春になると、ほやほやの新入社員に研修をすることが多くなってきました。
研修しながらつくづく思うのですが…教える側もなかなかてこずりますね。
さて、私はここ最近「伝え方」に気を遣うようにしています。
というのも、人によって「分かった!」と理解できる教え方が違うみたいです。
新入社員に合った「伝え方」を、教える側が知っておく必要があるようですね。
そして私がそこに気づくきっかけとなった「〇〇脳テスト」が下図↓
職場の方数名にやってもらったことがあるのですが、的中率は高いと感じました。
ちなみに私は「うさ脳」でした。
あなたは何脳ですか?
「ばばば~っとやってね!」では伝わりにくい人もいる
新入社員(女性)に腕や指を組んでもらった結果、「ささ脳」だということが分かりました。
「論理的にとらえ、論理的に処理」
物事を筋立ててマジメに考えるタイプ。
几帳面で努力家。
「論理的」というと、フワッとした表現で分かりづらいですが…
おそらく仕事で言えば、”曖昧な感じ”の教え方にピンとこないタイプなのかもしれません。
「ささ脳」の話をしたら、新入社員はこう言っていました。

昨日、〇〇さん(先輩社員)に
『ささっとやって、バババっとこうして!』
って教えられたんですけど…
さっぱり分からなくて…
もちろん個人差はあるのでしょうけれど、彼女のような論理的なタイプに
- ササっと
- ババ~っと
こういった”感覚的”な表現は、うまく伝わらないことが分かります。
もしかすると、「少し」とか「これくらい」などの言い回しも危うい可能性がありますね。
筋道が立った考え方をする「ささ脳」タイプには
- 掃除はここからここまでを、この手順で
- この備品はこの位置に
- A4サイズ縦で、タイトルの文字は赤色で
上記のような、明確な基準を伝えてあげられると良いのではないでしょうか。
もちろん「ババ~っと」のような感覚的な表現で伝わる人もいます。
たとえば、私は「うさ脳」タイプ。
「直感的にとらえ、論理的に処理」
完璧主義・自分で決めたい・個性派
「あ、大体こんな感じでやればいいんだな!」で、うまく物事が進んだりします。
ですから「曖昧な表現はダメ」というわけではないと思いますが…
明確な指示もできるよう、準備をしておきたいところですね。
職場の人の「〇〇脳」が分かれば、スムーズに仕事ができるかも?
さて、「ささ脳(論理的)」である新入社員の子へ

ササっとやって~
バババ~っとやるんだよ!
と、感覚的な指導をした先輩社員(女性)にも、数か月前に腕と指を組んでもらったことがあります。
結果は…「さう脳」
インプットは論理的、アウトプットは感覚的ということで、わりと当たっていました。
おそらく彼女自身は、仕事の内容は論理的に把握しており、一方で指導するときは感覚的な表現に変換しているのだと考えています。
1人1人が様々な捉え方、そして表現の仕方がありますので、良い悪いの話ではありません。
大事なのは、目の前の相手がどんな風に処理をして、どんな風に表現するのか。
そこを見極めてコミュニケーションをとることではないでしょうか。
相手のタイプを知れるだけでなく、話のネタにもなる「〇〇脳テスト」。
まずはホヤホヤの新入社員や、仲の良い職場の方に「腕組んでみて!」と聞いてみてはいかがでしょうか。
あなたのタイプ、そして何か思い当たる節があれば、ぜひすぐ下のコメント欄にて教えてください!
お待ちしております。
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