たくやきです。
2018年の1月で勤めていた会社を退職しました。
どちらかというと会社や職場に対してのマイナス要因が9割、プラス要因が1割という、非常にネガティブ先行で辞めてしまったわけなんですが…。
でも、今となっては別に後悔していることはないし、むしろすっきりしています。
現在は貯金を切り崩しながらの生活が続いていますが、同時に今だからこそ知ったことや学んだこともあるので、今回は会社を辞めて独立したいと思っているけど、モヤっとしているあなたに向けて知っておいてほしいことをお伝えしようと思います。
①会社を辞めて得るもの・失うものを知ろう!
会社を辞めると、得る(もらえる)ものと失う(疎遠になる)ものがぽつぽつと出てきます。
合わせて5つくらいあるので順に説明していきますね。
得るもの1:自由な時間
得るものと失うものの中で一番インパクトがあるのが【時間】です。
1日24時間の内、これまでは会社に少なくとも8時間、多ければ10時間オーバーを費やしていた時間が一気に自分のものになります。
早朝7時や8時に起きる必要もなければ、満員電車に揺られたり、朝の渋滞に巻き込まれることもありません。
嫌いな上司や怖い客に怒られることもなく、煩わしい人間関係に費やすことも一気になくなるので、その分の時間はすべてあなたのものなります。
もしかしたら会社勤めをしているあなたは気づいていないかもしれませんが、本当に時間は大事です。お金も大事ですけど、それ以上に時間の方が大事なものです。
過ぎ去った時間は絶対に取り戻せないし、時間が無限にあるならまだしも人間には寿命がありますから本当に1分1秒無駄にしてはいけないと思うようになりました。
私はというと、得た時間を使いこうやってブログを書いたりしていますが、一番うれしいのは【考え事できる時間】が増えたことです。

私は自分の性質上、考え事しているときが一番心が安らぎリラックスできるんですけど、人と関わる時間が多い接客業だったので「あー…またクレーム対応か…」とか「終わらせなきゃいけない仕事ありすぎる…帰れない…」と自分の時間が全然取れませんでした。
でも思い切って抜け出したことでそれが解消されたので、良かったかなってつくづく実感しています。
あなたにも、あなたのやりたいことや成し遂げたいことがあると思いますので、会社を辞めるとそこに時間を費やすことができるようになりますよ。
得るもの2:退職金
会社を辞めると退職金がもらえます。(一部もらえない企業もあるようですが…)
金額は働いた年数に応じてなので、勤めた期間が短くなるにつれて金額も下がってはきますが、私は約3年勤めておよそ毎月の給料2か月弱くらいの退職金が支給されました。
一般的には、退職後に中退共というところに書類を郵送することで後日振り込みでもらうことができます。
次に書く失業保険給付と合わせれば、4か月~半年くらいは働かなくても食べてはいけると思いますので少しは安心できますね。
得るもの3:失業保険給付
会社をクビになったとしても、自己都合退職だったとしても、手順を踏めば失業保険を受けることが可能です。
最寄の職業公共安定所(ハローワーク)に行って受付、そこから少し間(3か月くらい)が空きますが、月に数回職探しやセミナー参加などの【求職活動】を行うことで失業保険を受け取れます。
会社から一方的に切られてしまった場合は自己都合退職よりも多く給付がもらえる場合があるのですが、20代ですと3か月が一般的なようです。
その職場に長く勤めれば勤めるほど、辞めたときに受け取れる失業保険給付の日数は増えますから例えば10年以上勤めてて自己都合退職した場合は4か月受け取れるようです。
上の画像を参照してください。
失うもの1:給与・賞与
ここからは失うもののパートに入っていきます。
まず1つは毎月入ってくる給料や年1~2回支給されるボーナスです。もちろん会社を辞めるわけですからこういった収入も途絶えます。
フリーになるにしろ、転職するにしろ、一時は職なしの状態になります。また退職金や失業保険を受け取れるにしてもそれまで期間が開きますので、ある程度の貯金は必要になるかと思います。
貯金の金額はその人によって変わってきますが、私はおよそ100万の貯金からスタートしました。
そこに退職金や今後、失業保険の給付も受ける予定です。
子どもはおらず、奥さんとの2人暮らしなのでまだいいんですが、これが例えば家族持ちの場合であればおよそ2倍くらいの貯金は目安として見ておくといいかもしれません。すでに生活できる収入があれば別ですが。
失うもの2:(良い意味での)人間関係
会社内でのギクシャクした人間関係や、嫌いな客から離れることができるのは【得るもの】としてカウントしましたが、反対に良好な人間関係を築けた同僚や上司、部下、そしてお客様とも離れてしまうので、それは失うものです。
無論、辞めてもたまに会ったりする機会はあるでしょうけども、大体の場合は疎遠になったりしちゃいますよね。
私は仕事上ちょっとしたアイドル業に近いものがあって、ファンになってくれたお客様が結構いてくれたんですが、それを手放して(裏切って)しまったことはだいぶ損失っていうか、罪悪感と言うか…申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そういう、仲が良かった社内の人間や客なんていなかったよ!っていう場合は失うものが1つ減っているのでどうってことないですが、思い入れが強い場合は喪失感が出てきちゃいます…。
ここまで、得るものと失うものを挙げてきました。
②変なことは考えちゃだめ!「辞めます」の一言だけでいい!
私が最初に「この会社を辞めて独立しよう!」と考えたのが2016年8月くらいでした。
そこからは必要だと思われる資格を取ったりだとか(結局使えませんでしたが)、ビジネスに関わる本を読み漁ったりだとかでスキルやマインドを磨くようになったんですが…。
同時に職場内での人間関係やお客様とのやり取りが苦痛になることも増え、早く会社を辞めたいと思うことが多くなってきたんです。
でもあるとき気づきました。「辞めるとか言いづらい…」と。
「会社に拾ってもらった身なのに辞めるとか自分勝手だよなぁ…」
「え、逃げるの?とか言われたくないなぁ…」
そんなネガティブなことばかり考えていて、なかなか「辞めます」の一言が言えずにずるずると引っ張ってしまいました。
最終的に、2017年の10月に【転勤】というきっかけができたのできっぱり言うことができましたが、独立するぞと決意してから辞めますと言うまでに1年以上かかってしまいました。
正式に退職したのは2018年1月ですから、1年半くらいでしょうか。
随分と時間を浪費しましたね。
さて、何が言いたかったかというと「変なことは考えなくてOK」ということです。
日本人という性質上、どうしても会社に過剰な恩を感じてしまったり、職場の負担とか人間関係とか考えちゃったりするんですが、辞めると決めたらそれ以外は考える必要はないんです。
私は「せっかく拾ってもらったのに…」って罪悪感の塊があったわけですが、よくよく考えると採用するのって企業として当然のことですから自分が特別なんじゃありません。
その証拠に、採用してくれた上司からは「残念だけど、頑張れよ!」と声をかけてもらいました。
そうなんです、あなたは特別な人間じゃないから別に辞めたって構わないんです。
どうせまた、新しい人材が現れて会社は回っていくのですから、何も変なことは気にしない。あなたに必要なのは「辞めます」と言うちょっとした勇気だけでいいんですよ。
③自己分析をしよう!
「世の中の大半の人は、自分が誰なのかさっぱり分かっていない」
お金持ちになるために~的な、とある本で読みましたが、こんな感じで気になる文章がありました。だからこそ資本主義経済のもとで嫌な思いをしながら働いている人が多いのでしょうね。
十分なお金を得て自由な生活を望むのであれば、多くの人の上に立たないといけません。そしてそのためにはまず「自分が誰なのか?」をはっきりさせておく必要があります。
私は学生のときに自己分析をまったくと言っていいほどしていませんでした。やり方が分からなかったし、単純にめんどくさかったからです。しかしその結果として、ストレスを抱えて仕事をする生活になってしまっていたのです。
でも社会人4年目で独立しようと決意していろいろと自己分析をした結果、お金はまだ十分ではないけれど、ストレスを抱えないで生活する日々を手に入れることができましたよ。
あなたも独立して人生をより良いものにしたいんですよね?毎日ハッピーに過ごしたいんですよね?
だったらまずは自己分析してみましょう。方法は簡単、まず1冊本を購入してテストを受けるだけです。
これをやるだけでも自由な生活に1歩近づくんですから、やらない手はないですよ!他にも自己分析ツールはたくさんありますが、一番いいのはこの本を買うことです。

人生はすべてにおいて、自己責任。
自己分析しないままで毎日を追われるように生活するのも、自己責任。
どうせ自己責任なら、どんどんプラスの方向に進んでいきたいですよね。
④本を読み、文字を書き、価値を提供し続けよう!
独立するからには、それなりのスキルが必要になってくるのは言うまでもありません。
でも、じゃあ一体何をすればいいのって話になるんですが、必要なのは3つ。
- 本を読むこと
- 文字を書くこと
- 価値を提供すること
順番に説明していきます。
本を読むこと
読書はしなくてもいいと、某有名人が言っておられましたが、その人はすでに莫大な資金を集めるスキルがあるからで、あなたはそこまで特別な人じゃありませんから本を読みましょう。
何を読むか。
お金の教養に関する本、歴史の本を中心に、あとは自分が専業にしたいと思う仕事に関する本を読むといいでしょう。特に、日本人はお金に関する教育をほとんど受けていないのでマネーリテラシーの本は絶対に読んだ方がいいです。
直近だとこの2冊を読みました。
どちらもお金の教養に関わる本なので、ぜひ見ておくといいでしょう。兎にも角にも学校では絶対に習わないので、自分で学ぶしかありません。
この資本主義経済の中で成功したいのなら、お金の教養はまず学ぶべき最重要項目であることは間違いないでしょう。
文字を書くこと
最近私も力を入れているのがこの項目です。何の仕事をするにしても、現在は絶対にインターネットを使用しますので、それに伴って文章を書く力が求められます。俗にいう『コピーライティング』ってやつですね。
ネットで物を売る場合は、セールスが文章によって構成されますので必然的にこのコピーライティングの能力が求められるわけです。
とある人がこう言ってました。
「コピーライティングは特殊スキルだ」と。
なぜ特殊なのか、それは文字を書く量が普通の人間は圧倒的に少ないからだそうです。
なのでコピーライティングを身に着けるにはとにかく文字を書く(打つ)ことが必須ですね。
具体的には、自分が面白いと思ったブログやランディングページ(よくある「1か月で〇〇万円稼いだ方法!」みたいなページ)、メールマガジンなど、なんでもいいのでそれをテキストエディタでひたすら打ち込むだけ!
これでコピーライティングの力はメキメキと伸びていくはずです。私も現在取り組んでいます!確かに、他人のブログなどをコピーしていると自分でも同じような文章を書けそうな気がします。
ぜひやってみましょう。
価値を提供すること
本を読んで、文字を書いて(コピーライティングを学んで)、そして次のステップは自分の知っていること、持っているものを他の人にも提供していくことです。
これが自分のビジネスになっていくのでとても重要な項目です。
と言っても、「特に自分しか知らないことってほとんどないしなぁ…」なんて悩んでしまう場合がほとんどだと思います。私だってそうです。
しかし、あなただけのものは必ず何か存在しています。なのでそれを探しましょう。先ほど説明した自己分析をして自分を深く知ることで、提供できるものが見つかってくるかもしれませんから。
そして、見つかったらあとは出し惜しみせずに教えてあげること。
大切なのは、その情報や商品に価値をつけるのではなく、あなた自身に価値をつけること。要はファンを付けろということです。そのために知っていることをバンバン公開していくのです。
情報やモノはサービスで、商品はあなた自身。
もう、時代の流れ的にモノが売れる時代ではないというのはあながち間違ってはいません。「これ買ってくれますか?」はもう古いんですね。
大事なことなのでもう一度言います。
「あなたに価値をつけること!あなたのファンを見つけること!」
そのために自己分析をして、本を読んで、文字を書いて(コピーライティングを学ぶ)いくんですよ。
終わりに:一歩踏み出せば自然と導かれる
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
最後まで見ていただけたのなら、マインド的にはあなたはもう最初の一歩を踏み出す準備は整っているはずです。
技術面は後からでも十分習得が可能なので、勇気を出してあなたが考える成功への道のりを歩んでみてはいかがでしょうか?
大丈夫!夢や目標があって、それに必要なマインドとツールを見つけていけばきっとあなたは自然と導かれるはずです。そしてたとえ躓いてしまったとしても学んできたことは絶対今後の役に立ちますので。
幸せな生活を送る日々に向けて、動き出しましょう。
おわり
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