せっかくの人生、賢く生きて幸せになりたいですね。
こんにちは、たくやきです。
何気なくスマニューを見ていたら、こんな記事に巡り合いました。
外部記事:「正しく生きるな、賢く生きよ」。世界中で愛読されている名作から学ぶ人生訓
パルタザール・グラシアンという方の書籍『賢人の知恵』を紹介していて、私は「なに!こんな面白そうな本があったのか!」と一目ぼれ。
さくっと、楽天ブックスでぽちりました!
さっそく読んでいますが、中々に(というか、かなり!)面白く、「教科書」という言葉がぴったり当てはまっているような気がします!
今回は、こちらの書籍を読んでみての感想や、思ったことなどをパラパラっと書いていこうと思います。
ただの読書感想文です。(ちょっとおススメもしてますが!)
「あぁ、そうなのね。」くらいの感覚でお読みいただけると幸いです。
興味さえあれば、中学生でもすんなり読めちゃう!
『賢人の知恵』という、そのタイトルだけ見て、私は「面白そう!…だけど書いてあることは結構むずかしいんだろうなぁ…」と、そう考えてました。
しかし実際に読んでみると、構成はすごいシンプル。
恐らく、原作(?)みたいなのは難しいのでしょうけども、今回紹介している「エッセンシャル版」については、サクサクと読み進めていくことができます。
ページ数はおよそ200。
多いように見えて、実はよくある「〇〇の有名な50の言葉」みたいな感じで、大事な部分を抜き取って紹介するパターンです。
1ページ1ページ書いてある文字の量は少なく、しかし、「ほえ~なるほど~」と考えさせられる内容が凝縮されているのがポイント!
なんといっても、17世紀(1600年代)からず~~~~っと愛読され続けているわけですから…これはもう「人生の教科書」と言っても過言ではありませんよね!
もちろん、世の中にはたくさんの人がいますから、それぞれの生活・それぞれの人生があって当然です。
ですが、少しでもまっとうな人生を歩むために(何をもって”まっとう”なのかは考え物ですけど)、少しでも良い世の中を作っていくために…
この教科書はもっと読まれてもいいと思うのです!
『賢人の知恵』は”教科書”であり、それ以上でもそれ以下でもないと感じた。
こちらの書籍、とてもためになるのは間違いありません。
私がこれまで読んできたものの中でも、ここまで分かりやすく、考えさせられる内容は他にはないような気もします(言い過ぎかな?)。
ということでおススメをしているのですが…一方で、読んでみて私がはっきりと確信したこと。
それは、「『賢人の知恵』は人生の教科書であり、人生の教科書である!」です。
ちょっとかっこよく哲学チックに書いてしまいましたが、本当のことだからしょうがない。
また、最初に言っておきますが、別に批判をしているわけではありません。
強く、”教科書=人生の基礎を築くための読み物”であると説明をしたいだけなのです。
何が言いたいのかって、私が書籍を買った理由と、『賢人の知恵』が導くものに相違があるってこと。
ちょっと何言ってるのか分からなくなるので私のことを書きます↓
私が書籍を買った理由は…賢くなりたいから、ではなかった!
『賢人の知恵』を読みながら、ふと頭をよぎりました。
「あれ?オレ…この本を読んで何がしたいんだ?」と。
かれこれ、数冊ほど同じような書籍を読み漁ってきた私。
福沢諭吉の『学問のススメ』なんかも、かれこれ10回近く読んでいます。
過去記事:【読書】福沢諭吉『学問のすすめ』を読んで感じたことがある

渋沢栄一の『論語と算盤』や、ラッセルの『幸福論』などなど…
昔から読まれている偉人の書籍は、わりかし好きです。
しかしながら、「なぜ、そういった書籍を読みたがるのか」について深く考えたことがありませんでした。
人格者になりたかったから?それとも、社会を変えたかったから?(壮大すぎてワロタ、です)
はたまた、それらから得た知識を、いざというときに見せびらかしたいからでしょうか。
たぶんどれでもなくて、私は単純に「自力で稼いで、お金に余裕がある生活をしたい」だけ、という結論に至りました。
そして、この結論に至ったとき、少しミスをしていたことにも気づきました。
夢見がちな私は、「お金の教科書」と「人生の教科書」を混同してた。
恐らく、というか確実に、私が望むのは「お金に不安のない生活」です。
まぁ、誰しもが思うことなのかもしれませんけど。
近年では、社会人の平均年収が下がっていると言われていたような気がしますので、お金が欲しいと思う方は多いんじゃないかなぁと予想してます。
過去記事:私の年収が400万円になるまでの道のりと気づいたことを書いた

あまり言いたくはないですが…当の私も、リアルタイムで不安を抱くことが前からありました…。
「あぁ、もっとお金があったらなぁ…こんな不安な思いをしなくてもいいのに…」
そんな感じで、時間をちょっとつぶしてしまったり。
とにかく、お金が欲しかった!
それで、そんな願望を胸に、いろいろとGoogleで調べていくと…遭遇するんですよね。
「こうすればあなたもお金に困らない生活を送れるのだ!」というキラキラしたブログや、人に。
当然、夢見がちで流されやすい私ですから、あっさりと釣られてしまったわけです。
詳細は省きますが、詐欺などには引っかからなかったものの、「会社に縛られない自由な生活!」的な思想は染みついてしまった私。
なんとしてでも自分の手で稼いでやりたい、という強い思いを持ったので、上記で挙げたような書籍に手を出し始めましたってわけですね。
しかし、しかしですよ?私はこの記事を書いている今日まで、気づけなかったのです。
お金が欲しいのであれば、稼ぐためのノウハウやらが記載されている書籍を漁るべきだったのに、それをせずに、人生のバイブルばっかり読んでいたんです。
お金に関する勉強をしなかったわけではありません。
過去記事:【読書】お金の知識を磨く小説本『おカネの教室』を読んだ感想
過去記事:お金の知識をどれくらい持ってますか?将来に備えて勉強しよう!
ですがそれ以上に、上記のような「人生の教科書」に関心を持ち、そして「人生の教科書=お金持ちになる本」という誤った思考を持ってしまっていたのです…。
あくまで人生の教科書というのは、人間関係を円滑にするだとか、人生に関する考え方だとかの解説に過ぎず、お金持ちになる為のノウハウなんて書いてない!
うっかり!人生の教科書と、お金の教科書を混同していました。
それでも、多くの人にとって「人生の教科書」は必要だと思う。
余裕がある生活を送るためには、お金の本を読まなければいけませんでした。
しかしながら前述した通り、私は何を勘違いしていたのか、人生の教科書ばかり読んでいたわけです。
これはうっかり!で済む話ではない。稼げたであろうお金を稼げなかったのだから。
ただそれでも、今回読んだ『賢人の知恵』をはじめ、数冊における”人生のバイブル”を読んで損をしたわけではないと感じています。
確かに、知るべき知識に相違があったのは事実ですが、これらの書籍と、稼ぐための書籍には少なからず関連性があると考えたからです。
つまり…お金を稼ぐということは、世の中をうまく渡っていくことが求められます。
そして、世の中をうまく渡っていくには『賢人の知恵』に記載されているような大事な知識・知恵が必要です。
こういう関連性あるんじゃないの?!と。
さて、見開きのページに「あ、これは否定できん」と思った言葉があるので引用~。
知識はすべてを可能にする。知識がなければ、この世は闇だ
どんな物事に対しても言えることですね…。
「無知」はヤバイ。本当にヤバイのです…。
ということで話は戻りますが、「人生の教科書であり人生の教科書である」・・・今回紹介している書籍は、すごく簡単に言えば「教養を高める本」です。
一方で、お金を稼ぐのに必要な情報がぎっしりつまっているわけではありませんから、そういう知識を得たい!という方は、別途で読むべき書籍が他にもあるということになります。
ただし!!
この書籍を読んで稼げるようになるかは不明であるにしても、稼ぐ前の段階として、学ぶべき必要な要素(教養・知恵)が詰まっているのは確かです。
結局は必要なものだということ。
まぁ、「絶対に読んだ方が良い!」
こういうことですね…(笑)
今こそ、人生の教科書に手をつけるとき!
長々と、そしてグダグダと、私の感想やら何やらを書いてきました。
この記事を読んでくれた方がどれくらいいるかはさておき、このページを見ているそこのあなたは『賢人の知恵』との接点ができたわけです。
これも何かの縁ではないかな、なんて。。。そう思う次第でございます。
最寄りの書店でも販売されているだろうし、ネットでも簡単に買えますから、この機会にぜひ!人生の教科書を買ってみてはいかがでしょうか。
あなたの今後の人生がより良いものになりますよう、応援してます~
おわり
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