仕事をするときは「なぜ?」という疑問を大切にするといいんですよ。
それがきっと、あなたの「仕事力」を上げてくれると思いますから。
『Q思考 シンプルな問いで本質をつかむ思考法』(ウォーレン・バーガー)
この本を買ったのは2016年くらい。
月日は経ちましたが、私の仕事に対する意識をガラリと変えてくれた至高の1冊です。
「なぜ?」という思考は仕事のクオリティを上げる
これ、すごくためになる考え方だったんですけども
これから携わるだろう1つ1つの仕事に対して
「なぜ?」と疑問を持つことで、最高の結果につながるんですよね。
TOYOTAで導入されている「なぜなぜ分析」を知っていますか?
5回の「なぜ?」を繰り返すことで問題の本質にたどり着ける、効果的な方法です。
今回の「なぜ?」もそれに近い感じがあってですね。
1日だけでも良いので、ぜひ!やってみてほしいと思います。
私もこの本を読んでから、実際に「なぜ?」って、最初に思うように心がけていたんですが
結果として、今まで見えなかった景色がパッと現れました。
“私の場合は”の話ですけど
ある日、与えられた仕事をするにあたって「ちょっとこれはメンドクサイな…」
そんな風に思ったときがあったんです。
時間はかかるし、完成するまでの過程もたくさんありすぎて…
あまりにも非効率な仕事でした。
そして今までの私なら、渋々「分かりました」と答えていたでしょう。
グチをこぼしながら、時間に追われながらやっていたと思います。
ただ、そのときは違いました。
まず、「なぜ?」と頭の中に疑問を置いてみることにしたのです。
「なぜ、こんなメンドクサイことになっているんだろう?」
「なぜ、この仕事に多大な時間をかける必要があるのだろう?」
みたいな感じで。
単純なことです。
単純に「なぜ?」という疑問を置いただけです。
でも、不思議なことに色々と行動するようになりました。
自分なりに探ってみたり、他の社員に聞いて回ったり…
さて、結果どんな成果を得ることができたでしょうか?
なんと、その「メンドクサイ」に特別な理由なんて1つもなくて
- 改善しようとしてたけど、誰も手をつけてなかった
- そもそもその分野に強い人がいなかった
ということが分かったのです。
幸い、私はその分野にある程度の知識があったので、仕事のやり方を改善。
時間短縮につなげることができました。
「なぜ?」という疑問を持つことを知らなければ、私は100%イヤな思いをしながらその仕事をやっていたことでしょう。
それを考えれば、本当に『Q思考』を読んでいて良かったと思います。
本の内容は、どちらかというと「イノベーション」
革新的なサービスを生み出す上で、創業者の思った「なぜ?」について深堀りされています。
ただ一方では、私たちのような会社員であっても、参考になる内容がたくさんあります。
「なぜ?」の力は偉大なんですよね。
まずは「なぜ?」と思うことから始めよう
社会人として、正社員として業務に携わるようになってから
その1つ1つに対して「なぜ?」と疑問を持ったことはありますか?
なんでも良いです。
掃除でも、書類作成でも、部下の教育でも、なんでも!
仕事と言える仕事に、です。
もしかしたら「なんでこんな仕事やらなきゃいけないの?」
そんな風に、ちょっとグチっぽい形で「なぜ?」となったことはあるかもしれないですよね。
そして、それ以外では「言われたからやる」とか
「決まっている仕事だからやってる」とか
「上司からの指示だから」という理由で、とりあえずやっている
そんな感じだったんじゃないですか?
もしそうなら、さっそく今日から「なぜ?」と自分に問いかけてみませんか?
仕事の内容、仕事の手順、進め方、使うもの・・・
1つ1つに対して「なぜ?」と、まずは思うだけでも良いと思うんです。
もちろん最初は何の変化も起きないかもしれません。
「だから、何?」という状態が続くこともあるでしょう。
でも「なぜ?」と問い続けていく内に、必ずたどり着く場所があります。
それは私のように、自分の得意分野に持ち込めることかもしれないし
例えば他の誰も理解していない、その仕事の目的を知ることかもしれません。
分かる人に聞いてみて、そこから考えてみよう!
という風にもなり得ますよね。
いずれにしても、それらはあなたの”仕事力”を高める大切な要素になるのではないか?
そう私は思っています。
まずは「なぜ?」と疑問を持つことからです。
明日からやってみませんか?
「なぜ?」について多くを学べる良書です!
『Q思考 シンプルな問いで本質をつかむ思考法』
今回このページでは概要の説明はしていません。
しかし、仕事に対しての見方が変わりましたし
「あ、なるほど!ためになるわぁ!」と思う内容もたくさんありました。
「なぜ?」と疑問を持ってみたくなる、そんな感じなので・・・
ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
「なぜ?」
その問いかけが、すごく大事です!
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