「会費がお引き落としできていませんでしたので、現金でお支払いください」
あれれ?おかしいなぁ。

今まで何も問題なく引き落しできてたのに…

入会したとき、ちゃんと口座の情報を書いたのに…
なぜ、銀行口座からジムの会費が引き落しされなかったのでしょうか?
何かの間違いじゃないの?
今回は、そんな状況になった方へ向けて「お金が引き落とされなかった理由」をご紹介していこうと思います。
理由①:会費未納の約8割は「資金不足」です
スポーツジムで約5年ほど勤めてきた私の経験則でしかありませんが、会費が支払われなかった会員さんのおよそ8割(80%)は
「指定の銀行口座にお金が入ってなかったよ!」
という、いわゆる「資金不足」です。
ちなみに1円でも足りなければ、引き落しされることはなく「未納」となります。

いやいや、私に限ってそんなことはないよ。
もしそんな風に思った方は、一度銀行口座を確認してみてくださいね。
意外とお金が足りていなかったり、そもそも入金されていないかもしれませんよ。
よくあるパターンとして
「スポーツジムの会費支払い用に作成した口座へお金を手動で入れているけど、間違えて別の口座へ入れてしまっていた!」
といったケースは、過去によく見受けられています。
銀行側、もしくは集金代行業者のミスは原則ありえませんから、引き落し前日までには必ず指定の口座にお金が入っているかどうか確認をしておきましょう。
理由②:会費未納の2割は「口座情報の間違い」です
このケースは、スポーツジムへ入会して初回の引き落しができなかった方や、途中で指定口座の変更を行った方に見られます。
スポーツジムの受付では、口座情報を記入する用紙を書きますよね?
記入後、私たちスタッフはその用紙を集金代行業者へ郵送する仕組みになっています。
さらにその後、集金代行業者が各銀行へ用紙を送り、最後に銀行側で
「その口座が本当に存在しているのか?口座に不備がないか?」を確認。
問題がなければ”承認”となり、会費の引き落しが正常に行われるようになります。
しかし、記入した口座の情報に不備があった場合は…もちろん”非承認”。
よくあるのが
- 銀行の支店名が違う
- 口座番号が違う
- 口座名義人が違う(夫の口座なのに妻の名前が書いてあるetc)
- 文字が汚くて読めない
- 印鑑が違う
こういった理由。
なので、口座情報の記入を間違うと未納になってしまうのです。
口座情報の承認・非承認は、結果が出るまでに2週間から3週間ほどかかる場合があります。
それこそ、非承認だった場合は再度用紙を記入したりと手間になりますので、銀行口座の情報は正確に記載・押印するようにしましょう。
理由③:ネットバンキングの承認作業がされていない
これはかなり限定されるので、1割にも達しませんが…
ネットバンキング…主にセブン銀行なんかでは、マイページから承認作業を行わないと引き落しが始まらないケースがあります。
ネットバンキングは、その利便性の良さから印鑑が不要だったりすることが多いですよね。
でもそれは、逆を言えば「不正されやすい」ことにもつながります。
誰かがあなたのネットバンクでジムへ登録して、不正に利用する…なんてこともあり得なくもない。
なのでそれを防ぐために、ネットバンクのマイページ宛てに
「銀行口座の登録をしようとしてるけど、間違いないよね?」
というメッセージが入ることがあります。
そして、そのときに承認作業(承認ボタンを押すだけ)をせずに放置してしまうと、例え口座の情報が間違っていなくても「口座不備」として処理されてしまうのです。
経験上、セブン銀行はそういうシステムになっていますから、該当する方は気を付けて見るようにしてくださいね。
他のネットバンク(住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行など…)の方も、確認はしておいたほうが良さそうです。
面倒かもしれないけど…確認はしましょうね!
口座引き落としでの清算って、ちょっと面倒に思えます。
しかし、ジムを利用するというサービス(=形がない)である以上は、どうしてもしょうがない部分があることはご理解いただければと思います。
「利用する代わりにお金を払う」という取引を正常に行わなければなりませんからね…。
それはジム側も会員さん側も同じです。
口座にお金が入っているか
自分の口座登録に使った印鑑
口座番号などなど…
調べるのはちょっと手間がかかってめんどくさい気持ちは分かりますが、後からもっとひどくならないよう、入会時や引き落し日前には確認をするようにしましょう。
ということで今回はこの辺で…
おわり
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