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プライベート

職場に守りたい人がいるんです。同僚の女性なんですけども。

ビジネスライク(一緒に働く仲間として)

ヒューマンライク(人として)

そんな前提で話を進めていきたいと思う。

 

私には今、超絶守りたい同僚がいる

私よりも3つほど若く、元気でエネルギッシュな女性だ。

 

彼女からしてみれば、どうでも良い男の「守りたい!」なんて、まったくいい迷惑なのは明白に違いない。

私が直接口にすることは絶対にないだろう。

 

だが、私の心の中では今までに感じたことのない「守ってあげたい欲」がメラメラと燃えたぎっているのだ…!

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人の不幸を悲しむことができる性格に心を打たれた

ドラえもんの映画『結婚前夜』にて、しずかちゃんパパが残した名言を覚えているだろうか?

のび太くんを信じなさい。
のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。
それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。

 

当時は「うわ~深いわ~!いい言葉だわ~!」なんて思ったりはしたものの

実際は”思っただけ”であって、真に理解はできていなかった。

 

だが、齢30にして唐突に!思ってもいないタイミングで、しずかちゃんパパの名言が「すっ」と腑に落ちるできごとがあり

それ以来、同僚である彼女への接し方が変わったのは事実だ。

 

完璧なる不幸ではなかったのが幸い。

が、ここではっきりとは明示しないけれど、準不幸みたいな、そんな感じのできごとが昨年(2019)私の身に降りかかった。

 

「準」と言えど、まぁそれなりに辛く苦しい局面で

仕事に没頭すれば忘れられるのではないかと、無心で働いてみたりもしたが…

なかなか癒えなかった程。

 

正直辛かった。

転職してきて1年、心の内を吐き出して相談できる人がまだいなくて、いつ撃沈してもおかしくはなかったと思う。

 

しかしそんな中、忘れもしないあの日

私の心が大きく動いた。

 

彼女が、

元気な笑顔と、負けん気の強い性格が印象的である彼女が

 

「大丈夫ですか?」と、涙を浮かべながら私に問いかけてきたのだ。

 

びっくりした。

衝撃すぎた。むしろ衝撃的すぎて、逆に冷静だったと思う。

いや、冷静というか…「どう反応したらいいか分からず、フリーズ状態」と言ったほうが良さそうかな。

 

また、ここで付け加えるべき状況がある。

涙を流したそのときまで、私は負けん気の強い彼女の言動がすこぶる苦手だったことだ。

 

性格の不一致なのか「一緒に働きたくない」「顔を合わせたくない」

なんて、毎日憂鬱になっていた程に苦手意識を抱えていた。

 

「絶対に涙は流さない!」__そんなタイプの彼女。

だけどそんな彼女が、私のために涙を流してくれた。

 

涙の前後のギャップ___フリーズした頭はまったく働かなかった。

けれど、不思議なことに心は180°ガラリと動いていた。

 

私の知らない私が、彼女への見方を変えたんだろうか。

彼女を、身内と同じくらい”信頼できる人間”だと、そう判断したのだろうか。
(無論、彼女からしてみれば良い迷惑だが)

 

コントロール不可能な潜在意識が書き換わった、そんなフリーズだったのかもしれない。

 

しずかちゃんパパの名言に戻ろうと思う。

 

人の不幸を悲しむことができる

そして「それが一番人間にとって大事なこと

 

お世辞にも、彼女の”仕事力”が高いかと問われれば、肯定はできない。
(というか、高められない会社側の責任)

上司からの指摘が目立つときも多々ある。

 

でも彼女の場合、そんなネガティブを圧倒する”人間力”を持っているのは紛れもない事実だ。

しかも、その人間力はとんでもないパワーを持っている。

 

なにせ、1人の人間の意識を180°変えてしまうんだから。

 

会社内の他の人たち(約30名)もとても心配してくれて、それはそれで感謝の限り。

ただ、涙を流してまで心配してくれたのは彼女ただ1人である。

 

そして、そんな彼女を前にして「守りたい!」と思わないワケがどこにあるだろうか。

 

不透明な世の中だし、また女性でもあるから

これから先、私より先に会社を去ることも十分にあり得る。

 

だけど、その日がくるまでは…私は全力で彼女をサポートすると決めた。

 

仕事面で困っているとき、助けを必要としているとき…

できる限り、いや期待される以上に手を差し伸べようと思う。

 

それが私の、彼女に対する「感謝の気持ち」だから。

一緒に働いてたい!と、初めて心から思える人

このページを作成している現時点、会社で誰かが辞めるかもしれないという噂が流れ込んできている

 

私は心配でならない。

当然のごとく、同僚の彼女がいなくなってしまう可能性も0ではないからだ。

 

「一時、上司との相性の悪さに辞めそうになったことがある」

本人の口からそう聞いたことがあったし、積もり積もって溢れてしまったとも考えられる。

 

もしそれが本当だったら…彼女が辞めてしまうことになってしまったら…

ヤバいな…いくらなんでもそれは寂しい。

 

たぶん笑顔で見送ることはできるであろうが…いや、やっぱりそんな結末は嫌だ。

 

社会人生活9年目…

せっかく「ずっと一緒に働きたい!」と心から思える人に出会ったというのに

失うには早すぎる。

 

辞めるかもしれない対象が彼女でないことを切に願う。

 

そして、例えその現実を突きつけられたとしても、100の後悔をしないように

明日からもっと、感謝の気持ちをしっかり言葉にして!彼女に伝えていこうと思う。

 

「いつもありがとうございます!」って。

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