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プライベート

【感想】ロバート・キヨサキが薦めた1冊『入門経済思想史 世俗の思想家たち』

1953年、ロバート・L・ハイルブローナー著

入門経済思想史 世俗の思想家たち』を読みました。

 

およそ500ページ。

読解力がないので、読み終えるまで2か月半くらいかかってしまいました。

しかも、ほとんど内容は覚えていないという始末。

 

ただ、読んでいて面白さを感じ、

「もっと経済の歴史について学びたいなぁ」と意欲が出てきました。

 

良書とめぐり会えた記念として、このページで所感を残しておきます。

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経済を学ぶ”教科書”にみちびいてくれたのは…

初めからこの本の存在を知っていたわけではありません。

とある本が『世俗の思想家たち』にみちびいてくれました。

 

とある本とは…↓

『金持ち父さん貧乏父さん』で有名なロバート・キヨサキ氏。

その彼の自著『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』です。

ロバートキヨサキの『キャッシュフロー・クワドラント』』

キヨサキ氏は、このように述べています(注1)

私が読んだ本の中で、とくにためになったのはロバート・ハイルブローナーのThe Worldly Philosophers(世俗の思想家たち)だ。
『国富論』を著したアダム・スミスにはじまり、歴史に残る偉大な経済学者・経済の専門家を取り上げたこの本は、BとIのクワドラントで活動したいと思っている人の必読書だ。

 

どうにかこうにか、会社員ではなく”B”(ビジネスオーナー)として生きたいと考えてます。

その延長線上で金持ち父さんの本に行き着いたわけですが…

 

まさか1冊の自己啓発書が、経済を学ぶための教科書を紹介してくれるとは。

これはとてもラッキーでした。

 

経済的に自立するためには、『世俗の思想家たち』のような教科書が必要です。

資本主義をうまく生きていくために、過去をのぞくことが大事だという声はよく聞かれます。

 

うろ覚えですが、かの偉大な投資家ウォーレン・バフェット氏。

彼は、車で有名なフォード社の昔の財務諸表を見たりしているらしいですね。

 

過去から学ぶという点では、経済もビジネスも同じなのでしょうか。

もっとたくさんの本を読んで学び続けたいですね。

アダム・スミス、カール・マルクス・・・有名な人物はおさえておきたい

『入門経済思想史 世俗の思想家たち』

この本の中では、偉大な経済学者や専門家の「思想」や「生い立ち」がえがかれています。

  • アダム・スミス
  • カール・マルクス
  • ソースタイン・ヴェブレン
  • ケインズ
  • シュンペーター

 

経済を学ぶ以上、少なくとも有名な人物はおさえたいところ。

上記だと、やはりスミスやマルクスでしょうか。

 

著者のハイルブローナー氏は、本の最後に「読書案内」としておすすめの本を残してくれてます。

カール・マルクスといえば『資本論』です。

第一巻が「最良の入門書」とのこと。

 

また、マルクスに関する新しい伝記を読むのなら

  • マクラレン『マルクス伝
  • エドマンド・ウィルソン『フィンランド駅へ

これらがおススメだとハイルブローナー氏は述べています。

 

ソースタイン・ヴェブレン(1857ー1929)は、この本で初めて知りました。

ただ経済界ではかなり有名な人物みたいです。

 

ヴェブレンの著書『有閑ゆうかん階級の理論』は、かなりクセがあって読みづらいとのことですが…

いずれ(私の読解力が上がったら…)は読んでみたい1冊。

 

ちなみに、今挙げた本をはじめとする数々は、かなり読解力が求められます。

私のような経済初心者は、心が折れてもなんら不思議ではないように思えます。

 

その一方で、やさしくかみくだいてる本もあります。

たとえば、飲茶やむちゃ氏の『史上最強の哲学入門

『史上最強の哲学入門』

堅苦かたくるしい文章はいっさいありません。

スミスとマルクスのことなら、この本から学んでみてもいいでしょう。

 

千里の道も一歩より

まずはどんなかんたんな本でも「読む」ことからスタートしていきましょう。

「分かった!」と思えるまで読み直します。

『入門経済思想史』

ロバート・L・ハイルブローナー
『入門経済思想史 世俗の思想家たち』

読んでみての感想などを書きました。

 

ほとんどの内容は理解できていません。

単純に「あ、経済の歴史っておもしろそう!」と感じたに過ぎません。

 

私の経済の学びは、まだスタートラインにも立っていないので…

まずは1歩ずつ、かんたんな本からでも学んでいけたらなぁと思います。

 

あと50回くらいは読み直すことになるでしょう。

“B”(ビジネスオーナー)へ進むための1つの過程として、経済をたくさん学びます。

★今日の発見★
経済の歴史…奥が深いです。
その人物がなにを考えていたのか?
そして、その人物がいたときの時代背景はどうだったのか?
いろいろな視点から学んでいきたいと思います。
※参考文献
注1)ロバート・キヨサキ. 『改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』. 筑摩書房. 2013年, 244P

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