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プライベート

『なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?』私の”生き方”を変えたキセキの1冊

ふとしたときに、過去を思い出すことがあります。

で、いつも「人生が変わったのはここだな」と感じるシーンにたどり着くんです。

 

2015年、24歳。仕事でたまった疲れが残る休日。

書店でたまたま目に入った1冊の本。

頭がボーっとする中で、それでもバチッと衝撃しょうげきが走りました。

 

なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?(著:小林正観)』

 

そういえば、入社1年目の部下に「今度おまいりしに行くんだよね」と言ったら

女性

私は神とか信じてませんから!

なんて返されたっけな。

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自分の”生き方”について真剣に考えるようになった

激務で心身にストレスがかかっていた日々

この本に出会う前、私の生活はまさに地獄じごくそのものでした。

 

というのも、当時つとめていた会社の新規店舗オープンにたずさわっていたわけですが…

まぁ”少数精鋭せいえい“をいいことに、奴隷どれいのような労働をいられました。

 

お店オープンから約1か月は、5:00~26:00までの長時間労働。

朝の開店準備、お客さんのお出迎え、接客、電話対応、掃除、アルバイトへの指示出し、事務作業、閉店業務、閉店後の書類整理、そこからの事務作業。

終わらないときは、お店で寝ることもありました。

 

「これは違うだろ!」

「お前が今やるべき仕事はそれじゃないだろ!」

「もっとしっかりやれよ!」

頭が思うように働かず、毎日のように上司に怒鳴どなられる日々。

 

マジできつかった。

歩道橋の上から「ここから落ちたら、楽になれるかな」と考えたことも。

 

「辞める」という選択肢、本当に出てこないんですよね。

そういう思考を経験したことのある方なら分かると思います。

 

1日だけ、かなり寝坊ねぼうしてしまった日がありました。

急いで出勤したあと、上司の口から出てきた言葉は今でも覚えています。

 

お前は本当にあり得ない

お前がどういう環境で育ったのか見てみたいよ!

 

一生忘れることはできません。

遅刻した私だけならまだしも、私が関わってきたすべての人たちを否定したのですから。

 

新規店舗オープンにおける私の激務は、今思い出してもゾッとします。

 

まとめサイトなどで、そういう経験談をかたる人はいたけれど…

まさか自分の身にりかかってくるなんて、思いもしてませんでしたから…。

 

激務が少しずつ落ちついてきた段階で、はじめて精神科にかかりました。

先生から「きみ、重度だね」と言われたことも忘れられません。

テキトーな人生ではなく、学び続ける人生を歩む

ですが、今だからこうやって言えるのかもしれませんが…

私が体験した辛かったこと、それはなんだかんだ”自己責任”なんだろうな…と。

 

当時は本を読んだりして勉強することはありませんでした。

ゲームやDVD鑑賞、街中をブラブラするだけだったり。

 

そういった娯楽産業をディスるつもりはまったくありません。

だけど”私にとっては”、それはテキトーな人生を送ることでしかなかったのです。

 

テキトーな人生を歩いてきたから、遊んでばかりの学生気分が抜けていなかったから…

その結果として、つらい日々を体験することになったんだと思います。

あくまで私の体験についての話です。
「テキトーな人生送ってたらダメだぞ!」という押し付けをしたいわけではありません。

 

さて、そんな中でめぐり会った『なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?』という本。

 

私がすべての罰を受け終わったからなのか?

それとも救いの手だったのか?

 

いずれにせよ、当時の私はかなり救われました。

自分の生き方をじっくり考える機会を与えてくれたんです。

 

テキトーに過ごしてきた日々とは打って変わって。

資格取得、読書、副業、その他学び…

この本をきっかけに、自発的な毎日を過ごすようになりました。

 

本の内容は自己啓発に過ぎません。

また学びを深めたといっても、2021年の私はフツーのサラリーマン。

お金持ちでも、有名人になったわけでもありません。

 

ごちゃごちゃ悩むし、イヤになることだってくさるほどある。

目に見える変化は、ほとんどないでしょう。

 

ですが、読書をはじめとする「学び」を始めてからというもの…

年齢を重ねるだけでは身につかない思考を、いくらかでもつけられたかなと思っています。

学びは終わらない!日々いろいろなことを学んでいきます。

『なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?』

この1冊と出会ってから6年がちました。

 

今、私の手元には100冊ほどの本があります。

自己啓発、思想、古典・・・

ジャンルはややかたよっているものの、知識や知恵はおどろくほど増えました。

 

過去につとめた会社のできごとはまだ許せないけれど…

あの激務がなければ、今の私は存在していないことになります。

 

そう考えると、ひとまずは「ありがとうございました」と言っておくべきなのかもしれませんね。

今は別の会社で働いていますが、同業です。

偶然でも会う機会があったら、お礼を言いたいと思います。

 

そして、私の学びはまだまだ終わっていません。

学びそのものが仕事に活きなくても、必ず「よかった」と思える日がくるはず。

 

これからの人生、深い後悔に悩まされないように…

日々学びを継続していきたいと思います。

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