのかもしれませんね。

 

また、『おカネの教室』という本を出版した高井 浩章たかい ひろあきさんという方は、こう述べています。

ニヤニヤさせる筆運びのオブラートとキャッチーなタイトルに包まれているが、『読み書け』は恐ろしい本だ。
「これから書く人」はブライトサイドに目が向くかもしれない。
だが、「もう書いている人」にとっては「パンドラの箱」だ。

(出典:『読みたいことを、書けばいい。』というパンドラの箱|note)

 

『読みたいことを、書けばいい。』の中で、”すでに誰かがまとめているのなら無理して書く必要はない”といった文章があります。

 

一見、なんの不思議もない文章ですが…

裏を返してみれば、高井さんの言葉でいうところの

妥協だきょうして書くぐらいならROMってろ」

です。

非常に残酷ですね…。

 

さて、ここらで少し整理してみます。

 

読んで字の如く、なんですが…私なりに分解してみると

  • 読みたいこと=(自分が)調べずにはいられないくらい「知りたい!ほしい!」と思っていること

です。

 

そして「読みたいこと」を書く立場になったときには

  • 綿密なリサーチ(細かく調べる)
  • 他の誰も、自分が「読みたいこと」を書いていない

が前提にあります。
(※2つ目を気にするとマジで書くことがなくなりそうなので…スルーしてもいいと思いますが)

 

例えば「恋人がほしい!」と強く願っている書き手の方がいたとします。

その書き手の「読みたいこと」は何か。

 

きっと「異性のこの言動は脈あり?脈なし?」とか「LINEの返事はどれくらい時間を空ければいいの?」などといったノウハウ記事ではないでしょうか。

 

恋愛記事は飽和状態に近そうなので、オリジナルに富んだリサーチが必要になりそうですが…

この書き手の「読みたいこと」は把握できます。

 

自身の内にある「知りたい!」を発見してみましょう。

「書きたいこと」とは何か?

では、よく言われる「ブログなんて書きたいこと書けばいいじゃん!」の「書きたい」とは何でしょうか?

 

答えは簡単で、前述した「読みたいこと」以外のことです。

 

  • 「今日はこんな場所に行った」という日記的な文章
  • 大したリサーチの伴わない商品レビュー

などの文章は、おおむね「書きたいこと」に分類されると私は考えます。

 

もちろん、それらがダメなのではありません。

“悩める書き手”は『読みたいことを、書けばいい。』の内容を参考にしようというだけであって、もともと日記やコラムで大勢から読まれている実績があるのなら、書きたいこと・書けることをどんどん書けば良いのです。

 

著者も「誰が書くか」について触れていましたからね。

その辺りは前提として覚えておくといいですね。

 

さて「書きたいこと」について、もっと深堀りしていきましょう。
(以下は私の感覚を含んでいるので、参考になるかは不明ですが…)

 

私はよく他の人のブログ記事を見て「うわ~良いブログ!こんな感じで書けたらなぁ…」

と憧れを抱くことがしばしばですが、そんな経験はありませんか?

 

もう1つ、「ブログは過去の自分に向けて書こう」という考えのもとで

「自分ならこんな記事が読みたいな…!」と思考を巡らせてキーボードを叩いていませんか?

 

これらはいずれも「書きたいこと」に分類されるはずです。

 

前者のこれ↓

あああ

このブログ、いいなぁ。

自分もこんな風に書きたいな…!

「書きたいな」という時点で、それはもう「書きたいこと」です。

 

他のブログを読んでマネたいと思った”書き方”とか”言い回し”とか、それこそブログ記事のテーマもそう。

一見「読みたいこと」に思えてしまいますが、結局「マネしたい=書きたい」です。

 

後者↓

あああ

よし!
過去の自分に向けて記事を書くぞ!

【ターゲットは自分】の意味をはき違えてはいけません。

 

時間を忘れて検索を続けるくらい悩みを抱えた自分】がターゲットなのであって(それも情報を網羅もうらするのが前提で)、

大したリサーチもせず、気分のおもむくままに書き上げて、「あぁ良い記事が書けたな!」と満足するであろう自分がターゲットではないのです。

 

  • 何が何でも知り尽くしたい情報がある
  • 自分と同じ思いを持った人を探しているのに(共感したい)、見つからない

そんな感じの、情報にえている自分こそが、真のターゲットです。

「読みたい」と「書きたい」の違いとは?

所々で答えは述べましたが、まとめとして書くと

  • 「読みたいこと」
    ⇒時間を忘れて情報収集してしまうほど「知りたい!」「ほしい!」と思うこと
  • 「書きたいこと」
    ⇒読みたいこと以外のこと

私の中ではこう結論付けています。

 

ブログ記事なら、そこに該当するジャンルを充てていけば充実しそう。

 

また冒頭で述べたように「書きたいこと」は絶対悪!ではありません。

書きたいことを書いて注目を浴びている方もいるでしょう。

 

ですが、もし現段階で理想の自分(=人気がある、稼げる)とかけ離れているならば…

「書きたいこと」より「読みたいこと」を中心にブログ記事を上げていくほうが得策と言えるのではないでしょうか。

 

そんなわけで、足を使わずリサーチ度50%にとどまってしまったわけですが…

私が「知りたい!」と強烈に思った今回のテーマについて終わりにしたいと思います。

 

ブログ更新にちょっとつまづいてしまった場合の手助けになればいいなぁ…。

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