投資・金融読書感想

【読書】お金の知識を磨く小説本『おカネの教室』を読んだ感想

マネーリテラシーってすっごく大事!

こんにちは、たくやきです。

 

いつ頃からか、「お金の教養を身に着けたい!」と意欲が湧いてきたので勉強を続けています。

そして恐らく5冊目くらいであろう、今回買った本がこちら↓

読んでみたところ、いろいろな意味で楽むことができましたよ!

 

今回は、本書について私なりの読書感想文と言ったところですかね。

この記事を読んで「あ、なんだか面白そうだな」と感じたら、ぜひ記事中に貼ってあるリンクや最寄りの書店にて購入してみてください!

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『おカネの教室』を購入したきっかけとか

前から結構気になっていました。

「あれ、なんだかカンタンで面白そう…これならすぐお金の知識が身につくかも…?」

とドキドキしていたような気もします。

 

しかし、書店で最初にこの書籍を見つけたとき、購入には至りませんでした。

私が書籍を購入する際、ネットやらで情報を集めて「よし、買おう!」と決めたものに対し、一目ぼれで購入してしまったものは理解できずに終わってしまうことが高確率だったからです。

手に取ってパラパラめくってみたものの、これまでの経験を思い出してすぐに棚に戻しました。

 

ですが、書店に足を運ぶたびに気になって気になってムズムズしてしまうのは、私がお金について学びたいからなのでしょう。

そう、私はお金が大好きです。

もしかしたら人一倍、お金に対する執着心が強いのかもしれません(たぶん)。

 

過去に「人生、お金じゃないよ!もっと大切なことはたくさんあるよ~!」

そんな無責任な言葉を10回くらい口から出してしまったこともありますから、さぞかし私はお金を欲していたのだと、今の私はそう感じています。

そして、今でもお金は欲しい(変な発言はしませんけども)。

 

ということで、ついに私の中では”お金の知識”という名の「お金の欲望」が「一目ぼれで書籍を購入しない意思」を超えて、書籍をレジに持っていくに至りました。

なんてことはない。

ただ「お金を稼ぎたい」「お金が欲しい」というだけのことです。

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しかしそれでも、人生にお金はつきもので、お金がなければ生活はできません。

この書籍はおよそ1,600円でしたが、『おカネの教室』を読むことで1円でも多くのお金が私の財布に入ってくれるのなら、1円でも多く財布に残ってくれるのなら、安いもんだ。

レジでお金を払うとき、私の潜在意識がそう捉えたのは間違いないと思いたいです。



本書を読むことで、お金の知識はどれくらい身につきそうか

今回、この記事では深く書籍の内容を説明しません。

私が述べるよりも、amazonの購入者レビュー的なのを見たほうが身になりますからね。

ここでは私が思ったこと・気づいたことをガシガシと書くだけなのです。

 

さて、私が『おカネの教室』を読んでどれくらいの知識がついたのか。

「あ、なるほど!」「この視点は面白い!」と、どれくらい関心を持つことができたのか。

 

「たぶん」の話になってしまいますが、実際はその他のお金の教養を学ぶ書籍と大差はありません。

「あ、これは前に読んだ本にも書いてあったな!」と気づいたページがたくさんあったのは事実。

およそ300ページありますが、大体2~3時間で読み終えるくらいには読みやすかったです。

 

しかし、これは既に5冊ほどの教養本を読んだ私だからこその話。

これからお金の知識を身に着けたいと考えている方はどうだろうか?

 

これはあくまで私の意見ですが、図解などがあまりなかったといった点を踏まえると「この1冊があればお金の知識はバッチリだよ!」とは言い難い。

書籍についてる帯には「お金と経済がストンとわかる!」なんて書いてありましたが、”ストン”まではいかないのかな?と思いました。

 

ただ、誤解を招くので述べますが、この書籍には他の教養本とは違う楽しみ方、違う学び方があるのです。

 

1つの強みとして「小説」であること。

私がすらすらと読むことができたのは、ストーリー性があって頭でイメージするのが容易かったからでしょう。

登場人物は、中学生の男女2名と先生1名。お金に関する授業をする、自己啓発マンガではよくあるような設定ですね。

 

ですが、ストーリーがイメージしやすかったから、図解などがなくても文字だけで「なるほど」と思わせてくれるのは小説好きにはもってこい。

また、主人公が中学生の男女というだけあって、ちょっとした青春漂う場面もちらほら。

すべて読み終えた後は、なんというか・・・哀愁漂うといいますか、そんな感じ。

 

私は書籍でも映画でも感情的にぐっときてしまうことがあるので、この書籍にはその印象が強く残っているんですよね。

逆を言うとそれが強すぎて、本題の「お金を学ぶ」という点では論理的な部分が頭にすんなり入ってこないこともありました。

(※既に基礎知識があった為に、よりストーリーにのめり込んだのかもしれませんが)

 

少し脱線してきたので戻します。「お金の知識はどれくらいつくか」に関して…

私自身は、既に数冊のお金に関する教養本を読んでいたおかげがありました。

なので『おカネの教室』では、「新たに何かを学ぶ」というよりかは「知っていることの再確認」の意味合いが強かったように考えられます。

(もちろん、初めて知ったこともありましたよ)

 

一方、初めてお金に関する書籍を読む!といった方にとっては、独特のストーリ性と中学生でも分かるレベル(?)の解説があるので安心して読めるのかも。

図解が多くないのはちょっと残念でしたが、「なるほどね」となるポイントは複数あります。

 

また、お金の教養を身に着けたいと考えている方に、あえてお伝えすると(私も大して教養があるわけではないのですが)…

この1冊だけで解決しようとせず、様々な書籍を漁ってみるのが良いのかも。

探してみれば、お金に関する本はたくさんありますよ。




ちなみに、私がお金の教養を身に着けていく段階で一番「ほぉ~」と関心したのはYouTubeのとある動画です。

 

お金が欲しい!と考えている方は私を含めてたくさんいるでしょうけども、お金が欲しいのであれば「経済の仕組み」は知っておいて損は絶対にないと思います。

また、この動画を見ておくことで、今回のような書籍を見るときに理解しやすくもなります。

中学や高校で習ったときよりも、楽しく観ることができる動画ですよ!

 

というわけで、「お金の知識がどれくらい身につくのか」について、明確な答えは出せないのでそこは申し訳ないのですが…

学べることが必ずあるのは事実であると、断言できますね!

格差は広がるばかり。その中でお金を稼ぐにはどうしたら?

『おカネの教室』では、お金に関するあらゆる情報と、稼ぐための方法も少しではありますが取り上げています。

さて、本書の最後の方、登場人物の1人である先生は、生徒2人に対して

「ワタクシは我々の世代の一員として未来の世代に謝りたい。リーダー達がノブレス・オブリージュを忘れ、金に目がくらんで平和の配当を無駄にした世代の一員として」

このような謝罪をしているのです。

(「ノブレス・オブリージュ」についての説明も書かれていましたが、とても簡単に言うと「上流階級が庶民に奉仕をし続けること」らしいです。)

 

私は経済について学んだことはありませんので詳しくは分かりませんが、広がり続ける「格差」について発言する先生をイメージしただけで、ちょっとブルーな気持ちになったのは確かです。

現に今の世の中は格差がどんどん広がっていますよね。

富めるものは富み、貧困はさらに貧困に、そんな世の中は今後も続いていくのかもしれない。

 

しかし、現実は現実であって、どんなにグチを言ったって今の世の中は変わらず回り続けるのです。

ですから、動かなくてはいけません。私(達)は行動を起こす必要があるのです。

 

深い深い貧困の闇に飲み込まれないように、必死になってお金を稼ぎたい!

私は本書を読んでからより一層、そう考えるようになりました。

 

別に、会社を辞めて独立しようとか、そんなことを言いたいわけではありません。

恐らく、の話にはなりますが、まずはできるだけ多くの人から信頼されるような人格者になればいいんじゃないかな?と思うんです。

 

稼ぐためのノウハウ・知識はもちろん大事。

でも一番大切なことは、やっぱり人格ではないでしょうか。

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ちょっと頭が疲れてきてしまったので、この辺はまたの機会に追記していこうと考えてます。

まぁ、何が言いたいかって・・・

「しっかり稼いでしっかり使う」

 

そんな風になってみたいんです。

もっともっと、お金の勉強をしていきたい。うん。




まとめ:まさに青春小説!知識もつくし、読んでおいて損はなし!

ということで、最後は大分グダグダになってしまいましたが…

お金の教養を身に着けたい方、お金を稼ぎたい方はぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

 

小説でもあるので、大分読みやすい部類かと思われます。

「たかがお金」なのか、「されどお金」なのか・・・ただ、どっちにしてもお金を賢く稼いで、賢く使っていきたいですね。

ムダにため込むのだけはご法度ですよ!

 

お金について、みなさんで勉強しましょうよ。

おわり

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