以前ニュースで、「年金は払えないかもしれないので、自力で2,000万円貯めてね」などという驚くべき発言があり、大ニュースとなりました。
また消費税が10%に上がることも確定していることから、我々一般人はお金に対しての正しい知識を身につけていく時なのかもしれません。
そこで今回は、お金について非常に勉強になる”ひろゆき氏”の書籍『これからを生きるための無敵のお金の話』をおススメしていきます。
この記事では、私が当書籍を読んで感じたことや、学んだことを一部紹介。
読んでおいて損はありませんから(後述しますが、とても読みやすい!)、ぜひ書店やネットで購入してはいかがでしょうか?
お金は貯めるべきか、使うべきか…それは自分の頭で考えてみることが大事だと学んだ
私が当書籍の中で一番衝撃を受けた内容は、次の一文。
資産を作るには、お金を使わないで貯めることが一番大切です。
運用する・しないについての話題の中で出てきた文面ですが、金融資産の知識がないのであれば、下手に使うよりも貯蓄に回してしまったほうがいい
そのように述べられていたのです。
そして、上記の一文以降の内容は、

え…マジか…
と、心の中で呟く程度ではありますが、私が培ってきた【常識】を崩すに容易であったことは言うまでもありません。
運用!運用!と世間で広く言われている中、まさかひろゆき氏の書籍で

お金は貯めたほうがいい
などと書かれているなんて、思いもしませんでした。
私は【お金は使ったほうがいい】という考え方にしがみついていた
ここ最近のお金にまつわる本や自己啓発本を読んでいて、

お金は使ったほうがいい!
どんどん使って経済を回そう!
そんな意見が多い印象を抱いたことはありませんか?
給料をあげたくてもそう上手くはいかない世の中ですから、お金は貯めたくなるけれど…

でも、お金を使わないと循環しないし、給料なんて増えませんよ?

お金は天下の回り者なんです!
さあ!お金を使いましょう!
…と、有名人を始めとして、そんな啓蒙が増えているような気がしていました。
また、そんな時代の流れ(?)にあっさりと乗せられてここまできた私ですから

きっと、ひろゆき氏も同じようなことを言ってるに違いない!
などと今回の書籍を読む前には、ある程度の予想はしていました。
いや、というよりも”数年前から信じていた【お金を使うこと=正義】という公式が100%正解であり、他のどんな著名人にも否定されるべきものではない”ことを確かめたかった。
と言ったほうがしっくりきます。
恐らく、その公式に肖り、減っていく貯金額に目をつむりながらも、ガシガシとお金を払った過去の私自身が否定されることに、ひどく恐怖を抱いていたのかもしれません。
そしてそれを隠すように、自分は絶対に間違っていなかったのだと自分に嘘をつき、ムリヤリ納得させていたのです。
でも、いざ蓋を開けてみると(書籍を読んだら)

お金は貯めましょう!
冒頭で述べたように、私がこれまで信じてきたことが一瞬にして崩れ落ち、そこまでショックではなかったにしても

う~ん…なんだかなぁ…
やるせない気分になったのは事実。
私は、お金の知識をつけるために良かれと思って様々な書籍を読んでいたわけですが、いつの間にか「お金は使わないとダメ」という考えにひどく毒されていたようです。
ひろゆき氏の書籍が私に教えてくれたこと
しかしながら、なんだかホッとしている私もいるんですよね。
理由は明白で、”お金持ちの肩書”を持つひろゆき氏が「お金は貯めた方が良い」と断言してくれたことで、私の中の凝り固まった考え方がほぐれたから。
お金は使わなくてもいい。
お金は大事に持っていてもいい。
「お金は天下の回り者」だと思わなくてもいい。
そんな風に教えてくれたからです。
そして、この書籍を読み終えて初めて

お金の扱い方に正解・不正解なんて存在しないんだよな~。
全部自分次第ってことね!
これに気づくことができたのは大きい。
確かに、お金を使ったほうが良いのは事実でしょう。
みんなでお金を回せば給料も上がるかもしれません。
また、書籍内でも言われている通り、「自分が成長できるもの」や「自分が本当に必要としていること」にお金をかけるのも大事。
それらはいずれ、お金以上に大きな利益を運んできてくれるはずです。
ただ、現時点でそこまで懐が暖かいにも関わらず、むやみやたらにお金を使うことはただの消費で終わるだけ。
だから必要なことに費やす以外では、お金は貯めておいたほうが賢明だと、氏は教えてくれました。
勘違いしてほしくないのは、私は決して、ひろゆき氏が全面的に正しいと言っているわけではありません。
繰り返しになりますが、当書籍を通して理解したのは「お金の使い方は人それぞれで問題なし」であること。

お金は〇〇に使った方がいいよ
などという多方面からの声に従うのではなく、自分の置かれた状況を把握して、自分の頭で考えてお金の使い道を考えることが重要です。
お金の教養を学び、そして周りに流されず自分の意思を尊重する姿勢こそが、今後の人生で必要となるポイントなんだと学ぶことができました。
ひろゆき氏らしい、ガツガツしすぎない"ゆるい"本だからこそ魅力を感じて購入に至った
数あるお金の本の中で、「ひろゆき」という文字を見ただけで

あ!この本買ってみよっと!
と、中身も確認せずにレジまで持っていった私。
読み終えた後にちょっと考えてみたんですが…どうやらひろゆき氏の
- お金持ちの肩書
- 並外れたビジネススキル
- とても柔軟な思考
この3つの要素が、私の心を突き動かしたように思えました。
特に3つ目の「とても柔軟な思考」について…
ここ数年で増えに増えた"刺激の強すぎる自己啓発本"とは、比較にならないほど行動に身を結ぶ不思議なパワーを感じます。
誰とは言いませんが、よくある「今すぐ行動しよう!」とか「とにかくやれ!」とか。
それこそ「お金はどんどん使おう!」も代表的な一文ですよね。
読者をやる気にさせる啓発本ってたくさんあって、中身もけっこう面白かったりします。
でも実際は、いざ読み終わってみても中々行動に移せない自分がいました。
あれだけ「やれ!」と背中を押されたのに、なぜか読み終わって満足してしまい、それ以降はまたグウタラな生活に戻る・・・
つまるところ、「自己啓発本中毒」・・・いろいろと学んでいるように感じて、実は出版社のカモになっていたんですよね、きっと。
本の業界も、結局はビジネスですから…。
ただ、ひろゆき氏の場合はそうではないと思います。
なんて説明すればよいのか分かりませんが、なんというか…「考えるきっかけ」を与えてくれるんですよね。
前述のお金を使う・貯めるもそうですが、世間が

お金を使えば経済が回る!だからお金使おうよ!
こんな風潮になっている(と私は思っている)のに対して、ひろゆき氏は

お金は貯めたほうがいい
と、Aという答えに対してBの答えを提示しました。
みんながそうだから!世間はこうだから!と、同調しているところに絶妙なパスを入れてくることが、ひろゆき氏の書籍には多いんです。
凝り固まった固定観念を崩してくれるのです。
※氏の書籍を全部見たわけではないんですけども(笑)
ですから、そんな柔軟な思考に満ち溢れたひろゆき氏のエッセンスを、自身の生活に取り入れてみるのは非常に有意義なことに違いありません。
さて、ちょっと文章書くの疲れてきたのでこの辺で終わりになりますが…
兎にも角にも、当書籍は「なるほど!」と思わせて、そしてお金について考えさせてくれる内容です。
ひょっとしたら、あなたの凝り固まった考えもほぐしてくれるかもしれませんから、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。
きっとあなたの身になると思いますよ。
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